競艇界において最も古い歴史を持つボートレースダービーの開催が近づいてきました。
2018年の出場選手や開催日程、優勝選手予想などを書いていきます。
目次
1976年ぶりに蒲郡で開催!2018年ボートレースダービー
第65回目となるSGボートレースダービーは42年ぶりにボートレース蒲郡で開催されます。
なお、2019年10月22日から開催される第66回ボートレースダービーはボートレース児島(岡山県)と決定しています。
ボートレースダービーは全日本選手権競走が正式名称で競艇界では「ダービー」や「BD」とも呼ばれています。
2018年のボートレースダービーは一味違います!
ナイター開催のボートレースダービーは今回で2回目なのです。
1953年から始まったボートレースダービーの開催地をご覧ください。
回 | 開催年 | 開催地 |
---|---|---|
64 | 2017年 | 平和島 |
63 | 2016年 | 福岡 |
62 | 2015年 | 浜名湖 |
61 | 2014年 | 常滑 |
60 | 2013年 | 平和島 |
59 | 2012年 | 福岡 |
58 | 2011年 | 平和島 |
57 | 2010年 | 桐生 |
56 | 2009年 | 尼崎 |
55 | 2008年 | 丸亀 |
54 | 2007年 | 平和島 |
53 | 2006年 | 福岡 |
52 | 2005年 | 津 |
51 | 2004年 | 福岡 |
50 | 2003年 | 戸田 |
49 | 2002年 | 平和島 |
48 | 2001年 | 常滑 |
47 | 2000年 | 戸田 |
46 | 1999年 | 戸田 |
45 | 1998年 | 福岡 |
44 | 1997年 | 唐津 |
43 | 1996年 | 福岡 |
42 | 1995年 | 丸亀 |
41 | 1994年 | 常滑 |
40 | 1993年 | 戸田 |
39 | 1992年 | 平和島 |
38 | 1991年 | 尼崎 |
37 | 1990年 | 戸田 |
36 | 1989年 | 住之江 |
35 | 1988年 | 多摩川 |
34 | 1987年 | 平和島 |
33 | 1986年 | 桐生 |
32 | 1985年 | 福岡 |
31 | 1984年 | 住之江 |
30 | 1983年 | 平和島 |
29 | 1982年 | 桐生 |
28 | 1981年 | 浜名湖 |
27 | 1980年 | 唐津 |
26 | 1979年 | 福岡 |
25 | 1978年 | 住之江 |
24 | 1977年 | 福岡 |
23 | 1976年 | 蒲郡 |
22 | 1975年 | 住之江 |
21 | 1974年 | 住之江 |
20 | 1973年 | 住之江 |
19 | 1972年 | 住之江 |
18 | 1971年 | 住之江 |
17 | 1970年 | 住之江 |
16 | 1969年 | 住之江 |
15 | 1969年 | 平和島 |
14 | 1967年 | 尼崎 |
13 | 1966年 | 住之江 |
12 | 1965年 | 住之江 |
11 | 1964年 | 平和島 |
10 | 1963年 | 住之江 |
9 | 1962年 | 平和島 |
8 | 1961年 | 住之江 |
7 | 1960年 | 若松 |
6 | 1959年 | 福岡 |
5 | 1958年 | 江戸川 |
4 | 1956年 | 浜名湖 |
3 | 1955年 | 福岡 |
2 | 1954年 | 徳山 |
1 | 1953年 | 若松 |
2010年に桐生競艇で開催された時のみがナイターでその他の開催はすべてデイ開催となっていました。
ナイター開催だとデイよりも気温が落ち込むのでエンジンからの出力も変わってくる上に選手も視覚の問題からスタートが難しいと言われています。
2018年のボートレースダービーは万舟がより多く出るのでしょうか!?
ボートレースダービーとは
競艇界で一番歴史が古く格式を持っているボートレースダービー。
優勝選手には優勝旗とダービージャケットが贈られます。
※画像は2017年(第64回)開催で優勝した深川真二選手
優勝賞金は3500万円。
開催 | タイトル | 優勝賞金 |
---|---|---|
3月 | ボートレース クラシック | 3900万円 |
5月 | ボートレース オールスター | 3900万円 |
6月 | グランドチャンピオン | 3300万円 |
7月 | オーシャンカップ | 3300万円 |
8月 | ボートレース メモリアル | 3900万円 |
10月 | ボートレース ダービー | 3900万円 |
11月 | チャレンジカップ | 3300万円 |
12月 | グランプリシリーズ戦 | 1600万円 |
12月 | ボートレースグランプリ | 1億円 |
このレースは人気投票や推薦者などで出場選手が決まるわけではなく、前年度優勝選手や近走のSG優勝選手、この1年で勝率が高かった能力に長けている選手が出場します。
よって男女問わず全国から強い選手が集結します。
優勝選手には金メダル、2位の選手には銀メダル、3着の選手には銅メダルが贈られます。
ボートレースダービーはGRANDE5の対象レースとなっています。
GRANDE5は3億円獲得のチャンス!
グランデファイブは対象のSG5レースで優勝したグランドマスターに対して授与する称号です。
・ボートレースクラシック
・ボートレースオールスター
・ボートレースメモリアル
・ボートレースグランプリ
さらに初めてGRANDE5を達成した選手には3億円のインゴッド(金塊)が贈られます。
ボートレースダービ出走資格
ダービーへの絶対条件としてA1階級であることと選考期間内で160走している必要があります。
選考期間:2017年8月1日~2018年7月31日までの1年間
全52枠のうち、優先出場できる選手を紹介していきます。
2017年優勝選手 深川真二
ボートレースダービーは前年度の優勝選手に出走資格が与えらます。
2017年の優勝選手は7年連続出場で今回が14回目となる深川真二選手でした。
2017年グランプリ優勝戦出場者
1年の締めくくりのSGボートレースグランプリ、優勝選手には最高賞金の1億円が贈与されるこのレースにおいて最終日の最終12R、優勝戦に出場した選手がボートレースダービーの出走権を獲得しています。
・桐生順平
・井口佳典
・峰竜太
・石野貴之
・毒島 誠
・菊地孝平
峰竜太選手を除き、どの選手も5年以上連続でボートレースダービーに出場している常連です。
直近SGボートレースメモリアル優勝者
直前に行われるSG競走において優勝している選手にも出場資格が与えられます。
現時点では開催されていませんが、上記に記載した選手や次に紹介する選手がボートレースメモリアルで優勝した場合は予備選手から繰り上げとなります。
選考期間勝率上位選手
去年8月から今年7月までの選考期間において勝率の高い選手が対象となります。
選考期間のレースは問わないのでSGでもG1でも一般戦でもとにかく勝率が高い選手が出場することになります。
登番 | 選手 | 支部 | 勝率 | ダービー出場 |
---|---|---|---|---|
3897 | 白井 英治 | 山口 | 8.28 | 8年連続14回目 |
3257 | 田頭 実 | 福岡 | 8.00 | 3年ぶり9回目 |
3557 | 太田 和美 | 大阪 | 7.81 | 2年ぶり18回目 |
3941 | 池田 浩二 | 愛知 | 7.81 | 10年連続15回目 |
3783 | 瓜生 正義 | 福岡 | 7.68 | 12年連続19回目 |
3845 | 中谷 朋子 | 兵庫 | 7.67 | 初出場 |
3854 | 吉川 元浩 | 兵庫 | 7.64 | 7年連続17回目 |
4500 | 山田 康二 | 佐賀 | 7.63 | 2年連続3回目 |
3996 | 秋山 直之 | 群馬 | 7.59 | 2年連続5回目 |
3946 | 赤岩 善生 | 愛知 | 7.59 | 4年連続13回目 |
4344 | 新田 雄史 | 三重 | 7.58 | 2年ぶり6回目 |
4337 | 平本 真之 | 愛知 | 7.57 | 3年ぶり5回目 |
4188 | 久田 敏之 | 群馬 | 7.55 | 3年連続3回目 |
3744 | 徳増 秀樹 | 静岡 | 7.53 | 2年ぶり5回目 |
4296 | 岡崎 恭裕 | 福岡 | 7.50 | 4年連続6回目 |
3573 | 前本 泰和 | 広島 | 7.48 | 5年連続9回目 |
3721 | 守田 俊介 | 滋賀 | 7.47 | 6年連続19回目 |
4524 | 深谷 知博 | 静岡 | 7.43 | 4年ぶり2回目 |
4061 | 萩原 秀人 | 福井 | 7.43 | 8年ぶり2回目 |
3388 | 今垣 光太郎 | 福井 | 7.43 | 5年連続19回目 |
3780 | 魚谷 智之 | 兵庫 | 7.41 | 3年連続14回目 |
3415 | 松井 繁 | 大阪 | 7.39 | 11年連続22回目 |
3556 | 田中 信一郎 | 大阪 | 7.39 | 2年連続16回目 |
4371 | 西山 貴浩 | 福岡 | 7.38 | 初出場 |
3942 | 寺田 祥 | 山口 | 7.38 | 2年連続10回目 |
4586 | 磯部 誠 | 愛知 | 7.36 | 初出場 |
4044 | 湯川 浩司 | 大阪 | 7.35 | 3年連続11回目 |
4504 | 前田 将太 | 福岡 | 7.35 | 2年連続2回目 |
3898 | 平田 忠則 | 福岡 | 7.34 | 7年連続13回目 |
3983 | 須藤 博倫 | 埼玉 | 7.34 | 7年ぶり6回目 |
3290 | 倉谷 和信 | 大阪 | 7.33 | 3年ぶり19回目 |
4604 | 岩瀬 裕亮 | 愛知 | 7.32 | 初出場 |
4013 | 中島 孝平 | 福井 | 7.30 | 7年連続10回目 |
3473 | 石川 真二 | 福岡 | 7.28 | 4年ぶり5回目 |
4216 | 星 栄爾 | 静岡 | 7.28 | 初出場 |
4477 | 篠崎 仁志 | 福岡 | 7.25 | 2年連続3回目 |
3944 | 山口 裕二 | 長崎 | 7.24 | 初出場 |
4262 | 馬場 貴也 | 滋賀 | 7.24 | 初出場 |
2992 | 今村 豊 | 山口 | 7.24 | 18年連続29回目 |
3743 | 林 美憲 | 徳島 | 7.22 | 初出場 |
3795 | 金子 龍介 | 兵庫 | 7.21 | 2年ぶり3回目 |
4166 | 吉田 拡郎 | 岡山 | 7.21 | 3年ぶり7回目 |
4451 | 松崎 祐太郎 | 福岡 | 7.21 | 初出場 |
3959 | 坪井 康晴 | 静岡 | 7.21 | 5年連続13回目 |
全45名
2017年の出場ボーターラインは7.15、2016年は7.24、2015年は7.30でした。
2018年は7.21なので平均といったところでしょうか。
出場予備選手
2018/8/30追記:毒島誠選手がボートレースメモリアルで優勝したため、予備選手が繰り上がっています。篠崎仁志選手が繰り上がり出場となります。
2018/9/26追記:3944/山口裕二(長崎支部)より公傷による出場取消届が提出されました。
これに伴い、4530/小野生奈選手(福岡支部)が繰り上がります。
惜しくも勝率が届かなかった選手10名が予備選手となっています。
予備順 | 登番 | 選手 | 支部 | 勝率 |
---|---|---|---|---|
予備1 | 3737 | 上平 真二 | 広島 | 7.20 |
出場決定 | 4350 | 篠崎 元志 | 福岡 | 7.20 |
出場決定 | 4530 | 小野 生奈 | 福岡 | 7.18 |
予備4 | 4123 | 細川 裕子 | 愛知 | 7.17 |
予備5 | 3703 | 鳥飼 眞 | 福岡 | 7.17 |
予備6 | 4547 | 中田 竜太 | 埼玉 | 7.17 |
予備7 | 3590 | 濱野谷 憲吾 | 東京 | 7.17 |
予備8 | 4075 | 中野 次郎 | 東京 | 7.16 |
予備9 | 4503 | 上野 真之介 | 佐賀 | 7.16 |
予備10 | 4236 | 松村 敏 | 福岡 | 7.16 |
予備選手は出場予定選手のケガや違反・失格があった場合、繰り上げ出場となります。
また、ボートレースメモリアルにおいて優勝した選手が上記51名に挙げられていた場合、繰り上げ出場になるのでまだ出場のチャンスはあります。
管理人の予想ではボートレースメモリアルの優勝選手は上記の中から出ると思うので上平真二(広島)選手が繰り上げ出場になると思います。
ボートレースダービー(蒲郡)開催概要
開催地:ボートレース蒲郡 ※クリックするとGoogleマップが開きます
開催日程:2018年10月23日(火)~2018年10月28日(日)
タイトル:第65回ボートレースダービー
概要:開催は全6日間の日程で行われます。
まず開催初日から4日間が予選となり各順位に応じて選手には得点が付与されます。
そこから得点率を算出して上位18名の選手が5日目の準優勝戦へと進みます。
準優勝戦で2着までに入った選手は最終日6日目の優勝戦へと出場することができます。
ボートレースダービー得点表
ボートレースダービー予選においては各着順で得点が振り分けられていきます。
得点表 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 | 失格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
予選 | 10 | 8 | 6 | 4 | 2 | 1 | 0 |
ドリーム戦 | 12 | 10 | 9 | 7 | 6 | 5 | 0 |
・待機行動違反・不良航法-7点
・失格・自責転覆-5点
・他責失格0点
得点率が高い選手が準優勝戦へと進むことができます。
ただ、出走する数が多い選手は必然的に得点が上乗せさせるため、得点の合計から出場したレースの数で割って得点率を算出しています。
例えば予選で合計5レースに出場して48点だった選手の得点率は
48÷5=9.6点 |
上記のようになります。
ドリーム戦だけが得点が異なります。
ボートレースダービー過去優勝
過去10開催において優勝した選手と決まり手をチェックしていきます。
開催年 | 開催地 | タイトル | 優勝 | 決まり手 |
---|---|---|---|---|
2008年 | 丸亀 | 第55回全日本選手権 | 丸岡 正典 | 抜き |
2009年 | 尼崎 | 第56回全日本選手権 | 松井 繁 | 逃げ |
2010年 | 桐生 | 第57回全日本選手権 | 瓜生 正義 | 差し |
2011年 | 平和島 | 第58回全日本選手権 | 池田 浩二 | 逃げ |
2012年 | 福岡 | 第59回全日本選手権 | 丸岡 正典 | 差し |
2013年 | 平和島 | 第60回全日本選手権 | 瓜生 正義 | 逃げ |
2014年 | 常滑 | 第61回ボートレースダービー | 仲口 博崇 | 逃げ |
2015年 | 浜名湖 | 第62回ボートレースダービー | 守田 俊介 | 逃げ |
2016年 | 福岡 | 第63回ボートレースダービー | 瓜生 正義 | 逃げ |
2017年 | 平和島 | 第64回ボートレースダービー | 深川 真二 | 差し |
2018年 | 蒲郡 | 第65回ボートレースダービー | 守田 俊介 | 逃げ |
2018年も出場する選手は
松井 繁
瓜生 正義
池田 浩二
守田 俊介
深川 真二
以上の5選手です。
どの選手にも要注目となりますが2010年、2013年、2016年と過去3回ボートレースダービーで優勝している瓜生正義選手には今年も注目しておいて間違いないでしょう。
2018年ボートレースダービー優勝選手予想
2018年のボートレースダービーを予想していきます。
優勝する可能性が高い選手を何人かピックアップしてみました。
赤岩善生(42歳)愛知支部
毎年グランプリ出場を目標にしていますが今年は蒲郡で開催されるダービーと公言しているほどです。5月の宮島周年で優勝してからは7月のG2モーターボート大賞でも優勝するなど好調なのが伺えます。蒲郡の地では一番強い選手なので優勝戦出場の可能性は非常に高いと思われます。
峰竜太(33歳)佐賀支部
ボートレースダービー出場選手の中で一番勝率が高い選手です。去年のグランプリにも出場していますが今、一番注目されている選手かもしれません。2018年も下関の周年記念制覇に加えて2つのG3タイトルで優勝しています。特にナイター開催を得意としている印象があるのでボートレースダービーでも優勝を目指せるのではないでしょうか。
プロ予想!ボートレースダービー2018はこれで当たる
2018年のボートレースダービーにおいて最も当たりやすいサイトをピックアップしました。
直近6ヶ月、蒲郡競艇において的中率と回収率が高い2サイトを発見しました。
サイト名 | URL | 的中率 | 回収率 | 検証 |
競艇ロード | https://boatroad.jp/ | 78.6% | 237.8% | 結果 |
フルスロットル | http://boat-full.net/ | 60.6% | 299.5% | 結果 |
どちらも無料の予想があるのでその結果を見て判断するのもいいと思います。
ボートレース蒲郡 概要
塩分濃度が低い海水で潮の満ち引きの影響はほぼ受けません。水面の広さは各競艇場の中でもトップクラス。広々しているため、対岸に衝突する危険性も少ないので他の会場よりもスピードを出しやすい。
・モーター → 減音
・水質 → 汽水
・干満差 → なし
・レコード → 1.42.8 茅原 悠紀 2011/11/27
所在地 | 〒443-8503 愛知県蒲郡市竹谷町太田新田1-1 |
---|---|
電話番号 | 0533-67-6606 |
交通・ アクセス | ・JR三河塩津駅から300m ・JR蒲郡駅から無料バス随時運行 ・名鉄競艇場前駅から300m ・東名音羽蒲郡インターより15分(オレンジロード経由) |
WEB サイト | http://www.gamagori-kyotei.com/ |
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