この記事では福岡県北九州市若松区に位置するボートレース若松(若松競艇場)について書いています。
予想をする上で重要な水面特徴や、実際に現地へ行く際のアクセス方法を詳しく記載していきます。
若松競艇場が何県にあるのか?わからない人が多いのですが若松は上記で記載した通り福岡県北九州市の若松区に位置しています。
ボートレース若松のキャラクターはカッパのマークのかっぱくんです。
他にもこひめちゃんやわかちゃま、ひめちゃんがいます。
目次
ボートレース若松の水面特徴
まずはボートレース若松の水面特徴について攻略していきます。
ボートレース若松の水面ですが、海に面している会場のため水質は海水となっています。
水質には海水・淡水・汽水がありますがそれぞれの特徴を簡単にまとめました。
競艇の海水・淡水・汽水の特徴
競艇における海水・淡水・汽水。どれも同じ水ではあるものの、選手からしてみれば雲泥の差と言っていいくらいに走りやすさが変わってきます。
その理由がそれぞれの水質の浮力が異なるためです。
まずはそれぞれの水質の特徴を説明していきます。
海水とは
その字の通り、海の水を表します。
海水は自然に作られたもので必ず海に面しているということになります。
海とつながっているのであれば風による波が発生することは当然ですし、潮の満ち引きも存在します。
潮の満ち引きにおいては選手の目線が変わってきますがそうなるとスタートタイミングも難しくなってきます。
海水を使用している開催地ではいかにそのコースを選手が攻略しているかが鍵になります。
海水だと塩分による浮力があるので体重差が出にくいとされています。
淡水とは
淡水は塩分を含まない水のことを指します。河川や湖はすべて淡水となります。
自然の淡水を使う場合もあれば工場用水を利用することもあります。
工業用水や工場用水においては勘違いされやすいのですが工場から排出される水という意味ではありません。
事業用として使う水道水を工業用水と言います。家庭で使う以外の水道水はすべて工業用水となります。
工場で出た水を使った場合、初勝利やタイトルで優勝を飾った選手が水面に投げられる水神祭はできなくなることでしょう。
淡水でのレースはうねりや波が発生することはほとんどなく堅い結果のレースが続く印象です。
また淡水は海水に比べ、硬く跳ねる傾向があるので選手は乗りにくくなります。
汽水とは
聞き慣れない言葉ですが汽水とは河川や湖などの海につながる部分で海水と淡水が混じり合ったもので半淡水とも呼ばれます。
河川を例に上げると川の水はいずれ海へと流れていきます。その過程において海水と混じり合うタイミングがありますがその部分が汽水となります。
江戸川競艇と浜名湖競艇は河川で開催されますが全国ではこの2つの競艇場が汽水となっているのです。また、ボートレース津も海水が主となりますが海水に近い半淡水となりますがこちらはプールとなっています。福岡競艇に関しても第一ターンマークのみ部分が那珂川の河口部に出ているため、一部汽水となっています。
全国の競艇場の水面情報
全国の水質が海水なのか、淡水なのか、汽水なのかをチェックしてみましょう。
競艇場 | 水質 | 形態 |
桐生競艇場 | 淡水 | 沼 |
戸田競艇場 | 淡水 | プール |
江戸川競艇場 | 汽水 | 河川 |
平和島競艇場 | 海水 | 海 |
多摩川競艇場 | 淡水 | プール |
浜名湖競艇場 | 汽水 | プール |
蒲郡競艇場 | 海水 | プール |
常滑競艇場 | 海水 | 海 |
津競艇場 | 海水 | プール |
三国競艇場 | 淡水 | プール |
びわこ競艇場 | 淡水 | 湖 |
住之江競艇場 | 淡水 | プール |
尼崎競艇場 | 淡水 | プール |
鳴戸競艇場 | 海水 | 海 |
丸亀競艇場 | 海水 | 海 |
児島競艇場 | 海水 | 海 |
宮島競艇場 | 海水 | 海 |
徳山競艇場 | 海水 | 海 |
下関競艇場 | 海水 | 海 |
若松競艇場 | 海水 | 海 |
芦屋競艇場 | 淡水 | プール |
福岡競艇場 | 汽水 | 海 |
唐津競艇場 | 淡水 | プール |
大村競艇場 | 海水 | 海 |
若松競艇場の水面特徴についてですが、水質の前にナイター開催という点に触れておきます。
若松競艇では2004年5月1日からパイナップルナイターと称してナイター開催が実施されています。
競艇業界においては全国で3番目にナイターをはじめた競技場となります。
パイナップルナイターの名称の由来は若松の松という単語を英訳すると「パイン(pine)」になり、親しみを持ちやすくするために「パイナップル」と呼ばれることになりました。
2008年3月からは若松で開催されるすべてのレースが通年ナイター開催となった経緯があります。
水面特徴
水面は海となっていますが、地図を見てわかるように海岸沿いではなく河川も入り組んだ洞海湾と直結している形となります。
潮の干潮によって流れやうねりが発生することもあり、潮位の差で有利となるコースも変動してきます。
最もスタートが難しくなるのは後ろから潮が追いかけてくる干潮から満潮になるときです。
この時はスタートが早くなる傾向にあるのでフライングが発生することも。
地元、福岡支部の選手やベテラン選手はこの特徴を心得ていますが新人選手や若松競艇に慣れていない選手はスタートタイミングが難しくなり、好スタートを切れないという傾向にあります。
また、コースの特徴として1マークが狭く、正面岸までの距離が短いため、舟と舟の間も必然的に狭くなり、インは逃げやすくなります。
1コースの1着率は57%と高いこともこの狭さが関係しているのです。
しかし万舟が出やすい水面という一面もあります。
ナイター開催の若松ですが、夜になってからレースが開始されるわけではありません。
明るい時間(昼)からレースが開催されますが昼に関しては気温が高く、高配当が出やすくなる傾向にあります。
昼は差しが決まりやすい傾向にあるため、明るい時間は穴狙いを、暗くなるにつれて堅い予想をするのがベストでしょう。
若松競艇場(ボートレース若松)への行き方
若松競艇場への行き方を説明していきます。
電車・飛行機・船・車とすべてのアクセス方法を記載していきます。若松競艇場に直接足を運ぶ予定のある人はぜひこのページをブックマークしておいてください。
道に迷う心配もありません。
若松競艇場への行き方
九州の最北部近辺に位置する若松競艇場への行き方です。
若松競艇の住所は「〒808-0075 福岡県北九州市若松区赤岩町13-1」です。
九州ではあるものの、本州に一番近い北九州市に所在するため、山口県下関市から橋を渡って行ける距離です。
こちらの画像は関門海峡(かんもんかいきょう)と言い、北九州市と下関市を繋ぐ関門橋 です。
それぞれの交通機関での行き方を下記にまとめました。
電車で行く場合
車で行く以外、電車を使って若松競艇まで行く場合は飛行機・船ともに共通となります。
博多駅か小倉駅、どちらを使うかで行き方も異なってくるので下記で紹介する船での行き方を参照していただければと思います。
簡単にではありますがオススメの方法を紹介すると…
博多駅から行く場合
最短は51分、2140円ですが価格を優先する場合は1110円・1時間15分で行くこともできます。
最短ルートは、博多駅→JRソニック・にちりんという特急列車で大分行(31分)→折尾駅で降りて筑豊本線若松行(8分)→奥洞海駅でそこから徒歩4分です。
最安ルートは、博多駅→鹿児島本線小倉または門司港行→折尾駅→筑豊本線若松行→奥洞海駅で1時間15分、1110円です。
東海道・山陽新幹線を使って小倉駅まで行っても時間も変わらない上に運賃は4080円と高額なのでご注意ください。
小倉駅から行く場合
小倉駅から無料バスかタクシーを使っていく手もありますがタクシーは料金が高くなりますし無料バスは混雑が予想されます。
時間に余裕がない場合は、小倉駅から(30分)→折尾駅→筑豊本線若松行で奥洞海駅(8分)がおすすめです。このルートだと560円、約40分で小倉駅から若松競艇場に到着できます。
飛行機で行く場合
飛行機で行く場合、北九州空港か福岡空港を使っていくことができます。
それぞれの行き方を説明していきます。
北九州空港から行く場合
北九州空港からまずは一番近い駅まで行くのですが空港に駅がないのでリムジンバスを使って小倉駅まで行くのがおすすめです。
小倉駅からの行き方は次の船で行く項目で説明しています。
一番早い行き方は、北九州空港から徒歩3分→リムジンバスで北九州空港から西鉄黒崎バスセンター(50分)→徒歩4分で黒崎駅へ→JR黒崎駅から鹿児島本線折尾行きで7分→折尾駅でJR筑豊本線若松行き→奥洞海駅で合計1時間20分少々、1,080円です。
一番安い行き方は、北九州空港から→51普朽網駅行[北九州臨空産業団地]に乗り16分で朽網駅に→JR日豊本線小倉行で西小倉駅へ(18分)→鹿児島本線折尾行きで27分、折尾駅→JRで筑豊本線若松行きで8分→奥洞海駅で1時間30分少々740円です。
空港に到着するタイミングにもよりますが約10分の差で340円なので後者で行かれることをおすすめします。
浮いたお金で舟券300円分を購入しましょう!
福岡空港から行く場合
福岡空港から福岡市営地下鉄を使い6分で博多駅まで行きます。
そこから新幹線で小倉駅に20分かけていくか鹿児島本線で30分かけて折尾駅まで行きます。
それ以降は次の項目の船での行き方で説明しています。
福岡空港からの最短ルートは1時間10分、2400円ですが1時間30分、1370円の行き方の方が早くてわかりやすくて安いです。
福岡空港→市営で博多駅→JRで折尾駅→JRで奥洞海駅のルートです。
船で行く場合
船でボートレース若松まで行く場合、「下関港」か「博多港」のどちらかから行くことになります。
下関港からの行き方
下関港は韓国にもつながる国際ターミナルにも対応しています。
下関港から徒歩で7分、下関駅まで歩きます。フェリーターミナルから下関駅東口までは屋根がないので天候に注意しましょう。
下関駅から山陽本線で小倉駅まで行きます。
門司駅で鹿児島本線に直通されているので焦らなくて大丈夫です。
小倉に到着したらそこから無料バス(所要時間約30分)が出ています。
小倉駅から鹿児島本線で折尾駅まで15分かけていき、筑豊本線若松行に乗り換えて10分で奥洞海駅に行くという方法もあります。
奥洞海駅から徒歩4分でボートレース若松に到着します。
博多港からの行き方
福岡県福岡市にある博多港からの行き方です。
まずは博多港から博多駅に行かなければどこに出ることもできません。
西鉄バスを使い、17分で博多駅に到着します。
そこから上記で記載した小倉駅に新幹線で20分かけていくか、鹿児島本線で30分かけて折尾駅に行くかを選択します。
おすすめの行き方は博多駅からJRソニック・にちりん特急大分行きで折尾駅まで行き、筑豊本線若松行きで奥洞海駅まで行く方法です。
車で行く場合
車で若松競艇場まで行く場合は九州自動車道で「小倉東IC」「門司IC」「八幡IC」のいずれかで”北九州都市高速“を通ってきます。
・小倉東IC→車で17分
・門司IC→車で24分 紫川ジャンクション若戸大橋方面へ
・八幡IC→車で30分 紫川ジャンクション若戸大橋方面へ
上記の時間で若戸大橋に合流します。
若戸大橋で交通費を支払います。
普通車:100円
軽自動車:50円
その後、国道119号線を10分走ると奥洞海駅交差点があるのでそれを左に曲がればボートレース若松に到着します。
奥洞海駅の交差点にボートレース若松の案内板があるのですぐにわかります。
無料バス
黒崎駅発
戸畑駅発
小倉・門司発
中間発
ボートレース若松発
出発地は上記の通りですが注意点はSGが開催されている時しか運行していません。
詳細は下記のリンクからご確認ください。
以上がボートレース若松の水面特徴とアクセス方法でした。
この記事で少しでも予想が当たってもらえると嬉しい限りです。
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