2020年3つ目のSGとなるのはグランドチャンピオン決定戦競走です。
スペシャルグレードのため、優勝賞金も高く設定されています。
2020年SGタイトル/賞金
3月 ボートレース クラシック 3900万円
5月 ボートレース オールスター 3900万円
6月 グランドチャンピオン 3300万円
7月 オーシャンカップ 3300万円
8月 ボートレース メモリアル 3900万円
10月 ボートレース ダービー 3900万円
11月 チャレンジカップ 3300万円
12月 グランプリシリーズ戦 1600万円
12月 ボートレースグランプリ 1億円
2019年4月から賞金が改定されていますが今回の新型コロナウイルス対策として無観客開催が続き、売上も大きく低下しているため、2021年からは優勝賞金額が下がる可能性も十分考えられます。
2020年はボートレース宮島(広島県)が舞台となるグランドチャンピオンですが出場選手が決定しました。
目次
宮島競艇:2020年SGグランドチャンピオン 出場選手
開催地 | ボートレース宮島(広島県) |
日程 | 2020年6月23日(火)~6月28日(日) |
開門時刻 | 未定※ |
タイトル | 第30回SGグランドチャンピオン |
優勝賞金 | 3300万円 |
場コード | 17# |
概要 | 全6日間(予選4日間) |
※新型コロナウイルス感染の対策として無観客レースが続行される可能性があります。その場合、一般客の入場はできませんのでご注意下さい。
“GRAND CHAMPIONSHIP”と英表記で記載されますが【グランドチャンピオン】と読みます。
1991年に開催が始まった比較的SGの中では歴史が浅いグランドチャンピオンはグラチャンやGCと略されることもあります。
グランドチャンピオンがどんなレースか簡単に説明をするとSGに出場したことがある選手にしか出場資格が与えられません。
そのため、グランドチャンピオンが初のSG出場となるケースはありません。
グランドチャンピオン出場条件
まず、グランドチャンピオンのグレードはSG(スペシャル・グレード)となっていますがSGは競艇界最高級別であるA1選手しか出場することができません。
A1級選手であることを前提に条件を満たした52名のみがグラチャンに出場できます。
その条件というのが前年度優勝選手やSG出場者となります。
なお出場条件の選考期間は2019年4月1日~2020年3月31日までとなります。
選考期間とは、勝率が高い選手やSG出場回数が多い選手などを決める期間のことだ!グラチャンは直近1年間の成績が出場に影響されることになるゾ!
前年度優勝選手:柳沢 一
2019年のグランドチャンピオン(多摩川)で優勝した柳沢一(愛知)が優先出場権を獲得しています。
登録番号 | 4074 |
---|---|
生年月日 | 1981/04/06 |
身長 | 165cm |
体重 | 53kg |
血液型 | AB型 |
支部 | 愛知 |
出身地 | 愛知県 |
登録期 | 86期 |
級別 | A1級 |
去年のグラチャンといえば静水面と言われる多摩川にも関わらず万舟券が多発していました。
今節でも高配当多発の傾向となるのでしょうか?
また、柳沢一の2年連続グランドチャンピオン制覇も…!?
グランプリ優勝戦出場選手(6名)
2019年SGグランプリ(賞金王決定戦)の優勝戦に出場した6名がグランドチャンピオンの優先出場権を獲得しています。
グランプリといえばSGの中でも優勝賞金1億円と最高峰を誇るタイトルです。
1・石野貴之
2・桐生順平
3・毒島誠
4・白井英治
5・瓜生正義
6・吉川元浩
当然のことながらトップレーサーが揃っています。
これだけでも豪華ですが他にもグランドチャンピオンの強豪となる出場選手が多数います。
ボートレースオールスター優勝選手(未開催)
2020年5月26日からボートレース住之江で開催されるSGボートレースオールスターで優勝した選手がグランドチャンピオンに出場できます。
すでに2020年グランドチャンピオンへの出場が決定している場合は予備選手から繰り上がっての出場となります。
なお、2020年初のSGとなるボートレースクラシックは吉川元浩が優勝しています。
2019年もSGクラシックで吉川元浩が優勝し、続くSGオールスターでも吉川元浩が優勝とSG2連覇を達成しました。
今年もこの流れになってもおかしくありませんね!
(吉川元浩はすでに2020年グランドチャンピオンへの出場権を手にしています。)
選考期間SG優勝戦完走選手
選考期間内におけるSGで完走した選手、すなわちSGの優勝戦においてスタート事故や転覆を起こさなかった選手となります。
こちらは多数の選手が該当しているため、この記事の下部にまとめて記載していきます。
SG予選得点上位選手
選考期間内におけるSGの予選合計得点が上位の選手がグランドチャンピオンに出場できます。
さらに前期級別がA1であることと160走以上の出走回数が条件となっています。
【まとめ】2020年グランドチャンピオン出場選手
区分 | 登番 | 選手 | 支部 | 勝率 | SG優出 | 出場 |
① | 4074 | 柳沢 一 | 愛知 | 7.23 | 3 | 4年連続4回目 |
② | 4238 | 毒島 誠 | 群馬 | 7.87 | 5 | 7年連続8回目 |
② | 4168 | 石野 貴之 | 大阪 | 7.51 | 4 | 4年連続7回目 |
② | 4444 | 桐生 順平 | 埼玉 | 8.01 | 3 | 8年連続8回目 |
② | 3854 | 吉川 元浩 | 兵庫 | 7.54 | 3 | 5年連続11回目 |
② | 3783 | 瓜生 正義 | 福岡 | 7.65 | 2 | 4年ぶり14回目 |
② | 3897 | 白井 英治 | 山口 | 8.53 | 2 | 5年連続14回目 |
③ | 第47回ボートレースオールスター(住之江)優勝者 | |||||
④ | 4028 | 田村 隆信 | 徳島 | 7.51 | 1 | 3年連続13回目 |
④ | 4262 | 馬場 貴也 | 滋賀 | 7.11 | 2 | 2年連続3回目 |
④ | 4024 | 井口 佳典 | 三東 | 7.58 | 1 | 2年連続13回目 |
④ | 4337 | 平本 真之 | 愛知 | 7.32 | 2 | 6年連続9回目 |
④ | 4418 | 茅原 悠紀 | 岡山 | 7.31 | 1 | 5年連続7回目 |
④ | 4075 | 中野 次郎 | 東京 | 6.93 | 1 | 2年連続7回目 |
④ | 3941 | 池田 浩二 | 愛知 | 7.97 | 1 | 16年連続17回目 |
④ | 3557 | 太田 和美 | 大阪 | 7.09 | 1 | 2年連続25回目 |
④ | 4659 | 木下 翔太 | 大阪 | 7.35 | 2 | 2年連続2回目 |
④ | 4320 | 峰 竜太 | 佐賀 | 8.77 | 1 | 7年連続8回目 |
④ | 3744 | 徳増 秀樹 | 静岡 | 7.73 | 1 | 4年連続8回目 |
④ | 3721 | 守田 俊介 | 滋賀 | 7.58 | 1 | 7年連続14回目 |
④ | 4350 | 篠崎 元志 | 福岡 | 7.50 | 1 | 3年ぶり6回目 |
④ | 3960 | 菊地 孝平 | 静岡 | 7.29 | 1 | 16年連続16回目 |
④ | 3573 | 前本 泰和 | 広島 | 7.54 | 1 | 3年連続7回目 |
④ | 4061 | 萩原 秀人 | 福井 | 7.44 | 1 | 3年連続5回目 |
④ | 3959 | 坪井 康晴 | 静岡 | 7.03 | 1 | 5年連続14回目 |
④ | 4371 | 西山 貴浩 | 福岡 | 7.04 | 1 | 4年ぶり3回目 |
④ | 4688 | 永井 彪也 | 東京 | 7.07 | 1 | 初出場 |
④ | 4052 | 興津 藍 | 徳島 | 6.99 | 1 | 初出場 |
④ | 4504 | 前田 将太 | 福岡 | 7.07 | 1 | 2年ぶり3回目 |
④ | 4391 | 松田 祐季 | 福井 | 7.20 | 1 | 3年ぶり2回目 |
④ | 4397 | 西村 拓也 | 大阪 | 7.34 | 1 | 初出場 |
④ | 3984 | 坂口 周 | 三東 | 7.20 | 1 | 初出場 |
④ | 4095 | 福来 剛 | 東京 | 7.54 | 1 | 初出場 |
④ | 3582 | 吉川 昭男 | 滋賀 | 6.75 | 1 | 初出場 |
⑤ | 4044 | 湯川 浩司 | 大阪 | 7.57 | 0 | 4年連続13回目 |
⑤ | 3388 | 今垣 光太郎 | 福井 | 7.46 | 0 | 3年連続16回目 |
⑤ | 3946 | 赤岩 善生 | 愛知 | 7.24 | 0 | 8年連続15回目 |
⑤ | 3942 | 寺田 祥 | 山口 | 7.30 | 0 | 4年連続14回目 |
⑤ | 3415 | 松井 繁 | 大阪 | 7.39 | 0 | 19年連続26回目 |
⑤ | 3780 | 魚谷 智之 | 兵庫 | 7.57 | 0 | 6年連続15回目 |
⑤ | 3623 | 深川 真二 | 佐賀 | 7.60 | 0 | 2年ぶり6回目 |
⑤ | 4502 | 遠藤 エミ | 滋賀 | 7.25 | 0 | 3年ぶり2回目 |
⑤ | 4497 | 桑原 悠 | 長崎 | 7.39 | 0 | 2年連続2回目 |
⑤ | 4500 | 山田 康二 | 佐賀 | 6.88 | 0 | 2年ぶり2回目 |
⑤ | 4296 | 岡崎 恭裕 | 福岡 | 7.07 | 0 | 8年連続10回目 |
⑤ | 4831 | 羽野 直也 | 福岡 | 6.79 | 0 | 2年連続2回目 |
⑤ | 4503 | 上野 真之介 | 佐賀 | 7.55 | 0 | 初出場 |
⑤ | 4290 | 稲田 浩二 | 兵庫 | 7.31 | 0 | 初出場 |
⑤ | 4547 | 中田 竜太 | 埼玉 | 6.88 | 0 | 3年連続3回目 |
⑤ | 4477 | 篠崎 仁志 | 福岡 | 7.43 | 0 | 2年ぶり6回目 |
⑤ | 4344 | 新田 雄史 | 三東 | 7.63 | 0 | 8年連続9回目 |
⑤ | 4266 | 長田 頼宗 | 東京 | 6.79 | 0 | 5年連続5回目 |
区分 | 登番 | 選手 | 支部 | 勝率 | SG優出 | 出場 |
予備選手
上記の選手のうち、欠場が出た場合やSGボートレースオールスター優勝で出場枠に空きが出た場合は予備選手から繰り上がって出場します。
順 | 登番 | 選手 | 支部 | 勝率 | 得点 | SG優出 |
予備1 | 4686 | 丸野 一樹 | 滋賀 | 7.15 | 94 | 0 |
予備2 | 4205 | 山口 剛 | 広島 | 7.40 | 91 | 0 |
予備3 | 4719 | 上條 暢嵩 | 大阪 | 6.83 | 86 | 0 |
予備4 | 3622 | 山崎 智也 | 群馬 | 6.44 | 82 | 0 |
予備5 | 4030 | 森高 一真 | 香川 | 7.28 | 81 | 0 |
予備6 | 3716 | 石渡 鉄兵 | 東京 | 6.84 | 79 | 0 |
予備7 | 4063 | 市橋 卓士 | 徳島 | 7.27 | 78 | 0 |
予備8 | 4530 | 小野 生奈 | 福岡 | 6.83 | 77 | 0 |
予備9 | 4148 | 枝尾 賢 | 福岡 | 7.21 | 71 | 0 |
予備10 | 4364 | 池永 太 | 福岡 | 7.00 | 71 | 0 |
予備選手につけられた数字が若い選手から順に繰り上がりとなります。
出場除外選手
グランドチャンピオンの出場権利を獲得している場合でもスタート事故期間における辞退期間中の選手などは出場から除外されます。
惜しくもSGグランドチャンピオンの出場権を逃した選手を紹介していきます。
スタート事故辞退期間中
フライングなどのスタート事故で辞退期間中に該当している場合は
A2級別のため除外
出場条件をクリアしていても2020年前期級別がA1でなければ除外となります。
登番 | 選手 | 支部 | 勝率 |
4848 | 仲谷 颯仁 | 福岡 | 6.86 |
2017年後期からA1級に昇格していた仲谷颯仁ですが2020年前期でA2級に降格してしまったのでグランドチャンピオンには出場できなくなりました。
ボートレース宮島 概要
瀬戸内海の海水を使用したコースで干満差が激しく、満潮時にはコースにうねりができてボートを操作しづらくなる。満潮時に限ってはインが有利、干潮時にはアウトが有利となる珍しいコース。
・モーター → 減音
・水質 → 海水
・干満差 → あり
・レコード → 1.43.7 原田 幸哉 2004/12/12
所在地 | 〒739-0411 広島県廿日市市宮島口1-15-60 |
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電話番号 | 0829-56-1122 |
交通・ アクセス | ・山陽自動車道 [上り]大野I.Cから約10分 [下り]廿日市I.Cから約5分 無料駐車場約900台完備 ・JR山陽本線宮島口駅下車徒歩3分 ・広島電鉄宮島線宮島競艇場前駅下車徒歩1分 |
WEB サイト | http://www.boatrace-miyajima.com/ |
2015年ぶり4度目のグラチャン開催地に選ばれた宮島競艇場ですが、この水面を知り尽くしている地元(広島)支部選手が優勢になるのでしっかりと予想に入れましょう。
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