優勝賞金1億円をかけたSG賞金王決定戦競走(グランプリ)が終了しました。
平成最後の賞金王に輝いたのは峰竜太(佐賀)でした。
優勝戦の結果やグランプリシリーズ優勝選手など2018年のグランプリまとめをご覧ください。
目次
獲得賞金2億円超え!峰竜太が2018年SGグランプリ優勝
2011年にグランプリ初出場を果たし、去年は優勝戦で惜しくも3着の結果に終えた峰竜太。
今年はすべてのSGに出場するも惜しくも優勝戦で2着・3着に終わってしまう事が多くSG獲得タイトルは0という状態でした。
注目されていたのが過去5回のグランプリに出場し、4回優出していた毒島誠。
2018年はグラプリ開催直前で賞金ランキング1位で2018年の賞金王が期待されていました。
しかし結果は峰竜太が勝利し、毒島誠は初となる賞金王を逃してしまいました。
SGチャレンジカップでは馬場貴也に涙するなど他のレーサーの優勝で感極まって泣きやすい峰竜太ですが最後の最後は自分のために涙しました。
峰竜太は賞金王決定戦で1着なりピットに戻るとそこで待ち構えていた弟子の山田康二と上野真之介の姿を見た瞬間、涙が止まりませんでした。
後々のインタビューでは嬉し涙ではなく、やっと終わったという安堵感からの涙だったと語っていました。
その上ピットでは2人も弟子が待っていたらなおさら涙は止まらなかったようです。
人のためにも自分のためにも涙腺が崩壊しやすい峰竜太の性格の良さが伺えますね。
峰竜太プロフィール
峰竜太といえばアッコにおまかせ!などに出演している芸能界の峰竜太を想像する人も多いと思いますが最近では競艇界で大活躍していることもあり峰竜太といえば「テレビ(芸能)」と「競艇」という人で分かるくらい有名レーサーとなりました。
競艇選手の峰竜太のプロフィールや性格をまとめましたのでご覧ください。
登録番号 | 4320 |
---|---|
生年月日 | 1985/03/30 |
身長 | 172cm |
体重 | 50kg |
血液型 | B型 |
支部 | 佐賀 |
出身地 | 佐賀県 |
登録期 | 95期 |
級別 | A1級 |
唐津市立鬼塚中学校、佐賀県立唐津西高等学校卒業の33歳(2018年現在)。
同期には千葉の山田哲也、大阪の岡村仁、広島の山口裕太などがいます。
海野ゆかりのいとこである海野康志郎も同期ですね。
2004年11月にデビューを遂げると翌月12月30日には6コースからまくって水神祭を飾りました。
デビューから2年後の2006年、地元唐津競艇で開催された”G3第7回 酒の聚楽太閤杯”で特別戦初優勝を遂げました。
この年に最優秀新人選手として表彰されます。
2015年から2017年まで最高勝率選手となり、着実に力をつけていくと2017年にはオーシャンカップでSG初となる優勝を果たしました。
その後はトントン拍子で2018年に晴れて賞金王に輝きました。
プライベートでは2012年に同郷である4歳年下の保育士の明華子(あかね)さんと結婚しました。
子供ができたらボートレーサーにしたいと語っていた峰竜太、情報は少ないのですがお子さんがいらっしゃるようです。
子供の将来が楽しみですね!
峰竜太獲得タイトル(特別戦)
峰竜太が2018年までに獲得したグレードのタイトルをご覧ください。
開催年 | 開催地 | G | タイトル |
2006年 | 唐津 | G3 | G3 第7回 酒の聚楽太閤杯 |
2007年 | 芦屋 | G3 | G3 2007新鋭リーグ戦競走第8戦 |
2008年 | 芦屋 | G3 | G3 2008新鋭リーグ戦競走第13戦 |
2009年 | 芦屋 | G1 | G1第55回九州地区選手権競走 |
2009年 | 徳山 | G3 | G3スポーツニッポン杯’09新鋭リーグ戦第3戦 |
2009年 | 常滑 | G3 | 新鋭リーグ第14戦G3若獅子杯 |
2009年 | 戸田 | G3 | G3’09新鋭リーグ第18戦 |
2012年 | 住之江 | G1 | G1第40回高松宮記念特別競走 |
2013年 | 浜名湖 | G1 | G1浜名湖賞開設59周年記念 |
2014年 | 児島 | G2 | G2男女バトル児島モーターボート大賞 |
2016年 | 芦屋 | G1 | G1全日本王座決定戦 開設64周年記念 |
2016年 | 唐津 | G3 | G3第17回酒の聚楽太閤杯 |
2017年 | 住之江 | G1 | G1太閤賞競走 開設61周年記念 |
2017年 | 丸亀 | SG | 第22回オーシャンカップ |
2017年 | 芦屋 | G3 | G3第13回アサヒビールカップ |
2017年 | 芦屋 | G1 | G1全日本王座決定戦 開設65周年記念 |
2018年 | 丸亀 | G3 | G3第27回JR四国ワープ杯競走 |
2018年 | 児島 | G3 | G3第17回シモデンカップ |
2018年 | 下関 | G1 | 開設64周年記念G1競帝王決定戦 |
2018年 | 多摩川 | G1 | G1ウェイキーカップ開設64周年記念 |
2018年 | 住之江 | SG | 第33回グランプリ/グランプリS – 決定戦 |
数々のSGに出場していますが意外にもSGでは2度の優勝だった点に驚きですね。
2018年グランプリ結果 予想困難
開催地:ボートレース住之江 ※クリックするとGoogleマップが開きます
開催日程:2018年12月19日(水)~2018年12月24日(月)
タイトル:SG第33回グランプリ/グランプリシリーズ
優勝賞金:グランプリ/1億円 シリーズ/1,600万円
概要:開催は全6日間の日程。
2018年のグランプリ及びシリーズ戦。
当サイトでも万舟券予想を的中させましたが開催初日から6日目までを振り返ってみると予想は非常に難しかったといえると思います。
グランプリ開催初日から6日目までの3連単結果をご覧ください。
1万円を超える配当、万舟券は全部で14レースで発生しました。
2018年のグランプリでの万舟券発生率は19.4%と平均値に近い数値となりましたが見ての通り、万舟券のほとんどが2万円を超える超高額配当となっています。
グランプリという獲得賞金が高い選手しか出場しない高レベルなレースにおいてこれだけの波乱も珍しく、予想は難しかったと思います。
2018年グランプリで3連単全通りを購入
3連単は全部で120通りありますがすべてのレースにおいて3連単全通りを購入した場合、収支はどのようになったのでしょうか。
1日に行われるレースは12Rなので12R×120通りで1,440通りとなります。
1点100円で購入する場合、1日に使う金額は14万4000円で6日を通すと投資は86万4000円になります。
非常に高い金額ですが全72レースすべての配当を得ることができ、ハズレは一切ないので高配当が発生すればプラス収支になるケースもあります。
グランプリで全通りした場合に収支はどうなるのかをシュミレーションしてみました。
購入 | 864,000円 |
払戻 | 608,060円 |
収支 | -255,940円 |
回収 | 70.3% |
万舟券が多く発生していましたがそれでも収支はマイナスの結果となりました。
日別に見ると4日目では12,970円、5日目では240円とプラスになる日もありました。
グランプリ優勝戦
グランプリの結果を振り返っていきます。
トライアル2nd(シードのようなもの)から参戦したのは1号艇峰竜太・2号艇井口佳典・3号艇白井英治・5号艇毒島誠の4選手です。
メンツを見て分かるように最強の選手が集結しました。
スタートは123-654で進入で6号艇菊地が4コースをとりにきました。
トップスタートを決めた菊地でしたが5号艇毒島にまくられ結果は5着に。
イン先マイを決めたのが峰竜太。1マークで他の5艇から逃げると1周目バックでは独走状態となりそのまま逃げ切って優勝を決めました。
着 | 枠 | 登番/選手 | タイム |
1 | 1 | 4320 峰 竜太 | 1’47″1 |
2 | 5 | 4238 毒島 誠 | 1’48″6 |
3 | 3 | 3897 白井 英治 | 1’50″2 |
4 | 2 | 4024 井口 佳典 | 1’50″9 |
5 | 6 | 3960 菊地 孝平 | 1’51″4 |
6 | 4 | 4296 岡崎 恭裕 | 1’59″2 |
グランプリ賞金王決定戦払い戻し
勝式 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
3連単 | 1-5-3 | ¥2,220 | 7 |
3連複 | 1=3=5 | ¥560 | 2 |
2連単 | 1-5 | ¥790 | 4 |
2連複 | 1=5 | ¥570 | 3 |
拡連複 | 1=5 | ¥220 | 3 |
1=3 | ¥160 | 1 | |
3=5 | ¥410 | 8 | |
単勝 | 1 | ¥120 | |
複勝 | 1 | ¥110 | |
5 | ¥230 |
1号艇峰竜太の単勝オッズが1.0倍と思いきや最後の最後で大勝負に出た人が多かったようです。
3連単では2号艇井口が舟券に絡めず22.2倍とそこそこの配当が着く結果となりました。
グランプリシリーズは平尾崇典が優勝
SGでは2012年の児島競艇チャレンジカップ以来の優勝を手にした平尾崇典。
予選では3連対率100%という驚愕の結果で優出しました。
優出メンバーの中では唯一、モーターの2連対率が30%を切っていたにもかかわらず1コースからハイパワーで力強く押し切るとそのまま逃げ切って優勝。
進入は134-562と2号艇石野がアウトに追いやられ、結果は次の通りとなりました。
着 | 枠 | 登番/選手 | タイム |
1 | 1 | 3822 平尾 崇典 | 1’48″0 |
2 | 3 | 4344 新田 雄史 | 1’49″7 |
3 | 4 | 4500 山田 康二 | 1’50″8 |
4 | 5 | 4075 中野 次郎 | 1’52″0 |
5 | 2 | 4168 石野 貴之 | 1’52″3 |
6 | 6 | 4044 湯川 浩司 | 1’53″9 |
勝式 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
3連単 | 1-3-4 | ¥1,380 | 3 |
3連複 | 1=3=4 | ¥630 | 3 |
2連単 | 1-3 | ¥440 | 2 |
2連複 | 1=3 | ¥390 | 2 |
拡連複 | 1=3 | ¥200 | 3 |
1=4 | ¥170 | 2 | |
3=4 | ¥450 | 9 | |
単勝 | 1 | ¥110 | |
複勝 | 1 | ¥120 | |
3 | ¥210 |
峰竜太賞金2億円超え
2018年のグランプリで1億円を手にした峰竜太ですが合計すると2億円の賞金を得ており、2018年の賞金ランキングは1位間違いなしとなりました。
2019年は峰竜太の年にしたいと本人も言っていましたがそのとおりになる可能性が非常に高いと思います。
予想する際、峰竜太を予想に入れるようにすると当たりやすくなることでしょう。
また、今年絶好調だった毒島誠のリベンジにも注目です!
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