ボートレースに限らず公営競技では専門的な言葉が多くなってしまうのでそれを記号や略語で表記していることがあります。
この記事ではボートレースで使用されるさまざまな記号の説明をしていきます。
結果に書かれたFやS1などの詳細
次の記号はいずれの場合も欠場となります。
記号 | 意味 |
F | フライング |
L0 | 選手責任外の出遅れ |
L1 | 選手責任の出遅れ |
K0 | 選手責任外の事前欠場 |
K1 | 選手責任の事前欠場 |
S0 | 選手責任外の失格 |
S1 | 選手責任の失格 |
S2 | 他艇を妨害・失格 |
Fはフライングスタート(Flying start)ですがこれはよく目にします。
Lもスタート事故の1つですが出遅れを意味しています。
LATERの略で英語だと「後ほど」や「後で」という意味があります。
Lが出遅れの意味に納得ですね。
Sは転覆や落水、沈没などの意味を指します。
様々な理由で欠場がありますが以下に代表的な欠場理由を記載しておきます。
・出遅れ
・進入規則違反
・装備、装着違反
・展示不合格
・待機行動中の落水、転覆、沈没、火災
・スタート前、スタート時の著しい速度低下
・スタート時の落水、転覆、沈没、火災、またはエンスト
・病気、怪我など
着順記号
着順を表記する際の記号の意味は次の通りです。
妨 | 妨害失格 |
エ | エンスト失格 |
転 | 転覆失格 |
落 | 落水失格 |
沈 | 沈没失格 |
不 | 不完走失格 |
失 | 前記以外の失格 |
F | フライング返還欠場 |
L | 出遅れ返還欠場 |
欠 | 欠場 |
一定期間においてスタート期間を起こした場合は罰則が与えられます。
1年に2度、5月1日と11月1日にフライングの数はリセットされます。
1回…30日間の休み
2回…60日間の休み
3回…90日間の休み
4回…180日間の休み
上記は1節の間にフライングをした場合の罰則です。
ほぼありえないことですが
非常識なフライングとして0.05秒以上早いタイミングでスタートを通過した場合は即日帰郷の罰則が与えられます。
話が少し脱線しましたが出走表で上記に書かれているような記号・英数字を見かけたらぜひその詳細を照らし合わせて確認してみてください。
コメント