2019年、全国的に梅雨明けが例年より遅れる見込みで日照時間も短い中、開催がはじまったSGオーシャンカップ。
2日目の開催を終えて傾向が判明してきたのでこの記事で紹介すると同時に2019年から変更されたオーシャンカップの賞金についても詳しく書いていきます。
目次
2019年SGオーシャンカップ 予想を当てるには穴狙い!?
開催地 | ボートレース常滑(愛知県) |
日程 | 2019年7月10日(水)~7月15日(月) |
開門時刻 | 9時30分(初日のみ9時) |
タイトル | 第24回SGオーシャンカップ |
優勝賞金 | 3300万円 |
場コード | 08# |
概要 | 全6日間(予選4日間) |
SGは1年で9回しか開催されないグレードですが、スペシャルグレード(SpecialGrade)を略してSGとされています。
出場選手は全員トップクラスのA1級で高い賞金に設定されている上に2019年からは優勝した選手にはボートレースバトルチャンピオントーナメントへの優先出場権が与えられるようになりました。
2019年のオーシャンカップは常滑競艇場で開催されていますが、穏やかな水面ならインが強いものの、それ以外ではアウト勢も舟券に絡みやすくなる特徴を持つボートレース場となっています。
実際に開催から早い段階で超大穴万舟券も発生しています。
2019年オーシャンカップの傾向
まずは開催初日の3連単配当と結果をご覧ください。
第10レース、120組中116番人気の3連単が発生しました。
数々のSGに常連出場している岡崎恭裕が1号艇に枠入りしたこともあり、1号艇単勝オッズは1.1倍にまで下がりました。
枠なり進入で内3艇・ダッシュ3艇の隊列でスタートは横一線で1周目は1・4・6号艇による先行争い。
しかし2周目1マークでアクシデントが発生しました。
内から6号艇濱野谷と1号艇岡崎の間に4号艇桐生が差し、抜けられなくなった状態から…
上記の画像ではわかりにくいかもしれませんが4号艇桐生が1号艇岡崎の上に乗っています。
そこに5号艇湯川が絡みこんでしまい、残った3艇だけの争いになりました。
1号艇岡崎は妨害による失格、4号艇桐生は転覆で失格と期待されていた2艇が原因で超高配当が発生となりました。
着 | 枠 | ボートレーサー | レースタイム |
---|---|---|---|
1 | 6 | 3590 濱野谷 憲吾 | 1’59″0 |
2 | 3 | 4028 田村 隆信 | 2’02″4 |
3 | 2 | 3744 徳増 秀樹 | 2’06″5 |
4 | 5 | 4044 湯川 浩司 | 2’10″9 |
転 | 4 | 4444 桐生 順平 | |
妨 | 1 | 4296 岡崎 恭裕 |
なお、返還されていればここまで高い配当にならなかったのですが競艇のルールではスタート後の事故では返還がありません。
よって3連単30万円超えの特大万舟券が発生しました。
勝式 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
---|---|---|---|
3連単 |
6–3–2
|
¥304,770 | 116 |
3連複 |
2=3=6
|
¥12,520 | 19 |
2連単 |
6–3
|
¥54,290 | 29 |
2連複 |
3=6
|
¥13,370 | 15 |
拡連複 |
3=6
|
¥2,070 | 15 |
2=6
|
¥1,840 | 13 | |
2=3
|
¥760 | 9 | |
単勝 |
6
|
¥2,960 | |
複勝 |
6
|
¥850 | |
3
|
¥510 | ||
巻き込まれた5号艇湯川は残念で仕方ありませんが気持ちを切り替えて残りの予選を頑張って欲しいですね!
2日目の配当は次のとおりとなります。
見ての通り、万舟券発生率の平均を上回っています。
よって3日目以降、オーシャンカップでは高配当である万舟券を狙ったほうがより勝てると思われます。
出目傾向から3号艇、そしてアウトの5号艇6号艇も舟券に多く絡んでいるのでこの辺を狙ってみてはいかがでしょうか?
2019年からオーシャンカップの賞金は3300万円へ
オーシャンカップが開設された1996年、優勝賞金は4000万円に設定されていましたがその後の賞金改定によって2011年から2500万円になりました。
しかしそれからわずか6年、200万円をアップして2700万円の賞金になったオーシャンカップですが2019年にさらに優勝賞金が変更となりました。
他のSGタイトルの賞金との差が1000万円以上あったことから、グランドチャンピオン、オーシャンカップ、チャレンジカップの賞金2700万円組のSGが2019年から3300万円へと改定されました。
開催 | タイトル | 優勝賞金 |
---|---|---|
3月 | ボートレース クラシック | 3900万円 |
5月 | ボートレース オールスター | 3900万円 |
6月 | グランドチャンピオン | 3300万円 |
7月 | オーシャンカップ | 3300万円 |
8月 | ボートレース メモリアル | 3900万円 |
10月 | ボートレース ダービー | 3900万円 |
11月 | チャレンジカップ | 3300万円 |
12月 | グランプリシリーズ戦 | 1600万円 |
12月 | ボートレースグランプリ | 1億円 |
オーシャンカップ各順位詳細
2019年、最新版のSGオーシャンカップの各レースの賞金一覧表です。
区別 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
優勝戦 | 3300 | 1200 | 850 | 700 | 650 | 600 |
特別選抜A | 300 | 200 | 150 | 120 | 100 | 85 |
特別選抜B | 210 | 150 | 110 | 80 | 70 | 60 |
トコタン選抜 | 55 | 41 | 30 | 25.5 | 22 | 19.5 |
準優勝戦 | 55 | 41 | 30 | 25.5 | 22 | 19.5 |
ドリーム戦 | 55 | 41 | 30 | 25.5 | 22 | 19.5 |
予選・一般 | 21 | 17 | 13 | 11 | 10 | 9 |
着順に応じた賞金を獲得できますが4日目までは予選となるため、予選・一般とドリーム戦の欄が対象となります。
優勝した選手は日本財団会長の副賞500万円を含む3300万円が贈呈されますが、その他に予選や準優勝戦で1着を多く取っていればその分も3300万円とあわせて獲得できます。
出走するすべてのレースで6着だったとしても初日から最終日まで、1レースに付き最低9万円を獲得できます。(スタート事故などは除く)
各選手、初日から6日目までで大抵の場合は約8レースに出場するため、完走するだけで最低でも72万円を獲得できます。
さらに節間中、スタート無事故だった場合は出場選手全員に無事故賞として賞金が与えられたり、前検日を含む合計7日間で日当も別に発生します。
これでボートレーサーが稼げる理由がおわかりいただけたと思います。
ただし残念ながら誰でもなれる職業ではありません…
ボートレースとこなめ(常滑競艇場)概要
水門があり、潮の満ち干きの影響は少ない。深インになってもインコースが強いがために地元選手やベテラン選手が積極的にインを狙ってくる。
・モーター → 減音
・水質 → 海水
・干満差 → なし
・レコード → 1.44.1 仲口 博崇 2004/02/27
所在地 | 〒479-8501愛知県常滑市新開町4-111 |
---|---|
電話番号 | 0569-35-5211 |
交通・ アクセス | ・名古屋方面から <鉄道>名鉄名古屋駅→常滑駅、特急31分。下車後、徒歩5分。 <自動車>知多半島道路→知多横断道路(セントレアライン)常滑I.Cより5分。 ・中部国際空港から <鉄道>名鉄中部国際空港駅→常滑駅5分。下車後、徒歩5分。 <自動車>知多横断道路(セントレアライン)りんくうI.Cより5分。 大駐車場有。 |
WEB サイト | http://www.tokoname-kyotei.gr.jp/ |
【とこなめ競艇】2019年SGオーシャンカップリンク
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