2018年のグランプリは峰竜太が制し、女子版のグランプリことクイーンズクライマックスでは松本晶恵が優勝を遂げました。
2018年も競艇界では電撃引退や様々な事柄がありましたが、無事に終えたのではないかと思います。
2018年全てのレースが終了した段階で最高配当金を調査してみました。
やはり三国は荒れる!2018年最高配当金は49万円
2018年7月14日。福井県は三国競艇場で開催されていた一般戦”新東通信杯”第3Rでその年の最高配当金が発生しました。
三国競艇ではモーニング(みくにあさズバ)が開催されていて該当の日も午前9時から第1レースが行われていました。
この日の三国競艇の全結果を見てみると堅く決まっていることがわかると思います。
後半になるにつれて3連単の人気も1桁台で決まるケースが多く配当も1,000円を切っているものが目に付きます。
三国競艇場での1号艇の1着率は54%と高くなっていることから1号艇が舟券に絡む割合も高くなっています。
アウトになるにつれて不利となる水面のため、人気通りの結果になって当然です。
それではなぜ、第3Rで高配当が出たのでしょうか。
2018年最高配当レース
2018年、一番高い払い戻しだったレース、すなわち最も荒れたレースを振り返ってみます。
A1級は3号艇重野哲之のみ。開催2日目ですが重野は初日で2号艇から1着、4号艇から3着と好成績を残しているため人気艇となって当然です。
事実3号艇の単勝は1.3倍でした。1着になると予想する人がほとんどでしょう。
予想をする上で次に考えるのが1号艇横田茂の存在。A2階級ですしモーターも悪いものではないので良ければ1着、悪くても3着以内と思うことでしょう。
しかし結果は…
着 | 枠 | 登番/選手 | タイム |
1 | 5 | 5004 河野 主樹 | 1’57″4 |
2 | 4 | 3521 今村 賢二郎 | 2’01″0 |
3 | 6 | 3600 玄馬 徹 | 2’04″8 |
4 | 1 | 3615 横田 茂 | 2’09″8 |
5 | 2 | 3482 金子 猛志 | |
転 | 3 | 3995 重野 哲之 |
3号艇重野が転覆という結果となりました。
フライング事故などの場合は対象となる艇の舟券が払い戻されますがレース中の転覆だったため、払い戻されることがなく高配当が付くことになりました。
競艇での払い戻し条件はこちらをご覧ください。
人気が集中していた3号艇ですがこの分も配当に加わったことが高配当になった原因です。
勝式 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
3連単 | 5-4-6 | ¥489,350 | 111 |
3連複 | 4=5=6 | ¥18,050 | 20 |
2連単 | 5-4 | ¥61,910 | 27 |
2連複 | 4=5 | ¥62,020 | 15 |
拡連複 | 4=5 | ¥17,220 | 15 |
5=6 | ¥2,930 | 13 | |
4=6 | ¥1,500 | 10 | |
単勝 | 5 | ¥6,850 | |
複勝 | 5 | ¥7,530 | |
4 | ¥690 |
さらに5号艇、最も級下のB2級河野が差して1着という荒れる要素も加わりました。
3連単で48万9350円という2018年最高の記録を出したのでした。
単勝でも68.5倍という夢のある結果でしたが一度でいいのでここまでの高配当を当ててみたいですね。
ちなみにこの舟券は120通り中、111番人気でしたが最も高い配当、すなわち一番人気がない3連単組合せは5-2-4と5-6-1の598.1倍(59万8100)でした。
こちらのレースの詳細を詳しく書いています!
過去3連単配当ランキング
2018年末までの3連単高額配当です。
順 | 3連単 | 開催地 | 開催日 | 1着 | 2着 | 3着 |
1 | ¥682,760 | 徳山 | 2011年5月22日 | 4 | 5 | 2 |
2 | ¥650,610 | 三国 | 2016年3月21日 | 6 | 3 | 5 |
3 | ¥537,990 | 若松 | 2003年12月10日 | 2 | 6 | 5 |
4 | ¥514,810 | 蒲郡 | 2013年10月5日 | 6 | 2 | 5 |
5 | ¥511,500 | 大村 | 2014年7月12日 | 6 | 3 | 4 |
6 | ¥506,500 | 福岡 | 2008年4月25日 | 5 | 2 | 3 |
7 | ¥498,640 | 唐津 | 2015年10月3日 | 6 | 5 | 3 |
8 | ¥489,350 | 三国 | 2018年7月14日 | 5 | 4 | 6 |
9 | ¥482,930 | 唐津 | 2015年11月19日 | 6 | 3 | 1 |
競艇の3連単払戻金ですが最高で約68万円となっています。
2018年最高配当が8位にランクインしました。
高配当に多額を突っ込んだ場合
100円で上記の金額なので1,000円分購入していれば10倍に…と言いたいところですが実際は配当金が当選舟券数で割った上で払戻金が確定するので単純に10倍とはなりません。
例えば3連単払い戻しが100万円だったとします。
この舟券を自分しか買っていなかった場合、倍の200円分(2点)を買っても1000円分買っても配当は100万円にしかなりません。
これは競艇の控除率に関係しています。
控除率とは全売上金から運営費や賞金など引かれる率を指します。
競艇での控除率は25%と決まっているため、仮に1万円の売上があった場合は7,500円が配当金として算出されます。
競艇の控除率に関する詳しい記事はこちらからどうぞ!
2019年の競艇で高配当を当てるには
2019年も歴代ランキングに入るくらいの高配当が出そうな予感です。
毎回高配当を狙っても中々予想が当たらないので誕生日や記念日など、ここぞという時に狙ったほうが精神的にも経済的にも良いと思います。
歴代の高配当を当てた人も狙って当てたケースはほぼありません。
様々な事故要素が重なり合って高配当の結果を招いているため、夢を見すぎるのは危険です!
勝ちたい人は堅実に各競艇場のクセを読んだたり強い選手や高性能モーターをしっかりと見極めて予想しましょう。
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