競艇における失格の定義
ボートレーサーが最も気を使うといっても過言ではないのが失格。
予想する側も失格が認められれば仮に舟券が的中していても無効となります。
なお、レースが始まる前から欠場が決まっていれば舟券は返還(返金)されますが、失格の場合は返還されません。
失格が認められる場合
周回方向
周回の誤認
タイムオーバー
危険な転舵
緊急避譲義務違反
転覆
沈没
落水
一定期間中に2回の失格が発生すると即日帰郷となります。(不良航法と待機行動違反は3回)
似ているのが即刻帰郷ですがこちらは最も厳しい処罰となります。
即刻帰郷とは
その日、2回走りで2走目を消化していない場合でも即座に競走場から去らなければいけません。
レース中にフライングをしたにも関わらずそのまま周回してしまったり、禁止されている携帯電話を選手が持ち込む行為、その他にも悪質な指示違反をすると即刻帰郷となってしまいます。
また、設備面においても走行中に燃料が漏れてしまうと即刻帰郷になったりと
自分が乗るボートにも神経を尖らせなければいけません。
過去には、宅配便業者が選手所有のプロペラを前検日に届けることができず、開催場備え付けのプロペラで練習したところ実力差が著しく公正な競走ができないとして不合格になったケースもありました。
失格や帰郷となった場合、審議にかけられて罰則が決められます。
一定期間の出場停止および1年間、SGやGIプレミアムへの出走ができないなど厳しい罰則が待ち構えています。
賞金を稼ぎやすい分、罰則が厳しいことにも納得ですね。
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