第33回グランプリ(賞金王決定戦競走)に盛り上がりを見せる競艇界ですが売上も大きなレースのため、主催者もテレビ・ラジオ・雑誌など様々な方法でグランプリを告知しています。
目次
2018年グランプリ告知CM
優勝選手には1億円のグランプリですが2017年は153億3080万4600円という膨大な売上でした。
主催者サイドも売上金をすべてぶん取ってしまおうという安易な考えはせず、広告をたくさん打って去年の150億円の売上目標よりも高い金額を設定してくることと思われます。
競艇の頂点でもあるグランプリですが選手は1レース1レースで着実に結果を残さなければいけません。
公式サイトには
自分を超えて限界に挑戦する競艇選手にエールを送ります。
「駆け上がれ、頂点のステージへ」
として第33回グランプリに出場する選手が出演する告知CMを作成しています。
ファン必見のグランプリ告知CMをご覧ください!
グランプリ 毒島誠編
グランプリまでの獲得賞金は唯一1億円を突破している毒島誠。
史上初でナイターSGを4冠しました。
時折微笑む顔がイケメンで優しい方です。
グランプリ 井口佳典編
奥さんも競艇選手で2人の子供がいます。
ボートレースクラシックでは5年半ぶりのSGを制覇しました。
10年前にはグランプリで優勝を遂げています。
平成最後のグランプリで再度王者を目指します。
グランプリ 中島孝平編
グランプリ優勝から7年5ヶ月、リベンジを果たす中島孝平。
2018年はボートレースオールスターで2コースからの優勝を遂げました。
やっと手にした3年ぶりのグランプリ出場で王者再臨なるか。
記憶に残るグランプリのレース
レースの数だけ思い出があります。
悔しい思い、嬉しい思い、すべてがこのグランプリにあります。
過去に開催されたグランプリでの記憶に残るレースをご覧ください。
【第10回グランプリ】伝説のレース
中道善博VS植木通彦の戦いは競艇ファンなら覚えておいて欲しい一戦です。
中道はSGで通算8勝、植木はSGで通算10勝の実績を残しています。
数々のG1やSGのトークショーで目にする植木通彦自体が伝説とも言えます。
2002年の獲得賞金2億8418万円は競艇だけでなく公営ギャンブルとしての最高記録を持っています。
当時は今の優勝戦と異なり勝ち残った6名で枠番の抽選を行っていたため、予選トップの成績でも1枠ではない時代だった。5枠の植木が前ヅケでコースを動くも1枠の中道がイン死守し、進入は1563/24。中道が先マイに対して植木はまくり敢行。中道が1艇身ほど先行するが、2マーク鋭角に入った植木の差しが届く。2周1マーク、中道が切り返し再度逆転から次マークの差しを振り切ったと思われたが、3周1マーク一瞬のスキで差しを許してしまう。植木がバックで中道を捕えると最終マーク先マイから追撃を交わしゴールイン。これがグランプリ初制覇となった。
【第19回】ミスターグランプリ
田中信一郎の名勝負です。
①植木通彦②今垣光太郎③上瀧和則④濱野谷憲吾⑤松井繁⑥田中信一郎の6名でスタート進入は松井が動きを見せて125/346。レースはカドの上瀧が唯一のゼロ台(05)スタートから自慢の伸び足を生かしてスロー勢を一気まくって先行態勢に入っていた。本来ならこれで上瀧の優勝だったが、あの舞台では一筋縄ではいかず田中が執念を見せる。まくり差しで追う田中は2マーク差しで距離を縮めると相手がプレッシャーを感じたのか2周1マークでターンミスをしたところを捕えバックでは並走状態となり→次マーク内有利に先マイを決めての逆転V。
【第27回グランプリ】最愛の妻へのクリスマスプレゼント
ギリギリのエントリーで出場権利を得た山崎智也。
トライアルにおいて4着・1着・4着の結果に終わり優勝戦では4号艇からのスタートでした。
①松井繁②井口佳典③太田和美⑤瓜生正義⑥平尾崇典
枠なり進入でスタートタイミングにも差がなく、コース順に着順するかと思われるもカドの山崎が伸ばしてまくり差し。
直前に奥さんである横西奏恵が引退を発表したことで山崎はグランプリ優勝という最高のクリスマスプレゼントを渡すことができた。
第30回大会でもグランプリを制覇している選手ですがその際は直前の12月9日に愛娘が生まれたばかりでした。
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