周年記念競走真っ盛りのシーズン。
ボートレースびわこで開催されていた周年記念競走[びわこ大賞]の優勝選手が決定しました。
びわこ大賞2度の優勝 守田俊介選手
びわこでは予選をトップで通過することが多かった守田俊介選手。
しかし優勝を掴めずにいましたが久しぶりのG1を地元びわこ競艇場で優勝!
優勝賞金を上乗せしてチャレンジカップへの出場も圏内になりました!
2014年の開設61周年記念[G1びわこ大賞]で優勝した経験のある守田俊介選手が2018年のびわこ大賞で優勝することができました。
合計で4回目のG1制覇、SG1回とG1/SGで合計5回の優勝となります。
G | 開催 | 開催地 | タイトル | 枠 | 決まり手 |
G1 | 2009年 | 蒲郡 | G1オールジャパン竹島 特別開設54周年記念 |
5 | まくり差し |
G1 | 2003年 | びわこ | G1第46回近畿地区選手権競走 | 6 | 差し |
G1 | 2014年 | びわこ | 開設61周年記念 G1びわこ大賞 | 4 | 差し |
SG | 2015年 | 浜名湖 | 第62回ボートレースダービー | 1 | 逃げ |
G1 | 2018年 | びわこ | 開設66周年記念 G1びわこ大賞 | 1 | 逃げ |
地元選手だけに荒れやすいボートレースびわこの水面をしっかりと把握していたのでしょう。
予選通過順位
開催初日から4日目までの予選は次の通りの結果となりました。
順位 | 登番 | 選手 | 得点率 |
1 | 3721 | 守田 俊介 | 8.5 |
2 | 3557 | 太田 和美 | 8 |
2 | 4545 | 岡村 慶太 | 8 |
2 | 4052 | 興津 藍 | 8 |
5 | 4296 | 岡崎 恭裕 | 7.33 |
6 | 4269 | 杉山 裕也 | 7 |
6 | 4013 | 中島 孝平 | 7 |
8 | 4266 | 長田 頼宗 | 6.83 |
8 | 4418 | 茅原 悠紀 | 6.83 |
10 | 4344 | 新田 雄史 | 6.67 |
10 | 4524 | 深谷 知博 | 6.67 |
10 | 4604 | 岩瀬 裕亮 | 6.67 |
10 | 4320 | 峰 竜太 | 6.67 |
予選で18位までに入れた選手(全52名中)が準優勝戦へと出場できます。
準優勝戦 | A | B | C |
1 | 1位 | 2位 | 3位 |
2 | 6位 | 5位 | 4位 |
3 | 7位 | 8位 | 9位 |
4 | 12位 | 11位 | 10位 |
5 | 13位 | 14位 | 15位 |
6 | 18位 | 17位 | 16位 |
準優勝戦で2着までに入った選手は最終日6日目の優勝戦へと出場することができます。
優勝戦 | A |
1 | A 1位 |
2 | B 1位 |
3 | C 1位 |
4 | C 2位 |
5 | B 2位 |
6 | A 2位 |
びわこ周年記念2018 優勝戦
2018年びわこ大賞の優勝戦出走表です。
得点率1位で通過をした守田俊介選手が1号艇・得点率2位で通過した太田和美選手、3位で通過した岡村慶太選手がそれぞれ2号艇・3号艇へと枠入りしました。
準優勝戦でも1位を獲った3選手のため、実力はお墨付き。
特に岡村慶太選手(30歳)はG1初優勝を賭けての優出となりました。
岡村慶太G1初制覇逃す
スタートは6号艇の山口剛がコンマ09と好スタートを切りました。
しかし順位は1つしか上げられず5着の結果に。
スタートは遅れたものの、2号艇太田和美をアッサリとまくった3号艇岡村慶太選手。
G1初制覇が期待されましたが1号艇守田俊介選手がみるみるうちに逃げていき2着の結果となりました。
結果・配当
それでは2018年びわこ大賞の結果と払い戻しをご覧ください。
着 | 枠 | 登番/選手 | タイム |
1 | 1 | 3721 守田 俊介 | 1’47″6 |
2 | 3 | 4545 岡村 慶太 | 1’49″3 |
3 | 5 | 4266 長田 頼宗 | 1’50″4 |
4 | 2 | 3557 太田 和美 | 1’50″9 |
5 | 6 | 4205 山口 剛 | 1’52″3 |
6 | 4 | 4052 興津 藍 | 1’54″1 |
配当
勝式 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
3連単 | 1-3-5 | ¥2,110 | 8 |
3連複 | 1=3=5 | ¥1,060 | 5 |
2連単 | 1-3 | ¥510 | 2 |
2連複 | 1=3 | ¥440 | 2 |
拡連複 | 1=3 | ¥190 | 2 |
1=5 | ¥250 | 3 | |
3=5 | ¥660 | 10 | |
単勝 | 1 | ¥120 | |
複勝 | 1 | ¥100 | |
3 | ¥100 |
複勝オッズは1.0倍とい残念な結果に終わりましたが人気の高い舟券だったので仕方ないですね。
今回のびわこ大賞に限らず、G1やSGの優勝戦で複勝を購入する際は直前にオッズを確認してからギリギリで購入するといいでしょう。
そうしなければ当たっても掛け金がそのまま戻ってくることになり、はずれたら全額没収というハイリスク・ノーリターンの図が完成されてしまいます。
守田俊介の獲得賞金
2018年の守田選手の獲得賞金は合計【3475万6300円】。
賞金ランキングは33位に浮上しました。
年末に住之江競艇で開催されるグランプリ(賞金王決定戦競走)への出場資格は賞金ランキング18位以内となりますが守田選手は2018年のグランプリこそは出場することが出来るのでしょうか?
なお、2017年は42,292,000円で賞金ランキング39位でした。
守田俊介は性格も実力もトップクラス
2015年10月25日。
競艇ファンならこの日付と守田選手の組み合わせでピンとくる人もいるかもしれません。
ボートレース浜名湖で開催されたSGボートレースダービー(全日本選手権)で初めてSGを制覇しました。
競艇ではSGの優勝賞金は桁違いとなっています。
ボートレースダービーでは3500万円の優勝賞金が用意されていましたが優勝した守田選手はこの賞金の全額をなんと、東日本大震災の支援金として寄付したのです。
守田俊介選手が東北出身の選手と思いきや出身は京都で現在の住まいで所属する支部は滋賀県だったのです。
お金がすべてではありませんが守田俊介選手の人柄がこれだけですぐにわかると思います。
なお、守田選手はユーモアに溢れる選手で今回のびわこ大賞優勝戦インタビューにおいては1号艇に入りながらも
「インの弱いびわこなのでその辺も舟券抑えておいてください」
と発言したりリップサービスもかなりのものです。
とかく明るくおもしろい人なのでファンが多いのにも納得ですね!
コメント