第1回ヤングダービーでの歴史に残る返還事故

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G1よりもさらにグレードの高いPG1(プレミアムグレード1)のヤングダービーも開催が近づいてきました。




最後の最後まで気が抜けない!ヤングダービー

まだ歴史の浅いヤングダービーですが2018年で5回目の開催となります。

なお、PG1は年間で4つしか開催されない貴重なレースです。

・マスターズチャンピオン

・レディースチャンピオン

・クイーンズクライマックス

・ヤングダービー

賞金もG1に設定されている周年記念競走よりも100万円高い1000万円となっています。

もともとは全国発売G1と呼ばれていましたがヤングダービーが設立された2014年に差別化を図るために【PG1】となった経緯があります。

また、ヤングダービーは2013年まで新鋭王座決定戦競走としてほぼ同条件で開催されていたのですが若手選手育成に加え、予想する人も馴染みやすい名前にするためにヤングダービーとして生まれ変わりました。

このヤングダービーで過去に驚くべき事件が起きていたことはご存知でしたか?

2014年 第1回ヤングダービーで返還大事件

初の開催となるヤングダービー(戸田競艇)で競艇界歴史に残るレベルの事件が起こりました。

今をときめく峰竜太選手が29歳だった時です。

まずは優勝戦の出走表をご覧ください。

初のヤングダービーとなる優勝戦で名前を見てわかる通り人気レーサーが名を連ねたこともあり、売上金額は膨大となっていました。

スタート進入はスタート展示の145236と異なり152346の順でした。

この並び順に問題があったのかもしれません。

なんとレースはインの3艇がフライングによる失格で、対象となる舟券はすべて返還されることとなったのです。

返還された金額ですが総発売額の97.2%にあたる5億9663万100円と膨大な金額となってしまったのです。

3連複・拡連複は不成立となり、単勝や複勝の払戻も100円という恐ろしい結果となってしまったのです。

初のヤングダービーを制したのは恵まれて1着の桐生順平選手となったのでした。

ヤングダービーは若さゆえに勝負の瀬戸際で攻めすぎてしまうこともあるので予想する側の人間もスタート展示や選手の性格・癖をしっかりと見抜いて予想したほうがいいでしょう。

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