G1地区選手権競走が2019年2月9日から2月22日まで日程をずらして行われます。
このタイトルは毎年、1月上旬~2月上旬にかけて全国で同時期に開幕されます。
その名の通り、全国の各地区ごとに分かれて競走が行われますが各レーサーは自分が所属している支部の地区選手権にしか出場することができません。
この記事では2019年G1地区選手権競走のまとめを記載していきます。
各地区選手権ごとの予想やドリーム戦・出場選手などは別の記事で書いているのでそちらを参照してください。
目次
G1地区選手権 2019年開催概要まとめ
全国6ブロックに分かれて開催されるG1地区選手権。
地区選や地区ダービー(九州だったら九州ダービー)などと呼称されることもあります。
歴史は昭和29年(1954)年に九州地区選手権(芦屋競艇)が開催されたことからはじまりました。
その後、全国の他の地区の選手権が開催され地区ごとに競い合う大会として定着しました。
開催地:芦屋・鳴門・住之江・平和島・浜名湖・下関
開催日程:2019年2月9日(土)~2月22日(金)
タイトル:G1地区選手権競走(九州/四国/近畿/関東/東海/中国)
優勝賞金:450万円
概要:各開催は全6日間の日程で行われます。
他のG1の優勝賞金が8~900万円であることに対して、地区選手権競走の優勝賞金は450万円と約半分になっています。
G2のモーターボート大賞の優勝賞金が400万円なので地区選手権の賞金が低いことがわかると思います。
地区選手権の日程は昔は同時開催ということもありましたが今はインターネット投票が普及したこともあって同一日にスタートすることはありません。理由は同時開催の場合は売上が分散してしまうからということが伺えます。
地区選手権では選手紹介でアピールする選手が多数
各地区選手権の開催初日、選手紹介が行われますがその際に派手なパフォーマンスをしたりインパクトのある意気込みを入れる選手が多いです。
その理由はSGボートレースオールスターの投票期間中のためです。
オールスターは人気投票で出場選手が決定します。
毎年、地区選手権の開催時期はオールスターのファン投票と被っていますがこれは故意にそうしているのです。
選手によってはかなり奇抜なアピールをする選手もいるので時間があえば是非視聴してみてください。
地区選手権のドリーム戦は2レース開催
周年記念競走などのG1においても必ずドリーム戦が行われますが、地区選手権も同様です。
地区選手権のドリーム戦は初日と2日目の第12Rの2レースで行われます。
四国地区選手権では女子選手の出場がおおいため、2日目のドリーム戦は女子限定となることもあります。
開催4日目までは予選となり、着順に応じた得点を競いますがドリーム戦だけは獲得できる得点が高くなっています。そのため、ドリーム戦に同一選手が出場することはありません。
出場選手
地区選手権の出場選手についてですがG1タイトルのため、基本的にはA1級選手が中心となります。
しかし、地区ごとに選手の人数に差が大きくあるのでB1級の選手が出場できる地区もあります。
四国を例に上げると香川と徳島の2つの支部しかないのでA1級以外の級からも出場してもらわなければ出場人数の52名に達しません。
逆にA1級の選手が多い地区では出場枠から溢れる選手も出るのでA1級なのに出場を断念せざるを得ない選手もいます。
A1級以外の選手が出場する場合、全国に名前を広める大チャンスとなることは言うまでもありません。
2019年地区選手権 各地区開催日・支部概要
開催地は毎年異なり、各支部の持ち回りとなりますが、四国支部には丸亀競艇場と鳴門競艇場の2つしか開催地がないため実質、隔年開催になります。
全国6つの地区に分かれて行わえる地区選手権ですが2019年のスケジュール及び詳細をご覧ください。
掲載順は開催の早い地区から順位記載しています。
◆G1九州地区選手権 2月9日~2月14日
地区選手権一発目は九州地区となります。
舞台となるのは2019年初のG1が開催された芦屋競艇場です。
数値上は1号艇の1着率が高い芦屋競艇ですがG1だと逆に1号艇は勝ちにくい!?
開催地:ボートレース芦屋(福岡県)
開催日程:2019年2月9日(土)~2月14日(木)
タイトル:G1九州地区選手権競走
対象支部:福岡・佐賀・長崎
その他の競艇場:福岡・若松・唐津・大村
◆G1四国地区選手権 2月10日~2月15日
四国地区選手権は対象支部が2つしかありません。
そのためこの2つの支部のA1級選手は出場が濃厚となり、他の地区と比べると優遇される形となります。
開催地:ボートレース鳴門(徳島県)
開催日程:2019年2月10日(日)~2月15日(金)
タイトル:G1四国地区選手権競走
対象支部:香川・徳島
その他の競艇場:鳴門
◆G1近畿地区選手権 2月11日~2月16日
ほぼ毎年グランプリ(賞金王)の開催地になる住之江競艇場で近畿地区選手権が行われます。
高い売上が予想されますが地元のレジェンドこと松井繁の地区選手権6回目の優勝なるか注目です。
開催地:ボートレース住之江(大阪府)
開催日程:2019年2月11日(月)~2月16日(土)
タイトル:G1近畿地区選手権競走
対象支部:福井・滋賀・大阪・兵庫
その他の競艇場:三国・びわこ・尼崎
また、近畿地区選手権はナイター開催のため、開催時間にご注意ください。
◆G1関東地区選手権 2月15日~2月20日
男女ともに豪華なメンツが揃った関東地区選手権は東京は平和島競艇場で開催されます。
女子版のグランプリことクイーンズクライマックスで優勝した松本晶恵や2018年グランプリ開催直前まで賞金ランキング1位だった毒島誠が出場します。
開催地:ボートレース平和島(東京都)
開催日程:2019年2月15日(金)~2月20日(水)
タイトル:G1関東地区選手権競走
対象支部:群馬・埼玉・東京
その他の競艇場:桐生・戸田・江戸川・多摩川
◆G1東海地区選手権 2月16日~2月21日
池田浩二・坪井康晴・菊地孝平・笠原亮・井口佳典・新田雄史などなど競艇ファンなら誰もが知っている名前がずらりと並ぶ東海地区選手権競走は盛り上がること間違いなしですね。
去年SGボートレースクラシックの舞台になっていた浜名湖競艇です。地元静岡支部の選手の活躍が今回も予想されるので支部は是非チェックしておきたいところです。
開催地:ボートレース浜名湖(静岡県)
開催日程:2019年2月16日(土)~2月21日(木)
タイトル:G1中国地区選手権競走
対象支部:静岡・愛知・三重
その他の競艇場:蒲郡・常滑・津
◆G1中国地区選手権 2月17日~2月22日
住之江に加えてナイター開催となる下関競艇場が中国地区選手権の舞台になりました。
直近で下関で開催された中国地区選手権では白井英治が優勝していましたがもちろん今回も出場する選手なので予想にはしっかりと入れておきたいところです。
開催地:ボートレース下関(山口)
開催日程:2019年2月17日(日)~2月22日(金)
タイトル:G1中国地区選手権競走
対象支部:岡山・広島・山口
その他の競艇場:児島・宮島・徳山
地区選手権の優勝選手
各地区選手権で優勝した合計6名の選手で最後は全国選手権を…と思うのですが地区選手権は優勝選手を決定し、賞金450万円が贈られそれで終了となります。
先にも書いたように地区選手権ではB1級選手も出場するのでB1選手がG1で優勝する可能性もあります。
そうなると、全国選手権が開催された場合獲得賞金などのバランスを考えると厳しいものがあるため、地区選手権はあくまで地区選手権として完結させます。
地区選手権で優勝した選手に他のG1やSGの優先出走権は与えられません。
一ヶ月の日数も少なく売上が低迷しやすい2月ということに加えてボートレースオールスターの投票期間のため、陣営としてはどうにか地区選手権で売上を盛り上げたいといったところではないでしょうか。
予想する側は通常通り勝ち・負けのどちらかしかないのでより当たる予想ができるよう、事前に準備をしておきましょう!
当サイトでも当たる情報を書いていくのでお見逃しなく!
全国地区選手権 各地区の詳細リンク
2019年の地区選手権のリンクをわかりやすいようにまとめました。
ページにアクセスをすると出場選手や過去優勝選手だけでなく当たる予想も記載しているのでぜひご覧ください!
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