競艇に詳しくなってくると「おや?」と思う出走表の組合せに出くわすことがあります。
この記事ではそんなおもしろいレースを集めました。
競艇のおもしろ組合せ 師弟対決や3家族対決も
競艇とはおもしろいもので同一レースに家族が出場したりさまざまな組合せを稀に見ることができます。
八百長などが疑われるため、選手が希望して実現できるものではありませんが主催者側の番組マンと呼ばれる出走表を編成する人が作って面白い組み合わせが完成します。
競艇での師弟対決は時期によって多く見られる
一番多く目にするのがこの師弟対決。
競艇選手になるには日本で唯一の競艇学校である“やまと学校”を卒業する必要があります。
ここを卒業した若手選手はまだ未熟なため先輩の指導を仰ぐために弟子入りをしたりペラグループに所属したりします。
基本的には同じ支部の先輩を師匠にします。
そのため、ゴールデンウィークやお盆、正月などといった里帰りレースでは師弟対決が多く見られます。
基本的に進入枠が年功序列となり、師匠は内枠に入り弟子は外枠に入りやすくなります。
弟子は師匠に対して無理なまくりはしないでしょうし予想は比較的簡単になります。
師弟対決が多く見られる時期はぜひ予想してみてください。
兄弟対決!6名3家族のヤングダービー
2018年9月19日、浜名湖競艇場で開催された第5回ヤングダービー。
第11Rにて中村・上條・松尾による3兄弟対決が実現されました。
1号艇に中村桃佳(妹)・5号艇に中村晃朋(兄)。
2号艇に上條暢嵩(弟)・4号艇に上條嘉嗣(兄)。
3号艇に双子の松尾充(兄)・6号艇に松尾拓(弟)。
1つのレースで3つの兄弟は今後もほぼないかと思われます。
ちなみに1号艇中村妹と6号艇松尾弟は共に114期生の同期となります。
枠的には松尾兄弟が厳しい展開になると思われましたが結果は中村桃佳がインから逃げて1着に。
着 | 枠 | 登番/選手 | タイム |
1 | 1 | 4823 中村 桃佳 | 1’48″8 |
2 | 2 | 4719 上條 暢嵩 | 1’50″9 |
3 | 4 | 4514 上條 嘉嗣 | 1’52″1 |
4 | 3 | 4754 松尾 充 | 1’53″4 |
5 | 6 | 4808 松尾 拓 | |
6 | 5 | 4739 中村 晃朋 |
2着3着には上條兄弟が入賞となり枠的に厳しかった松尾兄弟が4着・5着となりました。
女子選手の中に峰竜太が入った結果
2017年7月2日、唐津競艇で行われたこちらのレース。
サマーモーニングバトル〜ほぼ女子戦〜3R
地元選手の峰竜太が唯一の男子選手として3号艇に枠入り。
A1級ということもあってか単勝オッズは3号艇1.0倍となりました。
もちろん結果は峰竜太が1マークであっさりとまくって1着に。
着 | 枠 | 登番/選手 | タイム |
1 | 3 | 4320 峰 竜太 | 1’49″2 |
2 | 5 | 4014 片岡 恵里 | 1’52″5 |
3 | 1 | 3317 大山 博美 | 1’54″8 |
4 | 4 | 3611 岩崎 芳美 | 1’55″3 |
5 | 2 | 3871 池田 紫乃 | 1’56″3 |
6 | 6 | 3225 松村 昌子 | 1’57″2 |
その際の動画をご覧ください。
さすが峰竜太といったところですね!
これらのおもしろい組み合わせはめったに見れるものではないので舟券を買わずに見るだけでも十分楽しむことができます。
レアなレースなので目にしたらぜひ観戦してみて下さい!
コメント