競艇選手応援用の横断幕
競艇場に行くと必ずといっていいほど見かける【横断幕】
プロレスや運動会、競馬など様々な場面で応援グッズとして目にします。
競艇場においても特定の選手を応援することを目的としていますがこの横断幕は誰でも出せるのでしょうか?
使える色やサイズ、誰の許可が必要かなど、調査していきます。
横断幕の規格
様々なデザインや応援メッセージが添えられています。まずサイズについてですが、下記のように取り決められています。
縦2.0m以内×横10.0m以内
以前は大きなサイズでも問題なかったのですが、より多くの横断幕を掲げられるようにとサイズが規制されているので注意しましょう。
ただし、上記サイズ以上のものでも観客が少ない競艇場や一般戦などでは掲出することができるかもしれません。
なお、横断幕には必ず紐を通しましょう。紐を通さないと風で飛んでレースに支障をきたす可能性があるからです。紐を通していない場合、横断幕を掲出することができません。
それではこのサイズ内であればどの競艇場でも掲載することが可能なのでしょうか?
江戸川競艇場では横断幕禁止
全国24ある競艇場の中で東京の江戸川競艇だけは横断幕を掲載することができません。
確かに横断幕がなく、殺伐とした雰囲気の江戸川競艇なのでどこか納得です。
誰でも好きな文言で掲出できるのか?審査は?
横断幕を掲出する場合、必ずレース場に送付しなければいけません。
自分で横断幕を設置・掲載できるわけではないため、掲載場所などはすべてレース場の判断で行われます。
また、横断幕に著しい破損や汚れがあると掲出できません。これは景観の問題に加えて横断幕が破損してレースに支障をきたさないようにするためです。
また、レース場に送付する前に横断幕の裏に氏名を必ず記入する必要があります。これは取り違いを防ぐためとなります。直接記入ではなく、裏面に貼付する形でも問題ありません。
さらに審査のためにレース場へ送ったあと、自宅に返送されるため、自宅の住所などを記載した着払い宅急便伝票を一緒に同封しておく必要があります。
レース場へ送る際はダンボール、プラスチックケース、バッグ等に入れて、開催初日の3日前(必着)までに当該レース場へ送付しましょう。
また、記載する文言に関しては
・登録番号
・支部
・選手名
・レースに支障をきたさない文言(ヤジ・過激な表現はNG)
上記がメインとなってきます。
横断幕を掲載するまでの大きな流れ
規定サイズ内の横断幕を作る(インターネットで検索すると通販で作成が可能)
↓
掲載したいレース場に開催初日3日前までに送付する
↓
その際、横断幕裏面に氏名記入・着払い伝票を同封
↓
レース最終日か翌日に返却(発走)
以上となります。
SGやG1といった大きなレースでは横断幕の応募も多くなりなす。
レース場も掲載場所に限りがあるため、重複する選手の横断幕があった場合は抽選となります。
不明な点は下記まで問い合わせると細かく教えてくれます。
日本モーターボート競走会・企画部広報課
TEL:03-3454-5058
オリジナルの横断幕で選手を応援しましょう!
コメント