競艇界最高齢記録保持者 加藤峻二
2015年5月7日。73歳という競艇界最高年齢で最後の登録番号1000番台の加藤峻二が引退しました。
1959年のデビュー移行、常に第一線で活躍し続け、SGでも4回の優勝とまさにボート界のレジェンドとも呼べるでしょう。2003年に61歳でボートレースオールスター(SG)で優勝戦に出場し、2016年には戸田競艇場で最高年齢の71歳2ヶ月で優勝を遂げるなど数多くの功績をのこしてきました。
加藤峻二プロフィール
出身地 | 埼玉県 |
生年月日 | 15353 |
身長 | 163cm |
体重 | 50kg |
血液型 | A型 |
所属 | 埼玉支部 |
登録番号 | 1485 |
登録期 | 5期 |
デビュー日 | 1959年7月 |
選手引退日 | 2015年5月7日 |
SG優勝 | 4回 |
GI優勝 | 21回 |
通算勝利 | 出走14652回 3294勝 優勝120回 |
引退のきっかけは?体力の問題ではなかった
埼玉支部所属の加藤元選手が引退を考えるきっかけになったのが地元戸田競艇場において約16年ぶりにフライングをしてしまいました。この時に奥さんにだけ競艇選手を引退することを伝えたようです。
この1回のフライングが競艇人生に終止符を打つ決め手となったのです。
体の不調はなく、事故もなく長年数多くのレースに出場してきたことが誇りだったと本人がコメントしていましたが「悔いはないと言いたいところですが、もう少し走りたい気持ちはあります」とまだまだ選手でいたいという気持ちが十分に伝わりました。
高校を2年で中退し1959年7月24日、17歳の時にデビューを遂げ人生のほとんどを競艇に費やしてきた加藤氏。
引退した今もファンが根付くのも納得です。
地元、戸田競艇で行われた引退パレードでは数多くのファンが会場に押し寄せました。
若年層の競艇ファンからはその功績をたたえて【御大】とも称されました。
過去にスタート無事故3000走、とスタート無事故2000走を2回達成しています。いかにフライングをしない選手だったのかがわかります。それだけにフライングがきっかけで引退するという気持ちもわからなくないですね。
生涯獲得賞金は16億3575万円!年収にすると?
加藤峻二選手の生涯獲得賞金はなんと16億円超えでした。
競艇人生56年のため、年収にするとナント「約3000万円」
ボートレーサーの平均年収は1600万円で最も階級が高いA1選手でも平均は3300万円なので総合でみれば稼ぎに稼いだ選手、それだけ数多く勝ってきたことになります。
引退後は?指導者に?理事会に?加藤峻二の現在
引退を決意した際に「今後については何も考えていませんが、ゆっくりしようと思っています。」と語っていましたが現在は…
長年の競艇人生に疲れ、稼いだ16億円を元手に海外に……
とはなりませんでした。笑
2017年現在、数々のトークショーに出演されているようです。引退をしてもお世話になった競艇界に貢献している姿、かっこよすぎます。
ボートレース界レジェンド加藤峻二さんスペシャルトークショー 実施!
常にかっこよすぎる生き方を選択されている加藤峻二はまさにレジェンドなのでした。
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