60年で31名が死亡する危険な職業
常識に考えればあれだけのスピードを出し、急なコーナーや狭い競艇場なども存在している競艇において怪我や死亡事故が存在しないはずはありません。
直線でのトップスピードは80キロにもなり、そこから投げ出されただけでも水面はコンクリート並に硬いと予想されます。
今回は誰もが目を背けたくなる死亡事故にスポットを当てていきます。
競艇場のコースは観客席から見ていると一見大きく見えますが、先にも述べたように80キロのスピードで走っていると相当狭く感じます。
直線で80キロを出したらすぐに180度のターンマークを内側ギリギリを目掛けてターンしていきます。特に前に他の艇がいる場合は捲くろうとして危険な入り方をしなければいけません。
この時、ギリギリを攻めなければ勝つことができないケースが多いのです。
失敗して転覆や衝突をしてしまえばどうなるかは想像の通りです。
接触などでボートが体に触れれば大怪我は免れません。
もちろんレース中だけではなく、やまと学校(競艇学校)や練習中でもそのリスクが常に付いて回るのです。
2016年にもテレビで取り上げられた19歳の若き女性訓練生が操縦するボートに他のボートが衝突して死亡するという悲しい事故が起きてしまいました。
やまと学校での死亡事故発生について
http://www.boatrace.jp/news/2016/05/055800.php
収入がいいと言われている競艇ですが常に命の危険と隣合わせ。お金で命は買えませんし、高い収入は納得です。
競艇で死亡するケース
・壁への激突
・転覆後、他の艇からの衝突やプロペラへの巻き込まれ
・他の艇との衝突
この他にも様々なケースが存在しています。
競艇場はヤジが盛んなことでも有名ですが決して
「落とせ!」
「こけさせろ!」
「こけろ!」
などといったヤジは飛ばしていけません。
それではあわや死亡事故になりかねないレース動画を集めましたのでご覧ください。
少しのハンドルミスが命取りになることがわかるはずです。
競艇事故動画
1号艇がターン失敗。そこへ真横から6号艇(緑)が突っ込む衝突事故
1号艇(白)坂口
4号艇(青)遠藤
2号艇(黒)麻生
1号艇が第一ターンマークでインコースへ寄せつけようとするも4号艇の遠藤を巻き込む。
ターンで曲がりきれず2号艇の進路を妨害
危機一髪・・・ボートを乗り上げ4号艇の上に
スタート直後、6号艇が人形のように投げ出される
消波堤に乗り上げる事故
事故はなかったもの最もひどいと思ったレースがこちら
https://boat-race.biz/882
選手が勝ちたいという気持ちが強いことは当然のことですが今後、主催者側で対策などを講じて事故がない競艇にして欲しいですね。
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