超高配当続出の2019年オーシャンカップ　優勝は瓜生正義か

オーシャンカップはグレードがSG(スペシャルグレード)ということもあり、ボートレース界のトップレーサーが集結する一戦です。

出場資格は前年度オーシャンカップ優勝選手と直前のSGであるグランドチャンピオンの優勝選手、そして昨年のグランプリ優勝戦出場選手の6名に加えてこの1年間のSG/PG1/G1/G2の優勝戦における着順点上位選手となっています。

いわば人気投票のボートレースオールスターなどとは異なり、実力を兼ね備えた選手しか出場することができないレベルの高い一戦となっています。

そんなオーシャンカップでありえない超高配当が続出するという前代未聞の事態が起きています。

2019年オーシャンカップは30万円配当や3連単最低人気が発生

今回のオーシャンカップの舞台となっているのがボートレース常滑(とこなめ)です。

海に面している水面ですが前検日の干潮の際に水門を閉めて海のと遮断されるため、潮の満ち引きの影響が少なくなっています。

また、深インになってもインコースが強いため、堅い結果に収束することが多いコースです。

ある程度、競艇予想歴の長い人はこのことを知っているため、常滑競艇場では堅い舟券が人気になる傾向があり、オーシャンカップも例外ではありませんでした。

また、稀に発生する高い配当を狙ったところでも当たらなければ勝つことはできません。

特にボートレース初心者ほど人気を見ながら舟券を買う傾向にあるため、レースが荒れると高配当舟券もいつもより高いオッズになる傾向があります。

今節のオーシャンカップはSGということで注目度が高く、ボートレース玄人も素人もほとんどの人がオーシャンカップの舟券を買いに走ったことでしょう。

初日第10Rで30万円の高配当

初日第10R、今節のオーシャンカップ最高配当が発生しました。

出走メンバーを見ても荒れる要素があるとは思えないもので3連単も人気艇で決まるだろうとほとんどの人が予想したことでしょう。

しかし、アクシデントに見舞われ¥304,770という超高配当が発生しました。

2周目１マークで１号艇岡崎と６号艇濱野谷の間に入った４号艇桐生順平が挟まれる形で１号艇と衝突。

これにより１号艇岡崎は妨害で失格となってしまったのですが４号艇桐生も一緒に転覆してしまいます。

そこに５号艇湯川も避けきれずに巻き込まれてしまい、人気のない３艇だけが残りました。

その結果、３連単は6-3-2の結果で2019年7月、全国の競艇場を含め最高配当が発生する事態となりました。(2019/7/15現在)

単勝も6号艇29.6倍の超高配当でしたが狙って当てられるものではありませんね。

3連単最低120番人気の舟券が当たり

初日から3日目にかけて、万舟券発生率は平均値を上回るものだったので4日目も高配当を狙った人も多かったことでしょう。

しかし続く4日目。

3連休2日目で多くの人がオーシャンカップ予想に参戦したことでしょう。

これまでの傾向からほとんどの人が穴もしっかりと抑えて予想をしたと思われますがオーシャンカップ4日目はなんと万舟券が1レースも発生せずの堅い結果に収束しました。

3連単の人気は12レース中、11レースで1桁台人気でしたがすべてのレースで10番人気以内の3連単舟券を買っていればそこそこ勝てていましたね。

堅い舟券を狙う人にとってはおいしい結果になったことでしょう。

ようやく選手も常滑の水面に慣れてきたと思った人も多かったはずです。

しかし5日目、第6レースでまたまた超高配当が発生する事態となりました。

1号艇には今節3名の女子選手が出場していますがそのうちの1人、遠藤エミ。

3号艇には初日の高配当レースで3着になった徳増秀樹が枠入りしていました。

見ての通り5号艇6号艇の勝率が他の選手よりも低く6台ということで１～４号艇までの舟券が人気をしていました。

雨天で向かい風２ｍの中開催されましたがスタートは枠なり進入、隊列は3対3。

１マークで６号艇松尾がまくり差すと１周目２マークで6→5→4の順で早くも高配当が見えてきました。

さらに最終周、2.4.3号艇で3着争いが繰り広げられました。

ここまでくるともはや購入している人が少なすぎるため、2号艇今垣光太郎を含めた舟券のオッズが逆に低くなっています。

最終マークでは2号艇3388今垣光太郎が内から落ち着いて決め、3着を死守しました。

誰もが予想をしなかった結果になりましたがこの組み合わせは3連単120通り中、120番目の人気でした。

3連複も全通りは20点のため、最低人気の20番人気の組み合わせとなりました。

１レースだけなならまだしも１節、しかもSGにおいて超高配当舟券が発生する驚きの結果となりました。

優勝選手は瓜生正義か

最終日最終12Rでオーシャンカップ優勝戦が行われます。

1号艇には予選1位で通過した瓜生が枠入りしていますが予選2位の池田と予選3位の毒島にも注目です。

この2選手は準優勝戦で1着を決め、予選順位通りに枠入りしましたが今節、3連対率は100%となっています。

しっかりと予想に入れておくことはもちろんのこと、1着になる可能性も高いです。

１～３号艇に好成績を収めている選手が枠入りしているので3連単はこの3艇のボックスでもいいかもしれませんね！

ボートレースとこなめ(常滑競艇場)概要

水門があり、潮の満ち干きの影響は少ない。深インになってもインコースが強いがために地元選手やベテラン選手が積極的にインを狙ってくる。

・モーター 　→　減音

・水質 　→　海水

・干満差 　→　なし

・レコード 　→　1.44.1 仲口　博崇 2004/02/27

【とこなめ競艇】2019年SGオーシャンカップリンク

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