辻栄蔵優勝!2019年宮島チャンピオンカップ(周年記念)

G1

全国の競艇場で1年に1度、開設を記念して開催されるG1周年記念競走ですが今年11タイトル目となる周年記念がボートレース宮島で開催されていました。

この記事では優勝戦の結果や配当だけでなく、優勝した選手の詳細までレポートしていきます。




2019年宮島チャンピオンカップは辻栄蔵が優勝

開催地 ボートレース宮島(広島県)
日程 2019年6月8日(土)~6月13日(木)
タイトル G1宮島チャンピオンカップ開設65周年
優勝賞金 1000万円
場コード 17#
概要 全6日間

優勝賞金1000万円を賭けた戦い、周年記念競走ですが広島県は廿日市市にある宮島競艇場で開催されていました。

10名の地元支部の選手を筆頭に全国からA1級のトップレーサーが集結、全51名の選手が出場しました。

今節においては賞典除外(失格)や帰郷もなくレベルの高い戦いとなっていました。

予選得点率順位

予選上位3名はそのまま優勝戦に出場、坪井康晴が準優勝戦で5号艇から1着(3連単57,110円)でまさかの優勝戦に出場という驚きの結果となりました。

優勝戦結果

それでは優勝戦の結果からご覧ください。

予選2位で通過していた辻栄蔵ですが、予選1位の峰竜太がまさかの準優勝戦2着で4号艇に枠入りとなりました。

スタートは123-456の枠なり進入でしたが辻栄蔵がコンマ03の超好スタートを決めました。

のちのインタビューではコンマ00を狙っていたというから驚きです。

なお、G1の優勝戦は特にフライングをすると失格だけでなく決まった期間、SGなどの選考から外れるといった処置が取られます。

それにも関わらず攻めの姿勢を貫けたのも走り慣れている宮島競艇だったからでしょう。

インから押し切り、道中では後ろに続く艇を引き寄せること無く約3秒もの差をつけての圧勝でした。

登番/選手 タイム
1 1 3719  辻  栄蔵 1’47″8
2 4 4320  峰  竜太 1’50″5
3 6 3780  魚谷 智之 1’50″7
4 2 4682  大上 卓人 1’52″4
5 5 4494  河合 佑樹 1’53″5
6 3 3959  坪井 康晴 1’55″5

2着・3着には4号艇の峰竜太と6号艇の魚谷智之が入賞し、高配当が出るかと期待されましたがやはりこの2名も強いため、配当はほどほどとなりました。

勝式 組番 払戻金 人気
3連単 1-4-6 ¥2,000 5
3連複 1=4=6 ¥970 4
2連単 1-4 ¥330 1
2連複 1=4 ¥240 1
拡連複 1=4 ¥130 1
1=6 ¥330 7
4=6 ¥530 9
単勝 1 ¥140
複勝 1 ¥100
4 ¥120

辻栄蔵(つじえいぞう)プロフィール

登録番号 3719
生年月日 1975/03/23
身長 169cm
体重 52kg
血液型 O型
支部 広島
出身地 広島県
登録期 74期
級別 A1級

優しそうな表情でイケメン。数々のファンを虜にする辻栄蔵選手は意外にも気さくな性格で面倒見もいいと評判だそうです。

新時代のニューヒーローと呼ばれる理由がわかりますね。

1994年5月にデビューを遂げると2年後の1996年5月には地元・宮島競艇で初優勝を遂げました。

その翌年、中国地区選手権(徳島競艇)でG1初制覇を飾るとその後もSGなど様々なビックタイトルを制覇。

2005年には競艇界最高賞金のSGグランプリで賞金王に輝いています。

辻栄蔵 過去優勝タイトル一覧

一般戦を除いた辻栄蔵の優勝タイトルをご覧ください。

G 開催名 決まり手
1997年 芦屋 G3 ’97新鋭リーグ戦競走第10戦 2 まくり差し
2003年 蒲郡 SG 第8回 オーシャンカップ 5 差し
2003年 宮島 G1 宮島モーターボート大賞 1 逃げ
2005年 住之江 SG 第20回賞金王決定戦 1 逃げ
2006年 戸田 G1 戸田グランプリ 開設49周年 4 抜き
2006年 若松 G1 全日本覇者決定戦 開設54周年記念 2 抜き
2007年 尼崎 G1 第54回近松賞(開設54周年記念) 1 逃げ
2007年 浜名湖 G1 浜名湖ダイヤモンドカップ 1 逃げ
2009年 住之江 G3 第21回アサヒビールカップ 1 逃げ
2011年 下関 G3 東日本大震災 被災地支援競走 下関市長杯 4 抜き
2012年 徳山 G1 徳山クラウン争奪戦 開設59周年記念競走 1 逃げ
2017年 常滑 G1 開設64周年記念競走トコタンキング決定戦 1 逃げ
2018年 桐生 G1 開設62周年記念赤城雷神杯 1 逃げ
2019年 宮島 G1 宮島チャンピオンカップ開設65周年 1 逃げ

 

通算

SG:2タイトル

G1:9タイトル

G3:3タイトル

2018年の桐生競艇場(赤城雷神杯)の優勝で史上23人目となる全国24場優勝を達成しました。

辻栄蔵はさまざまなSGやG1でよく名前を見かける選手ですがベテラン且つ調整力が高い選手なので名前を見かけ次第予想に入れるとより当たりやすくなることでしょう!

次走は2019年6月19日から下関競艇場で開催される一般戦「ジャパンビバレッジ杯」に出場予定となります!

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