開催地 | ボートレース津(三重県) |
日程 | 2019年5月10日(金)~5月15日(水) |
開門時刻 | 9時30分※初日のみ9時00分 |
タイトル | G1つつじ賞王座決定戦 開設67周年記念競走 |
優勝賞金 | 900万円 |
場コード | 09# |
概要 | 全6日間(予選4日間) |
ボートレース津で開催されていた周年記念競走の”つつじ賞王座決定戦”。
中澤和志が優勝となりましたが優勝戦の結果や配当、中澤和志選手について紹介していきます。
【津周年記念】G1つつじ賞王座決定戦結果
1年に1度のペースで各競艇場で開催される周年記念競走。
それぞれの競艇場ではタイトルを付けていますがボートレース津ではつつじ賞王座決定戦としては最後のレースでした。
次回からは新たなタイトルで行われます。
そんなつつじ賞ラストランを制覇したのは中澤和志でした。
優勝戦
峰竜太と中澤和志が3連対率100%と紹介しましたが最後の最後までこの2名は3連対率100%の超好成績をキープしていました。
予選を1位で通過した中澤和志が準優勝戦でも1着となり、優勝戦では1号艇に枠入り。
峰竜太も2号艇からのスタートということでこの2艇のオッズはみるみるうちに低くなっていきました。
優勝戦オッズ
2連単:[1→2]3.1倍 [2→1]6.5倍
2連複:[1-2]2.4倍
視界・天候ともに良好のベストコンディションで行われた優勝戦。
中澤和志がコンマ16のスタートを切るとイン先マイで峰竜太を振り切って1着となりました。
驚くことに2着濃厚と予想されていた峰竜太は1マークで一瞬、端(はな)に立つも2マークで内から来た5号艇井口佳典、6号艇瓜生正義にまくられ結果は4着。
着 | 枠 | 登番/選手 | タイム |
1 | 1 | 3952 中澤 和志 | 1’49″1 |
2 | 5 | 4024 井口 佳典 | 1’50″5 |
3 | 6 | 3783 瓜生 正義 | 1’51″4 |
4 | 2 | 4320 峰 竜太 | 1’52″9 |
5 | 4 | 4227 安達 裕樹 | |
6 | 3 | 3960 菊地 孝平 |
3連単は1-2-?で予想していた人も多く、オッズは66.5倍と高いものになりました。
1マーク後のバックストレッチから2マークにかけて中澤と峰が激しく接触していましたが峰竜太も思い切り体重を傾けてアタックしていましたね。
その衝撃で一瞬中澤が吹き飛びそうになりました。
なんとか耐えた中澤はそのまま逃げ切り、峰は大外を旋回する羽目になってしまいました。
ボートレースは一瞬の判断が結果に反映されることを再認識させられました。
動画はこちらからどうぞ▼
勝式 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
3連単 | 1-5-6 | ¥6,650 | 24 |
3連複 | 1=5=6 | ¥3,390 | 13 |
2連単 | 1-5 | ¥1,190 | 5 |
2連複 | 1=5 | ¥940 | 4 |
拡連複 | 1=5 | ¥570 | 7 |
1=6 | ¥930 | 9 | |
5=6 | ¥1,510 | 14 | |
単勝 | 1 | ¥120 | |
複勝 | 1 | ¥130 | |
5 | ¥370 |
中澤和志プロフィール
登録番号 | 3952 |
---|---|
生年月日 | 1976/07/24 |
身長 | 167cm |
体重 | 54kg |
血液型 | AB型 |
支部 | 埼玉 |
出身地 | 岩手県 |
登録期 | 82期 |
級別 | A1級 |
岩手県は一関市出身の42歳のレーサーです。
商業高校を卒業しから上京し、市場で働きながらオートレース(バイク)の選手を目指したいたようです。
しかし、同僚の勧めもあってオートレーサーからボートレーサーに切り替え1998年に競艇学校を卒業しました。
オートレースとボートレースは全く異なるものなので中澤和志がいかにいいセンスを持っているかがわかります。
1998年5月にデビューを果たし、2000年2月に鳴門競艇場で初優勝を果たします。
しかし、その後すぐに手の指を切断する寸前の大怪我をしてしまい、長期休養となりました。
厳しいリハビリを経て復活をすると2004年には平和島競艇場でG1初となる優勝を収め、2006年にはSG総理大臣杯(ボートレースクラシック)で優勝と能力の高さをアピールしました。
競艇場では他の支部の選手の手伝いを率先して行うなど人の良さで他地区の選手との交流も非常に多いようです。
埼玉支部に所属していますが住まいは宮城県でその理由が奥さんと中澤選手の両方の親の近くに住んであげたいということでした。遠征する際に飛行機を利用するため、空港からも近い場所にしたそうです。
仲間にも家族にも優しい中澤和志になぜファンが多いのかすぐに分かりましたね。
中澤和志優勝タイトル一覧
中澤和志の一般戦を除く(G3以上)優勝タイトルです。
年 | 場 | グレード | 開催名 | 枠 | コース | 決まり手 |
2002年 | 戸田 | G3 | 第2回テレビ埼玉杯競走 | 4 | 5コース | 抜き |
2003年 | 戸田 | G3 | 第5回三国コカコーラ杯競走 | 1 | 1コース | 逃げ |
2004年 | 平和島 | G1 | 第49回関東地区選手権 | 1 | 1コース | 逃げ |
2004年 | 若松 | G3 | 2004新鋭リーグ戦競走第3戦 | 1 | 1コース | 逃げ |
2004年 | 芦屋 | G3 | 2004新鋭リーグ戦競走第17戦 | 1 | 1コース | 逃げ |
2005年 | 戸田 | G1 | 第50回関東地区選手権 | 4 | 4コース | 抜き |
2006年 | 平和島 | SG | 第41回総理大臣杯 | 4 | 4コース | まくり |
2009年 | 福岡 | G3 | 福岡ソフトバンクホークス杯 | 4 | 5コース | まくり差し |
2014年 | 戸田 | G1 | 戸田グランプリ開設57周年記念 | 4 | 4コース | 差し |
2016年 | 多摩川 | G3 | 第11回サントリーカップ | 5 | 5コース | まくり差し |
つつじ賞王座決定戦を優勝し、周年タイトルは2014年以来の優勝となりました。
更に驚くことに一般戦を含めボートレース津では優勝は今回が初となります。
中澤和志は優勝戦の2日後、次回は常滑競艇場で出走します。
2019/05/17~2019/05/20
常滑 オラレセントレア開設7周年記念競走
結果を残すとそのまま調子づいて好成績になりやすいので予想に入れておくことをオススメします。
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