全国で6つのエリアに分かれて開催されたG1地区選手権競走。
地区ダービーや地区戦とも呼ばれるタイトルですが、2019年2月22日に中国地区選手権競走が終了し、全国の地区選手権優勝選手が決定しました。
この記事では各地区選手権の優勝選手や優勝戦を振り返っていきます。
目次
2019年地区選手権 優勝選手一覧
開催地:芦屋・鳴門・住之江・平和島・浜名湖・下関
開催日程:2019年2月9日(土)~2月22日(金)
タイトル:G1地区選手権競走(九州/四国/近畿/関東/東海/中国)
優勝賞金:450万円
概要:各開催は全6日間の日程で行われました。
優勝した6名の選手は3月16日よりボートレース戸田で開催されるSGボートレースクラシックへの切符を手にできます。
元々、ボートレースクラシックへの出場が決定している場合は予備選手から繰り上げ出場になります。
それでは各地区選手権の優勝選手を時系列順に見ていきましょう。
◆G1九州地区選手権 優勝:桑原悠
2019年、地区選手権の皮切りとなったのが九州地区でした。
開催地:ボートレース芦屋(福岡県)
開催日程:2019年2月9日(土)~2月14日(木)
タイトル:G1九州地区選手権競走
対象支部:福岡・佐賀・長崎
その他の競艇場:福岡・若松・唐津・大村
九州といえば2018年グランプリ王者の峰竜太という強豪の存在があり、九州地区選手権でも優勝濃厚と誰もが思っていました。
事実、4日目までは1着4回2着2回という超優秀成績を残し、予選を1位で通過しました。
しかし峰は5日目の準優勝戦、1号艇からのスタートだったにも関わらず3号艇桑原悠にまくり差されて3着となり、優出に進むことはできませんでした。
この時の配当は3-4-1で43,040円と万舟券となりました。
そして優勝戦。
予選を3位で通過した深川真二が1号艇に枠入りしました。
最も低いオッズは3連単1-2-3の組合せで10.1倍。
1号艇→2号艇の組合せは1-2-6の19.3倍が一番高いものとなりました。
結果・配当
着 | 枠 | 登番/選手 | タイム |
1 | 3 | 4497 桑原 悠 | 1’47″1 |
2 | 6 | 4831 羽野 直也 | 1’48″6 |
3 | 4 | 3703 鳥飼 眞 | 1’49″2 |
4 | 1 | 3623 深川 真二 | 1’50″5 |
5 | 2 | 4736 高倉 和士 | |
6 | 5 | 4364 池永 太 |
勝式 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
3連単 | 3-6-4 | ¥20,440 | 49 |
3連複 | 3=4=6 | ¥3,810 | 13 |
2連単 | 3-6 | ¥4,810 | 13 |
2連複 | 3=6 | ¥4,270 | 11 |
拡連複 | 3=6 | ¥550 | 8 |
3=4 | ¥520 | 7 | |
4=6 | ¥990 | 15 | |
単勝 | 3 | ¥370 | |
複勝 | 3 | ¥420 | |
6 | ¥740 |
◆G1四国地区選手権 優勝:河野 大
2つの支部しかない四国地区選手権ですが2019年は徳島支部に軍配が上がりました。
開催地:ボートレース鳴門(徳島県)
開催日程:2019年2月10日(日)~2月15日(金)
タイトル:G1四国地区選手権競走
対象支部:香川・徳島
その他の競艇場:鳴門
得点率1位で通過した重成一人が1号艇からの出走となり、逃げが濃厚と思われました。
しかし結果は4号艇河野大のまくり差しが決まるという大どんでん返しに…
モーター2連対率も30%を切っており、予想する人も少なかったため3万舟券の高額配当が発生しました。
結果・配当
着 | 枠 | 登番/選手 | タイム |
1 | 4 | 4704 河野 大 | 1’46″2 |
2 | 2 | 4052 興津 藍 | 1’48″3 |
3 | 3 | 4063 市橋 卓士 | 1’48″8 |
4 | 1 | 3908 重成 一人 | 1’49″9 |
5 | 6 | 4383 竹田 吉行 | |
6 | 5 | 3541 三嶌 誠司 |
勝式 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
3連単 | 4-2-3 | ¥32,570 | 61 |
3連複 | 2=3=4 | ¥2,300 | 9 |
2連単 | 4-2 | ¥6,970 | 17 |
2連複 | 2=4 | ¥2,680 | 10 |
拡連複 | 2=4 | ¥530 | 7 |
3=4 | ¥620 | 9 | |
2=3 | ¥440 | 5 | |
単勝 | 4 | ¥840 | |
複勝 | 4 | ¥600 | |
2 | ¥360 |
◆G1近畿地区選手権 優勝:丸岡正典
開催地:ボートレース住之江(大阪府)
開催日程:2019年2月11日(月)~2月16日(土)
タイトル:G1近畿地区選手権競走
対象支部:福井・滋賀・大阪・兵庫
その他の競艇場:三国・びわこ・尼崎
2日目のジャンピードリームというドリーム戦で6号艇から出走をした丸岡正典でしたが3着の好成績を残すとその後も好成績を記録し続け、優勝戦では1号艇からの出走となりました。
コンマ08のトップスタートを切った4042丸岡正典がそのまま逃げ切って優勝を決めました。
2008年と2012年のSGボートレースダービーで優勝している選手ということもあり、舟券も常に人気が集中していました。
レジェンド松井繁は予選は3位で通過したものの、準優勝戦で2号艇から6着の結果となり優出を逃してしまいました。
結果・配当
着 | 枠 | 登番/選手 | タイム |
1 | 1 | 4042 丸岡 正典 | 1’47″7 |
2 | 3 | 4168 石野 貴之 | 1’49″0 |
3 | 4 | 4044 湯川 浩司 | 1’49″3 |
4 | 5 | 4686 丸野 一樹 | 1’51″4 |
5 | 2 | 4013 中島 孝平 | 1’52″5 |
6 | 6 | 4446 和田 兼輔 | 1’53″7 |
勝式 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
3連単 | 1-3-4 | ¥810 | 2 |
3連複 | 1=3=4 | ¥410 | 2 |
2連単 | 1-3 | ¥290 | 1 |
2連複 | 1=3 | ¥200 | 1 |
拡連複 | 1=3 | ¥120 | 1 |
1=4 | ¥160 | 2 | |
3=4 | ¥260 | 5 | |
単勝 | 1 | ¥130 | |
複勝 | 1 | ¥100 | |
3 | ¥130 |
◆G1関東地区選手権 優勝:桐生 順平
男女ともに豪華なメンツが揃った関東地区選手権は東京は平和島競艇場で開催されます。
女子版のグランプリことクイーンズクライマックスで優勝した松本晶恵や2018年グランプリ開催直前まで賞金ランキング1位だった毒島誠が出場します。
開催地:ボートレース平和島(東京都)
開催日程:2019年2月15日(金)~2月20日(水)
タイトル:G1関東地区選手権競走
対象支部:群馬・埼玉・東京
その他の競艇場:桐生・戸田・江戸川・多摩川
結果・配当
着 | 枠 | 登番/選手 | タイム |
1 | 1 | 4444 桐生 順平 | 1’48″2 |
2 | 4 | 4547 中田 竜太 | 1’49″6 |
3 | 3 | 3978 齊藤 仁 | 1’51″1 |
4 | 2 | 4144 石塚 久也 | 1’51″3 |
5 | 6 | 4335 若林 将 | |
6 | 5 | 3412 鈴木 博 |
勝式 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
3連単 | 1-4-3 | ¥1,790 | 7 |
3連複 | 1=3=4 | ¥720 | 3 |
2連単 | 1-4 | ¥560 | 3 |
2連複 | 1=4 | ¥500 | 3 |
拡連複 | 1=4 | ¥180 | 3 |
1=3 | ¥150 | 1 | |
3=4 | ¥380 | 7 | |
単勝 | 1 | ¥130 | |
複勝 | 1 | ¥100 | |
4 | ¥220 |
◆G1東海地区選手権 優勝:菊地孝平
池田浩二・坪井康晴・笠原亮・井口佳典・新田雄史など豪華なメンツが揃った東海地区選手権競走。
静岡支部の選手に注目と宣伝した通り、優勝は菊地孝平が地元でVを飾りました。
開催地:ボートレース浜名湖(静岡県)
開催日程:2019年2月16日(土)~2月21日(木)
タイトル:G1中国地区選手権競走
対象支部:静岡・愛知・三重
その他の競艇場:蒲郡・常滑・津
モーター調整力も高い菊地孝平はあっさりと優勝を決めた印象を持ちました。
優勝戦では強風の中、コンマ09のトップスターとを決めるとそのまま逃げ切って1着。
スタート進入では142-356となったために(スタート展示では123-456の枠なり進入)結果もスタート進入通りとなりました。
3号艇谷野錬志を予想に入れてしまった人にとっては非常に厳しい結果となったことでしょう。
結果・配当
着 | 枠 | 登番/選手 | タイム |
1 | 1 | 3960 菊地 孝平 | 1’48″7 |
2 | 4 | 3959 坪井 康晴 | 1’49″4 |
3 | 2 | 4808 松尾 拓 | 1’51″2 |
4 | 3 | 4342 谷野 錬志 | 1’52″3 |
5 | 5 | 3956 横澤 剛治 | |
6 | 6 | 4227 安達 裕樹 |
勝式 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
3連単 | 1-4-2 | ¥1,410 | 5 |
3連複 | 1=2=4 | ¥570 | 3 |
2連単 | 1-4 | ¥370 | 1 |
2連複 | 1=4 | ¥310 | 1 |
拡連複 | 1=4 | ¥100 | 1 |
1=2 | ¥180 | 3 | |
2=4 | ¥350 | 6 | |
単勝 | 1 | ¥110 | |
複勝 | 1 | ¥100 | |
4 | ¥250 |
◆G1中国地区選手権 優勝:海野康志郎
初のナイターで開催された中国地区選手権。
優勝した海野康志郎は海野ゆかりのいとこになります。2日目には6着の結果を出していましたが後半戦においてモーターとの息をピッタリ合わせ優勝を掴み取りました。
開催地:ボートレース下関(山口)
開催日程:2019年2月17日(日)~2月22日(金)
タイトル:G1中国地区選手権競走
対象支部:岡山・広島・山口
その他の競艇場:児島・宮島・徳山
誰もが1号艇吉田拡郎を予想したことでしょう。
数々のG1やSGで常連出場を決めている吉田に加え、5号艇には去年の優勝者白井英治も控えていました。
結果・配当
着 | 枠 | 登番/選手 | タイム |
1 | 2 | 4324 海野 康志郎 | 1’48″5 |
2 | 6 | 3901 松田 憲幸 | 1’50″5 |
3 | 3 | 3158 島川 光男 | 1’51″4 |
4 | 5 | 3897 白井 英治 | 1’52″0 |
5 | 4 | 4584 村岡 賢人 | 1’52″8 |
6 | 1 | 4166 吉田 拡郎 | 1’55″3 |
最も期待されていた吉田拡郎、そして白井英治が舟券に絡まないという大穴結果でしたがもちろん配当は非常に高いものとなりました。
勝式 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
3連単 | 2-6-3 | ¥45,130 | 89 |
3連複 | 2=3=6 | ¥6,590 | 18 |
2連単 | 2-6 | ¥7,980 | 22 |
2連複 | 2=6 | ¥6,580 | 12 |
拡連複 | 2=6 | ¥1,820 | 14 |
2=3 | ¥530 | 8 | |
3=6 | ¥2,260 | 15 | |
単勝 | 2 | ¥640 | |
複勝 | 2 | ¥150 | |
6 | ¥570 |
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