2019年2月20日から江戸川競艇場で開催される創刊50周年記念 第18回夕刊フジ杯概要や注目選手を書いていきたいと思います。
江戸川競艇場と言えば江戸川競艇場の職員が舟券発売が締め切られた後に職員に指示をして的中するであろう舟券を大量購入させていた事件がありました。
基本的に八百長を防ぐ意味でも競艇関係者が舟券を買ってはいけないということがモーターボート競走法によって定められています。
現在はそういう事件は起こっていないと信じたいところですが裏は見えませんので何とも言えません。
江戸川競艇場職員の不正舟券購入事件についてはこちらの記事をご覧ください。
目次
2019年2月 創刊50周年記念 第18回夕刊フジ杯in江戸川競艇場
江戸川競艇場は東京都に位置する競艇場で水質は汽水となっています。
汽水とは海水と淡水の中間の塩分を持つ水となります。
汽水となる競艇場では風も強く風向きも変わりやすくなり非常に乗りにくい水面となります。
選手間でも乗りにくい水面と噂となっているので予想をする際は江戸川競艇場を得意としている選手などチェックする必要がありそうです。
開催地:ボートレース江戸川(東京都) ※クリックするとGoogleマップが開きます
開催日程:2019年2月20日(水)~2月23日(土)
タイトル:創刊50周年記念 第18回夕刊フジ杯
概要:開催は全4日間の短期日程で行われます。
2018年に行われた第17回夕刊フジ杯では1コース4222山口高志と3コース4681太田潮がフライングとなり失格となりました。
優勝したのは4468大池佑来となりました。
決まり手は恵まれとなり珍しいレースとなりました。
3連単では2-6-4と万舟券を楽に超えても良い出目ではありますが1/3コースの関係の舟券は払い戻されますので配当金が1780円の10番人気となりました。
フライングをしていなければこの結果になっていなかったでしょうが2-6-4の舟券を持っていた人はガッカリしたことでしょう。
まず江戸川競艇場の進入コース別データと夕刊フジ杯の歴代優勝者を見て予想の精度を上げていきましょう。
江戸川競艇場 進入コース別データ
進入コース別データを直近3ヶ月を見ていきましょう。
コース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
1 | 43.0 | 19.3 | 14.1 | 8.2 | 7.6 | 7.6 |
2 | 19.8 | 21.8 | 17.0 | 15.8 | 13.2 | 12.1 |
3 | 15.6 | 19.9 | 17.7 | 16.0 | 18.4 | 12.1 |
4 | 11.8 | 16.0 | 18.1 | 20.0 | 16.6 | 17.1 |
5 | 7.1 | 14.0 | 20.7 | 21.4 | 19.4 | 17.0 |
6 | 5.1 | 11.4 | 14.7 | 20.3 | 24.6 | 23.6 |
(集計期間:2018/11/1~2019/1/31)
ここ3ヶ月のコース別をみると1コース勝率が43.0%と全国平均よりも低くなっています。
難水面と言われるだけあってどのコースに絞って良いかわからないぐらい数字がバラけています。
2/3コースは1着~3着までで50%オーバーの数字を出しています。
実力があるイン3艇であれば買い目の頭に入れておかないと的中させることは難しいでしょう。
さらに特に注目したいのは5コースから3着4着が多いという点でしょう。
3着と4着では舟券に絡むかどうかというところで買い目に入れておかなければいけないという事態が発生し舟券の購入点数が自然に増えてしまいます。
ぶ厚く買って高配当を的中させていくというのが江戸川攻略の鍵となりそうです。
歴代優勝者 夕刊フジ杯
歴代優勝者を見ていきましょう。
開催年 | 登番 | 選手名 | タイトル | 決まり手 |
2018年 | 4468 | 大池佑来 | 第17回夕刊フジ杯 | 恵まれ |
2016年 | 4211 | 村田敦 | 第16回夕刊フジ杯 | まくり |
2015年 | 4421 | 森作広大 | 誰が勝ってもデビュー初勝利!第15回夕刊フジ杯 | 逃げ |
2015年 | 4418 | 茅原悠紀 | 第14回夕刊フジ杯 | 逃げ |
2014年 | 3959 | 坪井康晴 | 第13回夕刊フジ杯 | 抜き |
2012年 | 4109 | 谷津幸宏 | 第12回夕刊フジ杯 | 差し |
2012年 | 3717 | 立間充宏 | 第11回夕刊フジ杯 | 差し |
2010年 | 4101 | 三井所尊春 | 第10回夕刊フジ杯 | 逃げ |
2009年 | 3853 | 岩崎正哉 | 第9回夕刊フジ杯 | 抜き |
2007年 | 3995 | 重野哲之 | 第8回夕刊フジ杯 | 逃げ |
歴代優勝者を見ると傾向が分かってきます。
決まり手を見てみると10回中逃げが4回だけという結果になっています。
これはどのコースも注意しておかないと的中させることが難しいことを表しています。
さらに面白い事実があります。
登録番号を見てみると2012年の4109谷津幸宏以外は、同じ数字が必ず2つ入っているのです。
予想に迷ったら登録番号に同じ数字が2つ入っているレーサーを買うのも有かもしれません。
注目レーサー 創刊50周年記念 第18回夕刊フジ杯 2019年
2019年2月開催の創刊50周年記念 第18回夕刊フジ杯の注目レーサーを書いていきたいと思います。
真っ先に注目していきたいところはA1級選手の存在でしょう。
今節のA1級出場者は4737竹井貴史(福岡支部)、4402乙藤智史(福岡支部)、4262馬場貴也(滋賀支部)、4500山田康二(佐賀支部)、4384鶴本崇文(大阪支部)、4451松崎祐太郎(福岡支部)、4102益田啓司(福岡支部)となっています。
この中でも4262馬場貴也(滋賀支部)、4500山田康二(佐賀支部)に注目していきたいと思います。
注目レーサー① 4262馬場貴也、4500山田康二
まずは4262馬場貴也から書いていきます。
4262馬場は2018年11月25日に芦屋競艇場で行われたSG第21回チャレンジカップに見事な逃げを決めて優勝しています。
その勢いのままに1月では新春滋賀県知事杯争奪戦・サンケイスポーツ杯争奪戦・びわこ企業賞争奪近畿選抜vs中四国選抜戦で見事に優勝を決めています。
まだG1タイトルなどで名前が挙がってこないのが不安要素ではありますがしっかりと勝ち切る力も見せてくれているので期待しておきたいところです。
続いて4500山田康二です。
4500山田康二と言えば2018年は2勝に終わるという結果で実力からすればもう少し勝利を手にしても良いと感じました。
ただ2019年は2月にトータリゼータエンジニアリング杯で見事優勝することが出来ました。
優勝するということはレーサーにとっては最も重要なファクターとなります。
なぜなら優勝すると自信がつきます。
そして次の大会でも堂々とレバーを握ることができ、攻めの姿勢でレースを展開することができます。
このように優出回数もさることながら優勝回数にも注目していきましょう。
今節前検タイムでは、4262馬場貴也が6.90と思ったより伸びず4500山田康二が6.75と一番時計を手に入れています。
この2名には最後まで注目していきましょう。
注目レーサー② 4451松崎祐太郎
もう一人A1級で挙げておきます。
2連対率44%というモーターを引き入れた4451松崎祐太郎の存在が怖く感じます。
前節は中田達也が伸び重視の整備をし中々の好成績を収めています。
前回の伸び重視で整備を攻めるのなら初日の江戸川選抜戦はカドからとなり一発まくり差しも考えられます。
初日に特に注目して見ていきましょう。
注目レーサー③ 2787藤井定美
2787藤井定美に注目が集まります。
その理由が前節で地元ヤングの4880澤崎雄哉が見事に初優出&初Vを達成したモーターを手に入れたのです。
前検でも6.83と好調タイムです。
前節若手が乗りこなしたモーターをベテランがどこまで乗りこなせるのか?が注目となります。
初日は6コースと3コースからとなりそうなのでモーターの威力を十分確認できそうです。
注目レーサー④ 東京支部勢
江戸川競艇場は難水面と言われているぐらい乗りにくい波となっています。
その為地元東京支部のレーサーが優位にレースを運んでいくことでしょう。
東京支部のレーサーを見ていきましょう。
3303渡辺豊、3277斎藤勇、4026小林晋、4728山口亮、4995田邉亮蔵、3202三品隆浩、4440萩原知哉、2883柾田敏行、4769馬場剛となります。
この中でも3303渡辺豊はスリット付近での伸びに手ごたえを感じているようで期待をしても良いレーサーと言えるでしょう。
もう一人地元レーサーで挙げるとすれば、ルーキーの中では少しずつ頭角を現してきている4769馬場剛に注目をしておきたいです。
注目出目データ 江戸川競艇場
出目データとはよく出る出目を知ることでその日の走りやすいコースや水面状況などが読めてくるので是非参考にしておきたい情報です。
江戸川競艇場で良く出る出目データを見ていきましょう。
まずは2連単のトップ10を見ていきます。
出目 | 回数 | 割合 |
1-2 | 291 | 14.0 |
1-3 | 232 | 11.1 |
1-4 | 173 | 8.3 |
2-1 | 164 | 7.9 |
1-5 | 113 | 5.4 |
3-1 | 96 | 4.6 |
1-6 | 84 | 4.0 |
3-2 | 82 | 3.9 |
4-1 | 76 | 3.7 |
2-4 | 75 | 3.6 |
これを見ると1-234で33.4%という数字で的中しています。
あまり高くない印象となります。
その代わりに2-1や3-1や4-1と言った出目データが16.2%と警戒しておかないといけない数値になっています。
これを見ても的中させようとしても出目データがバラけていて絞り切れないのが分かります。
続いて3連単の上位10位までの出目データを見ていきましょう。
順位 | 出目 | 回数 | 割合 |
1 | 1-2-3 | 111 | 5.3 |
2 | 1-3-2 | 86 | 4.1 |
3 | 1-2-4 | 65 | 3.1 |
3 | 1-2-5 | 65 | 3.1 |
5 | 1-4-2 | 60 | 2.9 |
6 | 1-4-3 | 58 | 2.8 |
7 | 2-1-3 | 56 | 2.7 |
8 | 1-3-4 | 55 | 2.6 |
9 | 1-3-5 | 54 | 2.6 |
10 | 1-2-6 | 50 | 2.4 |
ここで見てみると1-234-2345がほとんどの割合を占めていることがわかります。
荒れる水面でレース自体もインが弱いとされていますが確率的には案外堅い数字が並んでいるのに驚きました。
良くも悪くも幅広く買い目を選ぶ必要が出てきそうです。
江戸川ボートレース情報
全国で唯一、河川を全面に使っていて上げ潮や下げ潮が存在。
枠なり進入がほとんど。
流れがある会場のため水面対応力が必要になってくる。時折吹く強い風に要注意。
・モーター → 減音
・水質 → 汽水
・干満差 → あり
・レコード → 1.44.0 原田 幸哉 2001/01/29
住所 | 〒132-0033 東京都江戸川区東小松川3-1-1 |
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電話番号 | 03-3250-3500 |
交通・ アクセス | ☆下記より無料バス運行 ・JR総武線平井駅 ・都営新宿線船堀駅 ・東京メトロ東西線西葛西駅 |
WEB サイト | http://www.boatrace-edogawa.com/ |
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