軒並み売上が右肩上がりになっているボートレース業界。
この記事ではボートレース徳山にスポットを当てて売上の推移や売上金が何に使われているのかなどを公開していきます。
目次
ボートレース徳山 新記録は521億円
2017年、ボートレース徳山の売上金額が過去最高となりました。
売上額は約521億4500万円、全国24ある競艇場では13位となりました。
ものすごい金額ですが実際、この521億円は売上であってすべての金額を運営資金に回すわけではありません。
みなさんもご存知のように競艇は当たった人にはそれ相当の払い戻しを行わなければいけません。
以前記事にもしましたが競艇の控除率は25%です。
100円の舟券を購入した場合、75円が的中した人に分配され、残りの25円が運営資金(選手賞金や人件費や施設運営費など)に回されます。
ですので売上金521億4500万円から25%が控除され、約130億3625万円が運営費に回ることになります。
そこから様々な諸経費を引いていくのですが、それらの中にはボートレース徳山が所在する山口県周南市への様々な費用にも使われています。
ボートレース徳山 売上金の使い先
ボートレース徳山の収益はどのように使われているのでしょうか?
もちろんポケットに入れることはせず、地域のために役立てています。
これらはボートレース徳山の一般会計から捻出されます。
■教育費
周南市美術博物館などの文化施設の整備
■公営住宅費
周南市営栗坪第一住宅の老朽化に伴う修繕費など
■土木費
都市公園の周南緑地への歩道橋整備
■消防費
高層建物物の防災などに関する強化
■保健衛生費
リサイクルセンターの整備や循環型社会への取り組み
■民生費
子育て支援として子ども未来夢基金やデイサービスなどの福祉施設の充実
■産業経済費
中小の下請け企業をサポートするため「周南地域地場産業振興センター」への産業振興
■災害復旧費
集中豪雨や台風など自然災害の原状復帰費用
■公害対策費
工場地域と住宅地域を分離する緩衝緑地帯の整備
■その他
周南市徳山動物園の整備
ボートレース徳山売上推移
年度 | 売上 |
2010 | 203億3344万5500円 |
2011 | 211億7533万0000円 |
2012 | 269億3136万2100円 |
2013 | 242億1486万2500円 |
2014 | 269億4212万5100円 |
2015 | 336億0690万9100円 |
2016 | 382億1801万5000円 |
2017 | 436億3425万8400円 |
売上上昇の主な理由としては通常よりも2時間早くレースがはじまる”モーニングレース“の電話投票売上が伸びたことでしょう。
ボートレース鳴門でもこの例を真似てモーニングレースが開催されましたがボートレース徳山にとっては7年連続の黒字に大喜びだったことでしょう。
レース開催日:192日
入場者数:14万3635人(前年比13.6%減)
電話投票:約270億8000万円(前年比25.5%増)
純利益:約22億2600万円
このうち、上記でも説明した一般会計に入れる金額は2億7千万円だそうです。
2018年もさらなる売上を伸ばすことでしょう!
ボートレース徳山情報
笠戸湾に面面しているため、強い斜め追い風が吹きやすい。冬場には季節風の太華山が遮る。また、潮位でレースの流れが変わる。干潮時にはパワーで勝負、満潮時にはさばきで勝負となる。特に夏は1コースの勝率が極めて高い。
・モーター → 減音
・水質 → 海水
・干満差 → あり
・レコード → 1.44.4 今垣光太郎 2012/03/29
所在地 | 〒745-0802 山口県周南市大字栗屋1033 |
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電話番号 | 0834-25-0540 |
交通・ アクセス |
・片道(往路)無料タクシー(9時30分~12時00分) JR徳山駅新幹線口・櫛ヶ浜駅・下松駅南口前より運行(徳山駅から15分) ※モーニングレース開催日は(8時30分~11時00分) ・片道(復路)無料バス JR徳山駅行(JR櫛ヶ浜駅経由)・JR下松駅行 第11・12R終了後運行 ※モーニングレース開催日は12R終了後運行 ※ナイター場外発売日はナイターレース第12R終了後も運行 ・高速道路ご利用の方 山陽自動車道徳山東I.C下車約15分 3,600台の大型無料駐車場完備 |
WEB サイト |
http://www.boatrace-tokuyama.jp/ |
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