どんなに競艇で強い選手でも避けて通れないのが”事故”。
競艇には転覆・妨害・フライングなど様々な事故がありますがその中で最も多いのが衝突事故。
ほとんどはターンマークでの衝突か、スタート直後にアウトコースの選手が内側のインを目掛けて衝突する選手同士の事故です。
選手同士が衝突すると大抵は転覆などが発生するため、救助艇がすぐに選手を助けに向かいます。
本当にあった救助艇との衝突
救助艇は普段はレースの妨害にならないよう、コース外からいつでも救助できるようにスタンバイしています。
そして転覆や転落事故が発生するとすぐさま選手の元に駆け寄り救助するのです。
過去に救助艇と選手が衝突する事故が本当にありました。
【動画】救助艇と衝突事故
スタートを切ってから、4号艇の引き波というボートから発生する波に乗っかってしまい、バランスを崩した3号艇が転落。
ここで救助艇が向かいます。
救助艇がコース上にいる時は残った選手は主催者(審判委員長)に出される指示のもと、ボートを走らせます。
例えば
「アウトコースでの救出作業中なので内側を走りなさい」
などです。
この指示は航走指示灯によってランプがつけば内側、つなければ外側を走るのがルールとなっています。
この指示に従わない場合は失格となります
2周目で4号艇が首位独走状態となりますが「救助艇の内側を走りなさい」という指示があったにも関わらず救助艇の外側を走ろうとしています。気づいた時には時遅し。選手と救助艇が衝突してしまいました。
ハンドルを急に切ってもボートは曲がりきれませんでした。
この時の3連単払戻は1-2-5の順で6,890円。4号艇を買っていた人のショックは大きかったことでしょう。
衝突事故で救助艇が出動するも
これは転覆した艇があったため、指示灯から内側を通るか外側を通るか指示が出るはずだったのですが何も点灯しませんでした。さらに救助艇が中途半端な場所に待機していたため、トップをいく3号艇は内を通りそうになるも途中で気づき、ユーターンをして戻り結果4着に。
珍しい救助艇の動画です。
事故が発生して自分が勝っていた舟券が当たりそうになっても上記のようなことが稀にあるのでレースが終わるまで予想している側も気を抜けませんね…。
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