228万円相当のメダルを村田諒太選手に贈呈
2017年10月。WBA世界ミドル級王者に輝いた村田諒太選手ですが、ボートレース振興会会長の小髙幹雄氏から純金製のメダル(229万2,300円)が贈呈されました。
ここで誰もが疑問に思ったこと
村田諒太選手と競艇(ボートレース)にどんな関係があるの?スポンサー?
ボートレース振興会とは
競艇は国が管轄する公営ギャンブル。具体的には国土交通省海事局が造船関係の産業を振興することを目的に実施されています。それなのにスポンサーになるとすれば大問題。
しかしご安心ください。ボートレース振興会は競艇の発展や普及を目的とした法人です。
インターネットで競艇の投票ができるのテレボートの管理や情報処理システムの構築などをしている機関です。最近ではテレビコマーシャルを見かける機会が増えてきていますがこれもボートレース振興会がスポンサーとなっています。
出走表やレース結果などもこの機関が発表しています。この組織がなければ競艇予想どころか開催もできないでしょう。
いわゆる国からの委託会社の位置づけになります。
なぜ村田諒太選手にメダルが…?
なぜそんなBOAT RACE振興会がこの度のWBA世界ミドル級において純金製の高価なメダルを村田諒太選手に贈呈したかというと、BOAT RACE振興会がプロボクシング・トリプル世界タイトルマッチに協賛していたからとなります。
村田選手の相手は外国人選手アッサン・エンダム(33歳=フランス)ですがこの選手が防衛成功していた場合は恐らくメダルの授与はなかったでしょう。
というのも村田選手とボートレースには過去に接点があったためです。
今年の夏に開催されたボートレースメモリアルでは若松競艇場において村田諒太選手がトークショーを行っていました。この時、「今度はしっかり倒す」と世界王座奪取を宣言していました。
賞金王松井繁と握手を交わす村田諒太氏
ボートレース振興会が個人的に村田諒太選手を応援しているわけではないと思いますが切っても切れない縁があるのだと思いました。
この約230万円のメダルは競艇で負けた俺のお金で買っただろ!と思う人もいるかもしれませんが暖かく村田選手の王者奪還を祝福しましょう!
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