2021年3月2日よりボートレース浜名湖で開幕したG1浜名湖賞初日で全艇フライングの大アクシデントが起きました。
向かい風8mの強い向かい風に加え、対岸からの横風も入り、スリット付近は風が舞う不安定な中で行われたレースではありましたが、注目の集まるG1レースだけに返還は億越えと言う結果に。。。
舟券を買った側からすると返還されるのでいいですが、主催者側からすれば仕方ないでは済まされない金額なだけに今後のレースで選手に圧力がかからないか心配ですね。
よく言われるのが集団フライングが発生した後のレースでは選手全員が示しを併せたようにスタートが遅くなる傾向にあります。
今回起きた全艇フライングの詳細をご参考下さい。
G2以上の大会で25年ぶりの全艇フライング
G1浜名湖賞で起こった全艇フライングですが、G2以上の大会で記録されている中では1996年以来25年ぶりにおきたようです。
画像を見る限りだと5号艇がかなりフライングをしているように見えますね。
そして次に3号艇ですが、なんとその選手が峰竜太です。
峰竜太は昨年から好調を維持していただけに、ここでのフライングは自身でも想定外だったと思います。
次で出場選手とF秒数を確認してみましょう。
浜名湖賞5R 出場選手とF秒数
浜名湖賞5Rに出場した選手とF秒数はこちらになります。
コース | 選手 | F秒数 |
1 | 是澤 孝宏 | 0.4秒 |
2 | 森高 一真 | 0.6秒 |
3 | 峰 竜太 | 0.8秒 |
4 | 真庭 明志 | 0.1秒 |
5 | 河合 佑樹 | 1.2秒 |
6 | 山崎 哲司 | 0.6秒 |
水面気象情報
冒頭でもお伝えしてように、向かい風8m、波高5cm、そして雨。
4レースからは安定版を装着する等、かなりコンディションの悪い環境でのレースだったようですね。
レース返還額は1億円超え!4名が非常識なフライングで即帰郷
全艇フライングにより初日5Rは不成立となり、売上全額が返還となりましたが、その額なんと
1億1739万7600円。
注目されているG1、そして峰竜太が出場するレースだっただけに高額の返還となりましたね。
そして、今回のフライングで
・森高 一真
・峰 竜太
・河合 佑樹
・山崎 哲司
の4名が「非常識なフライング」の為、即日帰郷となりました。
※非常識なフライング=コンマ05以上
峰竜太は浜名湖賞2021年3月3日12Rのドリーム戦【桃紅ドリーム戦】に出場予定でしたが、今回のフライングによる帰郷の為、ドリーム戦には【上野真之介】が代わりに出場することになりました。
峰竜太のフライング休みはいつからか
今回のフライングのペナルティとして30日間のフライング休みが課せられる峰ですが、4月10日から行われる大村G1ダイヤモンドカップの後から30日間のフライング休みにはいる予定の為、5月25日の若松で開催されるSGオールスターには出場出来る見込みです。
そんな峰竜太ですが、レース後に自身のインスタグラムのストーリーを更新し、
「全艇フライングをしてしまいました。05以上のフライングだったため途中帰郷になりました。強風の向かい風で発走まちのうえ、急に止んだことで訳わからないスタートになりました」
と説明した上で、
「関係者の皆様、浜名湖を楽しみにしていたファンの皆様、申し訳ありませんでした」
と謝罪しています。
昨年から無敵状態で好調を維持していた峰竜太だけに、今回のフライングで調子を崩さないか心配ですね。
まずは3月4日よりボートレス住之江で開催されるG1太閤賞競走で今回のリベンジを果たし、3月23日からボートレース福岡で開催されるSGボートレースクラシックへ繋げてくれる事を期待しましょう。
【25年ぶりの珍事】【優勝候補の一人峰竜太の帰郷】と初日から大波乱が起こったG1浜名湖賞だけに、2日以降も予想出来ない展開が起きるかもしれないので、予想に役立つ詳細をしっかりチェックしていきましょう。
なお、過去にも全艇のフライングはあったものの、G1クラスはやはり初の出来事でした。
コメント