まだ収束していませんが、世間は収束ムードに染まってきた新型コロナウイルス問題。
2022年2月28日からはじまった無観客レースは、競艇場はもちろんのこと場外舟券発売所も一般の人は出入りができない状態となっていました。
それから約3ヶ月。
緊急事態宣言も一部の地域で解除され、ついにボートレース場が通常開催となります。
3ヶ月の無観客レースもついに終了 新型コロナは収束か
5月14日、北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、京都府、大阪府、兵庫県を除く39の県で緊急事態宣言が解除されました。(5月21日に京都・大阪・兵庫も解除されました)
新型コロナウイルスが原因で新型インフルエンザ等対策特別措置法が発令されボートレース場は3ヶ月、開催はしているものの競艇場や場外は一般客の立ち入りが禁止されていました。
いわゆる無観客レースです。
舟券の購入方法はインターネットか電話投票だけに絞られ、これによってボートレースの売上も3分の2ほどに落ち込みました。
大村競艇場は5月22日から通常開催に
長崎県は大村市に所在しているボートレース大村。
競艇発祥の地であり、競艇大好きタレントの蛭子さんがはじめて行った競艇場でもあります。
長崎県でこれまでに新型コロナウイルスに感染した人数は17名、のち死亡者は1名です。九州だけに限定してみると人口100万人あたりによる感染者数は決して少なくありません。
直近の新規感染者数を見ると5月2日以降は感染者数が0人となっています。
長崎県では新規の感染者数は増えないだろうという見解なのでしょう。
同時に大村市の大きな財源ともいえるボートレースの売上が大きく落ち込んでいることも原因の一つかもしれません。
2019年に過去最高売上を記録した大村競艇場ですが今回のコロナで右肩上がりだったはずの売上が消滅してしまいました。
一刻も早く、観客を入れて開催したいのは当然のことでしょう。
特にインターネットに疎い一部の観客は舟券は自動発売機でしか購入することができません。
観客を入れることによってようやく本来の売上に戻ってくれるはずです。
入場できるのは長崎県民のみ
5月22日から一般観客の入場が可能になる大村競艇場ですが、入場できるのは長崎県に住んでいる居住者のみと制限がかけられています。
他県からの遠征は不可能なので注意しましょう。
また、県内在住者でも検温やマスク着用の義務があります。
大村競艇場でクラスターが発生したら大変なことになるので運営サイドでは感染防止に徹底的に努めていくとしています。
G2以上の本場開催は無観客開催に
ようやく競艇場が開放され、SGやG1では大盛り上がりになる…!と喜ぶのは早いようです。
当面の間はG2以上の本場開催は無観客レースとなります。
大村競艇場では6月4日から周年記念競走が開催されますがグレードはG1なので節間中、無観客開催へと戻されます。
競艇場はもちろんのこと、場外舟券発売所も閉鎖され、舟券はコロナ期間と同様にインターネットか電話投票だけとなります。
SGはいつまで無観客?
今年初のSG、ボートレースクラシックは3月に開催されたため、無観客対象レースとなりました。
5月に住之江競艇場で行われるボートレースオールスターも確実に無観客開催となることでしょう。
予想ですがこの夏に開催されるSGはすべて無観客レースになる可能性が高いです。
期間 | 競艇場 | タイトル |
05/26-05/31 | 住之江 | ボートレースオールスター |
06/23-06/28 | 宮島 | グランドチャンピオン |
07/21-07/26 | 鳴門 | オーシャンカップ |
08/25-08/30 | 下関 | ボートレースメモリアル |
10/20-10/25 | 大村 | ボートレースダービー |
11/24-11/29 | 蒲郡 | チャレンジカップ |
12/15-12/20 | 平和島 | グランプリシリーズ |
12/15-12/20 | 平和島 | グランプリ |
さらに秋になると乾燥し、ウイルスが好む環境になるので2度めのコロナ流行になってもおかしくありません。
せめて年末のSGグランプリでは通常開催に戻っていて欲しいものですね!
このまま6月中に全国で感染者0という数値が出れば7月以降、通常開催に戻される可能性もありますが現状、まだまだ収束には時間がかかりそうです。
この記事を見ているみなさんもうがい・手洗いをお忘れなく!
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