競艇界初!息子で現役競艇選手(香川素子・颯太)

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兄弟や母娘のペアで現役ボートレーサーという選手はこれまでにいましたが母と息子のペアで現役レーサーという選手は初めてとなります。




香川素子の息子がボートレーサーデビュー

香川素子の息子となる香川颯太(かがわそうた)が019年11月19日、びわこ競艇場で開催されていた一般戦“つるやパン提供第4回みんな大好き!サラダパン賞”でデビューを果たしました。

デビュー戦では香川素子から「着はいいから無事故で」と母親らしいアドバイスをもらったそうです。

2020年1月4日までに4節に出走していますがデビューしたばありということもあり、すべてが6コース進入。

最高順位も4着とまだ勝利レースがないもののサラブレッドだけあって将来に期待されています。

香川颯太 養成所修了式

ボートレーサー養成所(競艇学校)の卒業式となる修了式には母親である香川素子がかけつけました。

当然、香川素子も競艇学校を卒業しているのでその厳しさは把握しています。

ボートレーサー養成所の入学は超難関で15歳~30歳であることが絶対条件ですが他にも身長175センチ以下、体重47キロ以上57キロ以下(女子は42~50キロ)という身体制限もあります。

毎年1500人前後から応募があり、倍率は40倍を超えます。

訓練生は1年間の訓練期間中、厳しいプログラムが組まれているのでこの通りに行動しなくてはいけません。もちろん携帯電話やパソコン、雑誌など訓練と関係のないものの持ち込みは禁止されています。

訓練生の1日のプログラム

6:00 起床
6:10 点呼・準備体操
6:30 自室・食堂などの清掃
7:00 朝食
7:50 日章旗掲揚・君が代斉唱・朝礼
8:00 午前中の講義(座学・実技訓練)
12:00 昼食
13:00 午後の講義(座学・実技訓練)
16:55 日章旗降納・君が代斉唱・終礼
17:00 夕食
17:45 自習
19:00 自由時間・入浴など
21:00 自室・食堂などの清掃
21:30 点呼
22:00 就寝・消灯

晴れて訓練生として入所してもボートレーサーとしてデビューできずに辞めていく人もいるのが現実です。

そんな厳しい環境で資格検定試験を修了した訓練生だけがボートレーサーとしてデビューを果たせます。

厳しい環境下で晴れてデビューを果たした香川颯太ですが母のように大活躍する可能性が非常に高いことでしょう。

母 香川素子

登録番号 3900
生年月日 1977/01/08
身長 156cm
体重 48kg
血液型 AB型
支部 滋賀
出身地 大阪府
登録期 80期
級別 A1級

大阪市立桜宮高校を卒業していますがこの高校は木下翔太ものちに卒業しているため、後輩にあたります。年齢が10個以上離れているのでお互いの高校時代は当然知りません。

「都のはんなりレーサー」、「水上の女豹」がキャッチフレーズで同期には白井英治をはじめ池田明美、カマギーこと鎌田義(引退)がいます。

息子 香川颯太

登録番号 5115
生年月日 2000/02/04
身長 167cm
体重 51kg
血液型 A型
支部 滋賀
出身地 京都府
登録期 125期
級別 B2級

上記は本人のツイッターですが元ZOZOTOWN社長の前澤友作の100万円プレゼント企画に参加している点が19歳らしくて新鮮ですね。

ツイッターから弟がいるという情報もありました。今後、弟もボートレーサーとしてデビューなんていうこともありえるかもしれません。

父親は飯山晃三

香川素子は2008年に同期である飯山晃三と離婚をしています。

離婚をするまで飯山晃三と共に長崎県に住んでいたので離婚後、京都に引っ越した後も長崎支部のままでしたが2011年4月から滋賀支部に移籍しました。

登録番号 3906
生年月日 1977/11/02
身長 166cm
体重 61kg
血液型 O型
支部 長崎
出身地 長崎県
登録期 80期
級別 A2級

この件については香川颯太も自身のツイッターで次のように発言しています。

離婚をしても親は親。息子に尊敬されている両親のようで感動しますね。

 

いつかは父・母・息子と揃ってレースに出走することもあるかもしれませんね!

…と言いたいところですが実際は難しいと思われます。斡旋する側も何かと気を遣ってしまうことでしょう。

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