新設レース【G2全国ボートレース甲子園(浜名湖競艇)】の予想・概要

2019年から新設されたG2全国ボートレース甲子園。

甲子園というタイトルからどんなレースが想像がつくと思いますがこの記事でレース概要や当たる予想などを考察していきます。

浜名湖：G2ボートレース甲子園の当たる予想

※モーターボート大賞などのG2タイトルでは賞金が400万円に設定されているため、全国ボートレース甲子園も賞金は400万円になると思われます。しかし2019年から450万円に増額されているタイトルもあるので全国ボートレース甲子園の賞金は450万円の可能性もあります。

G2以上のグレードで2019年7月最後のタイトルとなるのが全国ボートレース甲子園です。

全国ボートレース甲子園とはその名の通り全国47都道府県の出身地から選手を選出し、優勝選手を決定するいわば都道府県対抗レースとなります。

出身地に該当選手が富士の場合は同一地区の選手が出場しますが2019年は鳥取出身の選手のみ不在となります。

優勝した選手はSGボートレースクラシックに優先出場することができます。

出場選手が豪華なことはもちろん、観客も自分の出身地の選手を応援するので大盛り上がりになることは間違いありません。

プロモーション動画

「心と身体の元気を届ける」シンガーソングランナーのSUIのチャレンジャーという楽曲が使用されているボートレース甲子園プロモーションムービー。

全国47都道府県を

代表する強者たちの

プライドを賭けた選手権

全国ボートレース甲子園

開催

ルール・進行

初日から４日目までの予選においては各着順で得点が振り分けられていきます。

得点表	１着	２着	３着	４着	５着	６着	失格
予選	10	8	6	4	2	1	0
ドリーム戦	12	10	9	7	6	5	0

・待機行動違反・不良航法－7点

・失格・自責転覆－5点

・他責失格0点

得点率が高い選手が準優勝戦へと進むことができます。

ただ、出走する数が多い選手は必然的に得点が上乗せさせるため、得点の合計から出場したレースの数で割って得点率を算出しています。

例えば予選で合計5レースに出場して48点だった選手の得点率は

上記のようになります。

初日の最終第12Rにはドリーム戦が用意されていますが予選のうち、ドリーム戦だけ得点が高く設定されています。

ドリーム戦の詳細や予想もこの記事で書いているのでぜひ参考にしてみてください。

出場条件

全国ボートレース甲子園には誰でも出場できるわけではなく、条件をクリアしたレーサーでなければ出場することができません。

上記で選出された52名が全国ボートレース甲子園に出場することができます。

勝率5位以内の選手についてですが最も勝率が高い選手が選出されるわけではなく、5名の中から競走会が1名を選出します。

出身選手が不在の場合、同一地区から選手が選ばれます。

2019年は鳥取出身の選手が不在となります。ボートレーサーで唯一の鳥取県出身選手、A1級の村岡賢人は3月にびわこ競艇場で開催された秩父宮妃記念杯の準優勝戦でフライング失格となり今回選出除外期間中となります。

なお、甲子園といっても年齢による制限は一切ないため、ベテラン選手も多く出場します。

出場選手

表の下部５名が施行者推薦枠の選手となります。

成績期間：2018年5月1日～2019年4月30日

ボートレース甲子園注目の選手

■女子選手

・今井美亜(富山県)

・遠藤エミ(滋賀県)

・藤崎小百合(鹿児島県)

■最高勝率選手

・峰竜太(勝率8.45)

■最多出場選手

・西島義則(320回)

ドリーム戦予想

ボートレース浜名湖

2019年7月23日(火)第12レース

まるでSGタイトルのドリーム戦かのような豪華な顔ぶれです。

ドリーム戦の選出基準は全国５地区での勝率上位５位の選手と推薦選手１名(菊地孝平)です。

枠順は選出順位順、すなわち勝率が高い選手から順に１号艇・２号艇・・と枠入りしています。

欠員が生じた際は各地区の予備選手がドリーム戦に繰り上げ出走します。

ドリーム戦予想

第一回全国ボートレース甲子園のドリーム戦を予想していきます。

当然のことながら軸固定は１号艇峰竜太。

２０１８年の賞金王で４年連続で最高勝率をマークしており、いま一番強い選手と言っても過言ではありません。

直近６ヶ月の１コースからの３連対率は100%でそのほとんどは１着の好成績を残しているため、人気艇になることは当然です。

高配当を狙いたい穴派の方もドリーム戦だけは１号艇峰竜太を１着軸に予想をたてましょう。

２着争いは枠なりで２号艇桐生順平、そして３号艇白井英治でしょう。

コース相性的には３コースの３連対率が88.5%と高い白井英治を推したいところです。

2019年はすでにG1で1勝、一般戦で4勝を挙げていますが今年のSGではクラシック・オールスターともに優出をしています。

浜名湖では過去に10回優出していて2勝を挙げており、この水面での3連対率も72.3％と低くありません。

稀に予想外の結果を残すので1着になる可能性も秘めているので買い目に注意したいところでもあります。

また、4号艇井口佳典も予想に入れておきたい1人です。

4コースからの3連対率は55%、浜名湖では過去に4度の優勝を挙げており水面相性の良さも伺えます。

去年のSGクラシックもボートレース浜名湖で開催されていましたがそこで優勝している選手なので信頼度も高いと言えます。

全国ボートレース甲子園・ドリーム戦の予想は次の通りとなりました。

ボートレース浜名湖の水面特徴

ボートレース浜名湖の水面といえば全国でも屈指の広さを誇っています。

その広さは全国で５本指に入るほどで詰まること無く走りやすい水面としても有名です。

スタート直後から広々した水面をフルに使い猛スピードで旋回できるので第一ターンマークでいきなりの差しを見ることも少なくありません。

思い切って握って旋回することができるため１マークでは様々な戦法を見ることが出来ます。

１号艇の１着率が５０％を切ることも珍しくなく、３号艇・４号艇のセンターのまくり・まくり差しが決まりやすくなっています。

浜名湖は湖といえどほぼ海に面しているため水面水質は淡水＆海水が混じり合っています。

海水だけだと浮く力がありすぎて体重差が出にくい特徴があり、淡水には硬く跳ね上がる傾向があり乗りづらく高配当が出やすくなります。

まくり差しが非常に決まりやすいコースなのでより多くの万舟券に期待できるでしょう。

ボートレース浜名湖情報

浜名湖の西岸に位置する浜名湖ボートレース場は全国でも有数の広さを誇る。

冬は追い風、夏は向かい風。

広大な競走水面でスピードが優先する。

まくり差しが入りやすく、筋舟券が成立しにくい。

・モーター 　→　減音
・水質 　→　汽水
・干満差 　→　あり
・レコード 　→　1.44.3 原田　幸哉 2004/02/28

モーター抽選結果なども前日に公開し、予想に入れると当たりやすい選手なども発表していくのでどうぞお楽しみに！