2019年3月7日(木)から津競艇場で開催される津PR最終王者決定戦の概要や予想・注目レーサー、注目モーターなどを書いていきたいと思います。
津競艇場で開催ということで荒れる可能性が高く楽しめる一戦となりそうです。
万舟狙いの穴党の方は注目してみてください。
目次
2019年3月 津PR最終戦津王者決定戦in津競艇場
津競艇場は三重県津市に位置する競艇場で水質は汽水となっています。
津競艇場は1マークホーム側の幅が全国でも2番目に広く、基本的にはインが強い競艇場として有名ですが時期によっては波乱を巻き起こします。
その波乱の原因が強風となります。
強風が強く吹く時期には波が荒れ、一気に乗りにくくなります。
東海地区の中でも最も荒れる水面となります。
開催地 | ボートレース津(三重県) |
日程 | 2019年3月7日(木)~3月11日(月) |
開門時刻 | 9時30分 ※第1Rスタート展示10:10 |
タイトル | 津PR最終王者決定戦 |
場コード | 09# |
概要 | 全5日間 |
今節出場の最年長は61歳鈴木幸夫で最年少が20歳の中村魁生となりました。
41歳差となり親子よりも離れています。
これほど離れている選手が戦えるスポーツはあまり見ることが出来ないでしょう。
中村魁生はB2級とまだまだ新人が抜けないので事故をしないように完走するのが目的となりますので勝負にはなりませんが注目をしておきましょう。
津競艇場 進入コース別データ
進入コース別データを直近3ヶ月を見ていきましょう。
コース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
1 | 58.9 | 16.5 | 6.7 | 7.4 | 5.1 | 5.1 |
2 | 14.5 | 25.3 | 19.5 | 15.1 | 14.6 | 10.7 |
3 | 11.8 | 18.1 | 18.8 | 22.6 | 17.0 | 11.4 |
4 | 8.2 | 20.7 | 24.7 | 19.2 | 14.6 | 12.3 |
5 | 4.4 | 15.1 | 18.6 | 20.2 | 21.7 | 19.6 |
6 | 3.1 | 5.2 | 12.8 | 17.0 | 27.3 | 34.3 |
(集計期間:2018/12/1~2019/2/28)
進入コース別データを見てみると1コースが58.9%と割と高いことは分かります。
さらに3コースの3連対率がかなり低くなっているのが分かります。
もう一つ注目の点は4コースの2/3着率が高いことです。
津競艇場ではカドからの仕掛けが1コースの次に良い戦法と言えるでしょう。
この点だけで予想を組むとすれば1-24-全という形の買い目となるでしょう。
買い目から外すという意味では6コースは約60%が5/6着となっていますので余程の注目選手か注目モーターでない限り外すことは問題なさそうです。
的中させるには3コースの存在と5コースがダークホース的な存在となりそうなので幅広く買い目をとらえる必要性が出てきそうです。
出目データからも見ていきましょう。
注目出目データ 津競艇場
先ほどの進入コース別データで考察した予想買い目と出目データから見た予想買い目が一致すれば信頼がさらに信頼できるものになってきます。
津競艇場で良く出る出目データを見ていきましょう。
まずは2連単のトップ10を見ていきます。
出目 | 回数 | 割合 |
1-2 | 464 | 19.7 |
1-3 | 369 | 15.7 |
1-4 | 243 | 10.3 |
2-1 | 164 | 7.0 |
1-5 | 147 | 6.3 |
1-6 | 117 | 5.0 |
3-1 | 109 | 4.6 |
2-4 | 62 | 2.6 |
2-3 | 61 | 2.6 |
4-1 | 59 | 2.5 |
インが強い出目が多く出ているのが分かります。
そして2連単での出目データでは先ほど注目していた4コースカドからの率が低く感じます。
気になったのは2-3よりも2-4の方が1回だけ多いということです。
続いて3連単の上位10位までの出目データを見ていきましょう。
順位 | 出目 | 回数 | 割合 |
1 | 1-2-3 | 166 | 7.1 |
2 | 1-2-4 | 142 | 6.0 |
3 | 1-3-2 | 127 | 5.4 |
4 | 1-2-5 | 95 | 4.0 |
4 | 1-3-4 | 95 | 4.0 |
6 | 1-3-5 | 82 | 3.5 |
7 | 1-4-2 | 73 | 3.1 |
7 | 1-4-3 | 73 | 3.1 |
9 | 1-3-6 | 65 | 2.8 |
10 | 1-2-6 | 61 | 2.6 |
風の影響などがない時の1コースが強いのは揺るがない事実で考えて良さそうです。
2コースも2着にはしっかり入っていますが他の競艇場と比べると3コースと4コースが2着に入っている形が見られます。
先ほどのデータと比べると3コースが入ってくるのはずれが生じていますので注意が必要です。
こちらで予想買い目を考察すると1-234-2345の9点で攻めるのが良さそうです。
但しトリガミにならないように分配することが必須となります。
当たる予想 津PR最終戦津王者決定戦 2019年3月
今節2連対率が良いモーターを手に入れたトップ10の選手は岩崎正哉、勝野竜司、笠原亮、渋谷明憲、田中信一郎、川名稔、中村魁生、桐本康臣、徳増秀樹、杉山裕也となっています。
さらに前検タイムで好タイムを叩きだしたトップ10の選手は岩田優一、渋谷明憲、星野太郎、小西英輝、幸田智裕、吉田和仁、岡祐臣、中尾誠、西川新太郎、青木玄太となっています。
この2つの点で良さそうなのが登録番号4436の渋谷明憲です。
ここからは技術やスタートタイミングなど様々な要素から見た注目レーサーを書いていきたいと思います。
注目レーサー① 田中信一郎
今節で大本命に挙げられるのは大阪支部のベテラン田中信一郎でしょう。
どこからでも自在に攻めれる田中は上手くまとめて準優勝戦へという流れになりそうです。
買い目には入れておきたいが頭に入れるかどうかは微妙な時がありますのでコースが1235コースなら頭に、46コースなら3着に予想するのが良さそうです。
不安なのは2019年に入って優出回数が一般戦での3回のみとなっています。
優勝は鳴門競艇場での半数以上モーニングガールズ戦での1勝のみとこちらも寂しい結果になっています。
いつもの田中よりもスタートが少しバタつく感じがするので展示での状態を見つつ大本命か本命に分けていくのが良さそうです。
注目レーサー② 室田泰史
今節スタートタイミングが一番良いのが室田泰史です。
コンマ01やコンマ02の差ですが、この差がレースでは大きく影響してきます。
2016年から一般戦でも優勝ができない理由が分からないぐらいスタートは良い選手です。
良い情報としては前回優勝した2016年の大会が津競艇場で開催された津プライドラウンド第5戦今年の津王者決定戦だったのです。
相性で見ても力が上手く出せれば間違いなく準優勝戦、優勝戦に進出すること間違いないでしょう。
今節はモーター2連対率33.6%で前検タイム6.69とまずまずな成績です。
買い目には入れておいて間違い選手となりますので注目していきましょう。
注目レーサー③ 徳増秀樹
勿論注目ナンバー1選手は徳増秀樹となるでしょう。
1コースでも6コースでもスタートタイミングほぼ変わらないのはかなりの武器になります。
勝率も7.84と今節の中では1位となっています。
2018年はまだ1勝も上げていないので勝ちたいところですが、不安要素も一つだけあります。
ここまで強い選手ですが次節戸田競艇場で行われるSG第54回ボートレースクラシックに出場しさらに5月には福岡競艇場でSG第46回ボートレースオールスターに出場します。
その為、今節は簡単にスタートで攻め切れるかが問題です。
迂闊なフライングで次節苦しむくらいなら少し落として調整な感覚となるかもしれません。
スタート展示とレースでどこまで攻めれているか気にして注目していきましょう。
注目レーサー④ 佐々木康幸
ここ最近では名前こそ有力なものの一般戦以上のタイトルから遠ざかっている佐々木康幸です。
一つのきっかけさえあれば勝てるレースもいくつもあっただけに競艇ファンからは佐々木は惜しいと言われています。
佐々木には強力な武器が一つあります。
スタートです。
全選手の中でトップとまではいきませんがどのコースからでも合わせてくるスタートは強力な武器となっています。
それだけにターン回りでの力が惜しく感じます。
波が荒れずに静水面となるようであれば優勝候補一番ではないでしょうか。
上記の条件が整っているようであれば買い目には必ず入れておきましょう。
注目レーサー⑤ 杉山裕也
地元は愛知支部となっていますが今節はお隣の三重支部でのレースとなれば地元みたいな感覚で乗れることでしょう。
杉山裕也は1コースからの逃げ切りと5コースからのまくり差しを武器に勢いあるレース展開を見せてくれます。
不安定なところはありますがモーターもそこそこ、コースが1コースか5コースとなれば万舟券を演出してくれるでしょう。
最近では3コースからのまくりにも上手さを感じる時がありますので杉山裕也は是非注目していきましょう。
注目レーサー⑥ 笠原亮
前回は地元浜名湖競艇場で行われたG1第64回東海地区選手権では初日に落水し、何も良いところを見せることが出来ないまま終わってしまいました。
今節は少しずれますが同じ東海エリアでの勝負となります。
ここは負けられない意地が出るでしょう。
モーター自体もそこまで悪そうではありませんので初日からしっかり仕掛けてくるに違いありません。
前検タイムでは6.74で下から数えた方が良さそうですが調整してくるでしょう。
注目レーサー⑦ 桐本康臣
桐本康臣は地元三重支部ということもあり注目していますが勝率も6.56とA1級を維持しています。
前検タイムでは6.71と好タイムを出せていました。
レース足がどこまであるのか?その辺りに注目していきたいところです。
スタートよりもハンドルさばきや波乗り技術に長けている為、少し荒れる水面の方が力を発揮しそうです。
ボートレース津 概要
競走水面はプール。1マークホーム側の幅が全国で2番めに広いコースで強く吹く風が特徴的。東海地方では最も荒れやすい水面。
・モーター → 減音
・水質 → 汽水
・干満差 → なし
・レコード → 1.42.6 吉永則/馬場 2010/11/30
所在地 | 〒514-0815 三重県津市藤方637 |
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電話番号 | 059-224-5105 |
交通・ アクセス | ・津駅(JR・近鉄)、津新町駅(近鉄)無料サービスバス運行 ・車で伊勢自動車道津I.C・久居I.Cより20分 ・大阪(上本町)から近鉄特急で90分 名古屋駅から近鉄特急で50分 ・中部国際空港から「津なぎさまち」まで高速船で40分 「津なぎさまち」から無料サービスバス運行 |
WEB サイト | http://www.boatrace-tsu.com/ |
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