法改正で18歳成人が競艇などの公営ギャンブルをするのはOK?

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新法案で18歳が「成人」に

18歳成人法案が検討されている中で、現在の法律上「未成年者」とされている18歳・19歳について現状飲酒や喫煙、公営ギャンブルの扱いをどうするのか政府で検討されているようです。

18歳が成人として認められれば舟券を購入・払戻することが可能となります。

ギャンブル依存症の危険を懸念

国はギャンブル依存症から若者を守るために18歳が法律上成人として認められた場合でも【20歳未満は公営ギャンブルを禁止とする】方針でススメているようです。現状維持ということですね。

体への健康被害が心配される飲酒・喫煙も同様に現行通り20歳以上となるそうです。

…ともなれば何のための成人なのかと疑問が抱かれますが理由は簡単です。世界のおよそ9割の国が18歳を成人としていることや、選挙権が18歳・19歳にも与えられる点です。

その他の法律に関しては現状通りという認識でいいでしょう。

乗ってもいいけど賭けちゃダメ!?

ボートレーサーは18歳、19歳の選手も数多く存在しています。しかしあくまでボートに乗ってレースに出場するのみです。(尚、すべての競艇選手は舟券を買ってはいけないルール)

現在のボートレースでは20歳未満の未成年は舟券を買う行為は禁止されています。

例え20歳以上の成人に頼んでも決して未成年はボートレースで舟券を買ってはいけません。もちろん予想する分には構いませんが一生懸命予想をしたのであれば舟券を買いたくなるのは当然のことですね。

しかし未成年者は舟券を買ってはいけません。

これにどこか矛盾を感じてしまいますが、競艇を開催する人の中(関係者)に未成年者がいるのはいいけど買う・換金は禁止というルールになっています。

競艇・競馬・競輪はダメだけどパチンコ・パチスロはOK

先にも述べたように公営ギャンブルは成人のみが許可されています。しかし、同じくギャンブルと呼ばれるパチンコ・スロットに関しては18歳から遊戯が可能となっています。

 

これはパチンコ・パチスロが公営ギャンブルとされていないためです。

 

パチンコ・パチスロはお店から玉やメダルを借りて遊びます。そして玉が増えれば景品に交換し、その景品をどう使うかは人それぞれということになります。

ほぼ100%の人が景品をパチンコ屋近くの”景品交換所“へ行き、現金で買い取ってもらい、合法的に換金するという流れになっています。

なんとも不思議というか無理矢理な構図ですがこれがパチンコやパチスロと公営ギャンブルの違いです。

 

結果として新法案で18歳を成人として認めることが成立しそうですが競艇においては全く影響のない法律になりそうです。

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