児島競艇場：2019年SGボートレースダービー　ドリーム戦予想

2019/10/18追記

登録第3941号池田　浩二選手（愛知支部）より公傷による出場取消の手続きが行われました。

これによりドリーム戦出場選手も変更となりました。

2019年、SGダービーの舞台となるボートレース児島。

岡山県は倉敷市に所在しているボートレース場なので倉敷競艇場とした方がわかりやすいと思うのですが児島競艇場が開設された1952年当時、児島市という市が存在していました。

1967年に旧倉敷市と玉島市と合併する形で倉敷市となったのです。

歴史ある競艇場で初のボートレースダービーが開催されますがこの記事では初日に開催されるドリーム戦の当たる予想を公開していきます。

ボートレースダービー　ドリーム戦予想

ドリーム戦はオートレース(バイク)や競輪でも行われている競走の一種です。

一般戦・企業杯で行われることはなく、グレードが高いレースで開催されています。

競艇の場合、ほとんどは初日の最終レースでドリーム戦が行われる傾向にありますが周年記念競走(G1)では2日目の最終レースにも開催されるダブルドリームといった形があります。

ファン投票によって出場選手が決定されるSGボートレースオールスターでは人気投票順位で内枠から順に枠入りしていきますが、その他のレースでは選出基準(ほとんどが勝率や優勝回数や獲得賞金)で枠順が決定されるので出場選手も必然的にトップレーサーが集結しやすくなります。

このことからドリーム戦は1日のうちで最も高い売上が発生し、注目度もトップになるのです。

なお、ドリーム戦に出場する選手は当該日は他のレースには出場しません。

また、ドリーム戦は他の予選と何が違うのかというと獲得できる得点が異なります。

初日から4日目までは全レースが予選対象となり、各選手に着順に応じた得点が付与されます。

最終的に得点率が高い上位18名の選手が準優勝戦へと進むことができます。

そのため、ドリーム戦で高順位になると予選突破をしやすくなります。

ドリーム戦出場選手の決定方法

全52名が出場するボートレースダービーですがドリーム戦メンバーはどのような方法で選出されているのでしょうか。

ボートレースダービーでは選考期間内の勝率上位者が出場選手に選ばれています。

ドリーム戦ではこの勝率が高い選手から順に１号艇・２号艇・・と枠入りされていきます。

去年優勝者やグランプリ優出選手などの優先出場枠の選手も勝率を基にドリーム戦に出場するかどうかが決定されているので勝率が高くなければドリーム戦に出場することはできません。

ヤングダービーでは出場基準が一定期間における勝率となっているため、勝率が高い選手から内枠に入っていきます。

ボートレースダービードリーム戦出走表

２０１９年１０月２２日(火)第１２レース【児島#14】

綺麗に各選手の支部がバランス良く分かれました。

地元選手不在ですがどの選手もSG常連選手でレベルの高い一戦になることが予想されます。

ドリーム戦の当たる予想

もちろん注目は1号艇桐生順平です。

ボートレース児島の1号艇1着率は55%もありますがレースのグレードがG2以上になると1着率は61%にも上ります。

桐生順平自身もボートレース児島での対戦成績が2連対率53％、3連対率72%と非常に高いので軸にして当然と言えます。

毎年夏場でペースが落ちてしまう選手でもありますが今年に限っては7月のボートレース甲子園やボートレースメモリアルで優勝を狙える位置にいたこともあり更に期待が持てそうです。

一昨年、SGグランプリで優勝して賞金王の座を奪った選手でもあるため舟券には確実に絡んでくることでしょう。

続く2号艇毒島誠ですが2014年から今まで全SGに出場している選手で直近のSGであるボートレースメモリアルで優勝した選手でもあります。

一点気になる点としては生涯において各競艇場で2桁節数以上の出場経験があるのですが児島競艇場に限っては7節でしか出場したことがありません。

場馴れしていない水面ということもあり、まさかの凡走という結果も考えらます。

ボートレースダービーは6度の出場がありますが唯一優出していないタイトルでもあるため、割引してもいいかもしれません。

また、3号艇井口佳典は今年は全SGに出場するも3月の戸田クラシック以降すべて予選止まりで不調が伺えます。

2019年の優勝タイトルも今年残り3ヶ月というこの段階で3つのみ。そのうちG1での優勝は蒲郡の周年記念という物足りない状況にあるので勝率は高くともメンツ次第でどちらにも転がることが予想されます。

夏場にはリズムを落としすぎていたので秋に入り、どこまで復活しているかが鍵となりそうです。

ドリーム戦を予想する上で狙うべき選手のひとりが4号艇池田浩二。

ドリーム戦メンバーでは唯一の登録番号3000番台のベテラン選手で過去に2度、賞金王に輝いています。

児島競艇場では2連対率59％、3連対率74%と高い上に優出からの優勝率は50％と信頼度も高い選手です。

今年のSGはクラシックこそ出場できなかったものの、それ以降はすべて出場し、現在まで3節連続優出中です。

オーシャンカップでは優勝戦で5着に敗れてしまいましたが安定して常に上位に滞在している選手なのでしっかりと狙っていきたいところです。

3連単フォーメーション

ボートレースダービーのドリーム戦の買い目です。

1着：1

2着：24

3着：234

合計6点

よほどのホーム追い風がない限り大荒れするということは無さそうです。

高い配当は見込めませんが少ない点数でしっかりと当てていきましょう。

ボートレース児島(児島競艇場)概要

海水を利用したコースのため、潮の満ち引きによりレース傾向が変動。

満潮時の水面のうねりがレースに影響しやすい。水面の広さは日本一。特にバックストレッチの広さに特徴がある。

１コースの勝率が夏秋は極めて低い。

・モーター 　→　減音

・水質 　→　海水

・干満差 　→　あり

・レコード 　→　1.42.8 秋山　直之 2003/04/16

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