2019年8月29日、ボートレース下関で1節まるまるが中止というトラブルが発生しました。
この記事では破損トラブルの詳細や今後の見通しについて調査しています。
2019/10/追記:その後の調査で海面と競走水面の水位の差で起こった浸透破壊の可能性が非常に高いことがわかったようです。
崩壊した部分の海側で水門設置に向けて石の掘削を進めていたようでこのことが今回の護岸破損につながった可能性が高いようです。
ボートレース下関 大雨で護岸が破損
8/29(木)~9/4(水)ボートレース下関開催の「週刊実話杯」は施設破損のため、今節中止となりました。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご容赦頂きますようお願いいたします。
⚠「週刊実話杯」中止のお知らせ⚠
「週刊実話杯」は施設破損により今節のレース全て中止となりました。
それに伴い本場で予定しておりました、イベント・ファンサービスもすべて中止とさせていただきます。
また、Mooovi下関もあわせて中止となります。
大変ご迷惑お掛けしますが、予めご了承下さい。— ボートレース下関【公式】 (@shimonosekiboat) August 29, 2019
2019年8月末、ボートレース下関でトラブルが発生しました。
この時期に発生していた九州北部の大雨が原因で1マーク側の護岸(ごがん)が破損してしまいました。
ボートレース下関が所在しているのは山口県(本州)ですが九州北部とも隣接しているので大雨が影響してもおかしくありません。
もちろん開催予定だったレースは中止となります。
一般戦:週刊実話杯 |
2019/8/29~9/4 |
この1節だけなら不幸中の幸いでしたが、この修復にはかなりの時間を要することでしょう。
護岸とは
護岸と言っても実際にどの部分が破損したのでしょうか。
護岸とは河岸や海岸において水害を防ぐために置かれるものです。
説明が難しい上に馴染みがないと思うので実際の写真をご覧ください。
Google航空写真より
赤枠で囲った部分が護岸となります。
今回の事故では護岸の一部が崩れ、競艇場の水が流れ出てレース場の水位が低下しました。
破損した日には午前0時から11時までの間に110ミリもの大雨が降っていました。
簡単にいうと競艇場の水が海へと流れ出て水位が下がってしまい、ピットなどが沈んでしまった状態になったということになります。
護岸破損画像
今回の護岸破損の該当箇所の画像です。
ひどく破損している状態が見て取れます。
イベントもすべて中止に
これに伴い週刊実話杯で予定されていたすべてのイベント・ファンサービスが中止となりました。
入場者先着プレゼントのクオカードやうちわがもらえなくなっただけでなく、山口住みます芸人の”どさけん”予想会やメインイベントとなる熊田曜子さんとのチェキ撮影会も取りやめとなってしまいました。
2年連続中止の週刊実話杯中止
2018年9月にも週刊実話杯が開催される予定でしたが、この時は台風の影響で最終日が中止となり優勝者を決定できず中止の措置が取られました。
来年の2020年の週刊実話杯がなくなることも考えられますが、8月~9月にかけての時期なので天候・自然災害による影響を受けやすいのかもしれません。
ボートレース下関の再開情報など、判明次第お知らせしていきます。
ボートレース下関(下関競艇場)概要
本州で最も西に位置する競艇場で工業団地の一角に存在する。
大潮の満潮時には条件を満たすと中心に海水が入り競走水面にはうねりが生じて捲りが決まりにくくなる。
・モーター → 減音
・水質 → 海水
・干満差 → あり
・レコード → 1.43.8 植木 通彦 2000/12/12
所在地 | 〒752-8511 山口県下関市長府松小田東町1-1 |
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電話番号 | 083-246-1161 |
交通・ アクセス | ・JR山陽本線長府駅正面 新幹線は、新下関駅・厚狭駅で乗換え ・下関または小月I.C.より、約15分 【片道交通サービス】 JR下関駅等より無料バス運行 ※JR(上限970円)、関門汽船、関門橋、関門国道トンネル ※8R締切まで(併売時は下関開催8R) |
WEB サイト | http://www.shimonoseki.gr.jp/ |
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