群馬の金子拓矢がG1初制覇！関東地区選手権競走

江戸川競艇では波が発生する水面ですがこの苦手な水面で優勝してしまった選手がいます。

優勝の感想は「ただただビックリ」と語っているのが群馬支部・A1階級の金子拓哉選手。

関東地区ダービーは金子拓矢(34歳・群馬)が優勝となりました。

G1関東地区選手権　優勝は金子拓矢選手

関東地区選手権競走。優勝戦は時折強い追い風が吹く悪条件での開催となりました。

レースは好スタートを切った金子選手がそのまま逃げ切る形で優勝。

予選をトップ通過した際に金子選手は「奇跡です」と自分でも驚いており、「波は好きじゃない」と苦手水面だということも公言した本大会の優勝戦。

金子選手は2018年3月16日からボートレース浜名湖で開催されるSG総理大臣杯(ボートレースクラシック)の出走権を獲得しました。

関東地区選手権の賞金450万円が追加され、2018年のグランプリ出走に一歩近づきました。

２着には５号艇の斎藤選手、３着には３号艇の中澤選手が入り、３連単の払い戻しは万舟手前に。

3連単 ¥7,040

3連複 ¥1,750

2連単 ¥1,660

2連複 ¥1,330

拡連複 ¥370

　　¥270

　　¥790

単勝 ¥150

複勝 ¥130

　　¥390

全国で開催されている地区選手権競走ですが、優勝賞金が４５０万円と他のG1に比べて低い理由は知っていましたか？

各競艇場で１年に１度開催される周年記念競走などのG1においての優勝賞金は９００万円です。

賞金が約半額もの理由については地区選手権はA1階級選手だけではなく、A2階級の選手も出走が可能になります。そのため、地区によって選手のレベルが極端に変わってきます。

例を挙げると他の地区が４～５つの支部の構成による地区戦なのに対して四国においてはボートレース丸亀が存在する香川支部とボートレース鳴門が存在する徳島支部の２つしかありません。

そのため、優勝に対する難易度は遥かに低く他とは異なります。

そのため、各地区によって公平になるように賞金を半分にして選手を集めやすいよう、A2階級の選手も出走できるようにしています。

率直に言ってしまうと四国の２支部(香川支部・鳴門支部)のA1階級選手だけでは出場選手が足りないためにレースが開催できないため、A2階級選手も出場させて賞金を落としているといったところでしょう。

95期生で同期には峰竜太選手や山田哲也選手がいます。

2004年11月13日に桐生競艇場でデビュー。

過去に金子選手が優勝したレースの一覧です。

桐生打ち上げなう！
皆さんお疲れ様でした！
それぞれが新たな課題を持って次走頑張りますので、今後とも応援のほどよろしく、おなしゃーっす（笑） pic.twitter.com/gs9XM0v6ly

— 進藤侑 (@tasuku_shindou) 2016年9月25日

2017年10月4日に死去された進藤侑選手のツイッターより、地元先輩選手との打ち上げに同席する金子拓矢選手。

先輩もきっと天国から優出戦で応援してくれていたことでしょう。

同じ男性トシテモイケメンと認めざるを得ません。

スカパー！・ＪＬＣ杯ドリーム４号艇金子　拓矢

イケメンは性格が悪いというレッテルを貼っていましたが金子拓矢選手は性格がいいイケメンということがインタビューの受け答えを見ていてもわかります。(笑)

表彰式終了後に同期の群馬支部の選手達に抱えられ、真冬の冷たい水面に投げ込まれた水神祭では寒さも感じないくらいに嬉しかったことでしょう！

金子選手、おめでとうございました！