99・97%が返還対象 鳴門競艇場で放送事故レベルの返還レース
過去、ここまで低い売上金額を見たことがありません。
2017年10月11日に開催された松茂町ほか2町競艇事業組合開設49周年記念競走。
一般戦でしたが本来の総売上は8,973,200円にも上っていました。しかし、そのうちの99.97%にあたる8,970,500円もの金額が返還対象に。
一体何があったのでしょうか?
3連単は不成立に
9レースを見ると5号艇のみの入賞の記載しかなく、3連単は不成立となり対象の舟券を買った人すべてに返還される自体に。
スタートでフライングをした艇が複数
スタート時に3号艇と6号艇がフライングにつき失格。
残るボートは4艇のみになりました。
他の3艇はというと…
スタート直後、第一ターンマークにおいて1号艇のボートの先端がポールに接触し、転覆。続く2号艇・4号艇も巻き込まれる形で5号艇の加瀬のみがゴールするという異例のレースとなりました。
独創で走るシュールな画に観客はもちろん、加瀬選手も戸惑ったことでしょう。
1艇だけになったにも関わらずしっかりとプロらしい走りをした加瀬選手。
勝ちは勝ちですが、選手や予想した人はもちろん、主催者も返還で大赤字になったことでしょう。
3ヶ月前にも同様の事件が起きていた!
2017年7月17日 ボートレース三国
ルーキーシリーズ第5戦 三国プリンスカップ3R
1・2・3号艇が揃ってフライング。
その後レースは進みますが4号艇5号艇が事故となりました。
この時も同様、単勝と複勝のみが対象となりその他は不成立に。単勝も特払いで70円の払戻となりました。
フライングや失格による返還制度は誰もが納得しません。こういったレースは珍しくありませんが競馬のように失格イコール返還なしよりはマシですね。
このような珍事がおきても気持ちを切り替えて予想していきましょう!
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