競艇用語 捲り差し(まくりさし)って何のこと?
競艇で優勝した舟の勝ち方で「捲り差し」という言葉をよく聞きます。
決まり手の1つの名前ですが、具体的にはどんな走行方法なのでしょうか?
まずは差しを知ろう
差しとは2コースから6コース、すなわち1コース以外でスタートした艇がスピードを落とすことなく第1ターンマーク(コーナー)で内側にいる艇を外から追い抜く戦法。
そのまま勝ったら決まり手は「差し」となります。
競艇では常に内側を走る1コースが有利なのは周知の事実です。
この1コースを抜くためにはコーナーにおいてスピードを落とすことなくコーナーをまわるため、高い技術を必要とします。
ベテラン選手よりも若手がこの手で勝つことが多いです。
捲り差しとは
アウトコース寄りの3コース~6コースからスタートした艇が第1ターンマークで複数の艇をまくって(追い抜く)、尚且つ先行しようとした艇を差す戦法です。そのまま勝てば【まくり差し】が決まり手となります。
難易度は最も高く新人選手には到底無理で、失敗すれば接触や転覆になる可能性が高くなります。
スピードを出してコーナーを回るため、ハンドリングはもちろんのこと、瞬時の判断力も必要になってきます。
捲り差しが醍醐味とも言われる競艇なので予想をする際は過去に捲り差しを決めたことがある選手かどうかもチェックしておきましょう。
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