勝てる方程式の存在はあるか

競艇に勝てる方程式は存在するか

競艇を長らくやっていると、ある程度の人は”方程式“に注目します。

方程式は条件が一致するレースにおいて一定条件を買い続けることによってプラス収支にすることです。

・１２５６の３連単ボックス

・３号艇単勝

・１－２の２連複

などなど、１日を通して選手やモーターなどは関係なく同じ舟券を書い続ける方法です。

もっとも１着になりやすい１号艇ですが、実際のレースに当てはめてシュミレーションをしてみましょう。

例えば全国の競艇場で最もインが強い大村競艇においては１号艇が強いので賭け続ければ勝てそうな気もしますが、ほとんどの人が１号艇を予想しているため、よく当たりはするものの、トリガミ(払戻金よりも購入額が大きいこと)してしまいます。

実践編を見てみましょう。

対象：オラレ島原開設９周年記念競走初日(2017年9月26日開催)

購入：1,200円

払戻：1,390円

回収率：115.8%

これが１レースにつき、１００円ではなく１万円の舟券を買っていた場合、１２万円を使って１３万９千円が払戻され、１万９千円勝ちとなります。

回収率１００％を超えたため、勝ちの結果となりました。

それでは毎日これを続けていると……

結果はマイナス収支となり負けます。

１日限定で実践して勝つ可能性はありますが、日々買い続けてプラス収支を維持続けることは難しい上に、１号艇の単勝ともなると払戻が１００円だったり、勝てても投資に対してわずかなプラスだったりするため、ハイリスクローリターンな結果となります。

一定条件で舟券を買い続けるには高い払戻が必須となります。

その為には穴を狙う必要があります。

しかしながら、競艇のレースの枠順(出走表)はお客さんに楽しんでもらったり、いつもと違った展開を作ろうとする番組マンが編成しています。１号艇ばかりが勝ち続けている日があれば、逆に１号艇が勝ちにくい枠順を作成します。

また、いくらインが強いコースにおいても選手が使用するモーターが劣悪であれば勝つことは難しいです。

特に競艇では階級が異なる選手でのレースが数多く開催されるため、条件で予想することは困難です。

逆に異なる階級の選手が出場するレースにおいてはもっとも階級の高いA1の選手の単勝ばかりを予想し続ければプラス収支になるかもしれませんし、

あらかじめ決めておいた方程式で当たりやすくなるのは一時的です。

それが「番組マンの思惑」を読むことです。

前日の結果を見るとわかりやすいのですが、やたらと３号艇や４号艇に勝利が偏っている場合や５号艇６号艇の上位入賞が目立つケースなど、番組マンのクセがレース結果に反映されることが多いです。

ただし、重要なGが付くようなグレードレースではなく、一般戦がほとんどとです。

特に前日荒れているレースが多い日はチャンス。

一度当たれば勝ち確定の条件買いなども存在するはずなのでまずはシュミレーションからはじめてみることをおすすめします。