4月1日よりボートレース住之江で開催されたG1太閤賞競走開設65周年記念が全6日間の全日程を無事に終え優勝者が決定しました。
今節は現在コロナウィルス感染者が増え続けている大阪市の「まん延防止等重点措置」の適用を受けたため、後半2日間は進行時間が通常のナイターG1より約1時間早まりましたが、売上目標の100億円を無事に達成し、3月に開催された64周年と2カ月連続での売上100億円突破となります。
この記事では太閤賞65周年記念の優勝者・優勝戦詳細・総売上・獲得賞金ランキングを紹介していきます。
目次
太閤賞競走開設65周年記念 結果・総売上・賞金ランキング
開催地 | ボートレース住之江(大阪) |
日程 | 2021年4月1日(木)~6日(火) ナイター開催 |
タイトル | G1太閤賞競走開設65周年記念 |
優勝賞金 | 1000万円 |
場コード | 12# |
進行 | 全6日間(予選4日間) |
坪井康晴が4年ぶりとなるG1制覇
4月1日よりボートレース住之江で開催されたG1太閤賞競走開設65周年記念は坪井康晴が優勝を決めました。
優勝戦は、SGボートレースクラシックを制した石野貴之、そして峰竜太・馬場貴也・丸岡正典・吉川元浩とそうそうたる顔ぶれの中でまくりを寄せつけず1枠から圧巻の逃げ切り、G1優勝は2017年三国64周年以来の4年ぶり、通算11回目のG1制覇になります。
優勝後坪井は
「エンジンもいい調整ができた。抜けたところはなくても水準以上はあったし、優勝戦は中堅上位の足になっていた」
「久しぶりに獲れた。うれしい。この勢いで頑張っていきたい」
とコメントしています。
坪井康晴の出場の決定しているG1以上の大会は以下になります。
開催期間 | レース場 | グレード | タイトル |
4/10~4/15 | 大村 | G1 | ダイヤモンドカップ |
5/15~5/20 | 平和島 | G1 | 開設67周年記念トーキョー・ベイ・カップ |
6/6~6/11 | 福岡 | G1 | 福岡チャンピオンカップ開設68周年記念競走 |
優勝戦詳細
優勝戦のレース詳細を確認しましょう。
着 | 枠 | 選手 | タイム |
1 | 1 | 坪井康晴 | 1’47″9 |
2 | 2 | 吉川元浩 | 1’49″1 |
3 | 5 | 馬場貴也 | 1’50″3 |
4 | 4 | 石野貴之 | 1’51″4 |
5 | 3 | 峰竜太 | 1’52″0 |
6 | 6 | 丸岡正典 | 1’55″4 |
勝式 | 組番 | 払戻金 | 人気 |
3連単 | 1-2-5 | ¥3,080 | 10 |
3連複 | 1=2=5 | ¥1,600 | 6 |
2連単 | 1-=2 | ¥530 | 3 |
2連複 | 1=2 | ¥450 | 3 |
拡連複 | 1=2 | ¥270 | 3 |
1=5 | ¥420 | 7 | |
2=5 | ¥610 | 10 | |
単勝 | 1 | ¥170 | |
複勝 | 1 | ¥120 | |
2 | ¥210 |
優勝戦は本番のピット離れで石野貴之が少しのぞきましたが、内を締めきれず進入は枠なりの3対3。
坪井の起こし位置は2マークのオレンジブイより奥で、かなり楽なインスタイルとなりましたが、チルトを0度に上げ(今節全レース)、展示タイムはトップの6秒67をマークしかなりの伸び仕様に仕上げていました。4カド石野が脅威の存在でした。
スリットは、石野がコンマ17とやや慎重な仕掛けとなってしまったのに対して、イン坪井はコンマ10のトップスタート。
1Mまでに石野は伸びて3コース峰竜太を絞り込みましたが、内枠両者までは届かずじまい。
結局、坪井が1Mを先取りして優勝。
後続は2コースから差した吉川元浩が、2Mで馬場貴也を差して2着。3着争いは、馬場が2周1Mで石野を差して食い込み、3連単は1-2-5で3080円でした。
総売上は前回大会に続き100億円超え
G1太閤賞競走開設65周年記念の日別売上・総売上・利用者数は以下になります。
日付 | 売上額 | 利用者 | 返還額 |
2021/4/6 | ¥1,746,985,200 | 202,203 | ¥0 |
2021/4/5 | ¥1,595,757,000 | 178,496 | ¥0 |
2021/4/4 | ¥1,716,129,700 | 203,612 | ¥0 |
2021/4/3 | ¥1,803,092,800 | 201,382 | ¥0 |
2021/4/2 | ¥1,753,310,700 | 195,901 | ¥35,026,100 |
2021/4/1 | ¥1,884,259,000 | 196,874 | ¥0 |
合計 | ¥10,499,534,400 | 1,178,468 | ¥35,026,100 |
今シリーズでの目標は100億円でしたが、6日間の総売上は
104億9953万4400円
今節は新型コロナウイルス感染症対策として、大阪市が「まん延防止等重点措置」の適用を受けたため、後半2日間は進行時間が通常のナイターG1より約1時間早まりましたが、それでも、優勝戦だけで約8億円近い売り上げをマークして、最後は目標達成となりました。
獲得賞金ランキング
G1太閤賞競走開設65周年記念を終えた時点での獲得賞金ランキングTOP10(4月6日時点)は以下になります。
順位 | 選手 | 獲得賞金 |
1― | 石野貴之 | 5117万円 |
2― | 丸野一樹 | 3246万円 |
3― | 篠崎仁志 | 3177万円 |
4↑ | 馬場貴也 | 2875万円 |
5↑ | 湯川浩司 | 2527万円 |
6↓ | 新田雄史 | 2513万円 |
7↑ | 峰 竜太 | 2494万円 |
8― | 中島孝平 | 2405万円 |
9↓ | 桐生順平 | 2376万円 |
10↑ | 坪井康晴 | 2294万円 |
ボートレースクラシック後より大きな変動はありませんが、今大会で優出した馬場・峰が上昇しています。
そして今大会優勝の坪井康晴がTOP10入りとなります。
王者【峰竜太】復活!
G1浜名湖賞の非常識なフライング以来、2大会連続予選落ちと調子を崩していた峰竜太ですが、太閤賞では優勝こそしていませんが優出し復活を遂げています。
特に印象的だったのは準優戦11Rで2号艇・瓜生正義、3号艇・太田和美の2人が1M握る展開を4コースから狙い澄ました差しハンドルで1着ゴールを決めたレースです。
峰もレース後に
と自画自賛。
峰は4月10日よりボートレース大村で開催されるG1ダイヤモンドカップ終了後にフライング休みに入り、休み明け1試合目がボートレース若松で開催されるSGボートレースオールスターなので、流れを掴む意味でもダイヤモンドカップでの【優勝】を狙います。
ボートレース住之江(住之江競艇場)概要
所在地 | 〒559-0023 大阪府大阪市住之江区泉1-1-71 |
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電話番号 | 06-6685-5112 |
交通・ アクセス | ・地下鉄四ツ橋線・住之江公園駅下車。北口出口から徒歩3分 |
WEB サイト | http://www.boatrace-suminoe.jp/ |
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