2021年多摩川【SGチャレンジカップ/G2レディースCC】概要まとめ/予想

11月23日よりボートレース多摩川で、【SGチャレンジカップ】そして【G2レディースチャレンジカップ】が同時開催します。

チャレンジカップはSGグランプリシリーズへの最終トライアル競走として、レディースチャレンジカップはプレミアムG1であるクイーンズクライマックスへの最終トライアル競走として位置づけられています。

同日開催？と思われる人もいるかもしれませんが、同日・同場所大会となったのはレディースチャレンジカップが新設された2014年の17回大会からで、1日12レースの中で、チャレンジカップ・レディースチャレンジカップが行われます。

出場資格は

と、今年のボートレースを代表する男女のTOP選手の戦い同日同じ会場で見れる貴重な競走となります。

 

この記事では【SGチャンレジカップ】・【G2レディースチャレンジカップ】の出場選手・歴代優勝者・ドリーム戦・モーター情報等を紹介していきます。

11月23日開催【第24回チャレンジカップ/G2レディースCC】概要

チャレンジカップ・レディースチャレンジカップは1日のレースを通して振り分けされていて、全日程の詳細は以下になります。

 

出場選手一覧

成績期間：2020年11月1日～2021年4月30日

歴代優勝選手

チャレンジカップ過去10回大会の歴代優勝者・枠・決まり手です。

チャレンジカップでは毒島誠選手、石野貴之選手が強さを見せていますね。

 

続いてレディースチャレンジカップ全7大会の歴代優勝者・枠・決まり手です。

過去3大会の優勝者で今節も出場の遠藤エミ選手・寺田千恵選手・守屋美穂選手の優勝争いになる事が予想されます。

ドリーム戦

Wドリーム戦の場合は初日12R・二日目12Rと二日に分かれ開催されますが、チャレンジカップでは初日11R・初日12Rの開催となります。

ドリーム戦出場選手の2021年成績・多摩川通算成績をご確認下さい。

集計：~2021年11月10日

集計：~2021年11月10日

レディースチャレンジカップ注目選手

やはり優勝最有力候補と言えば遠藤エミ選手です。

今年の獲得賞金は【4721万円】と1位を独走中で、レディースチャレンジカップ過去8大会連続出場の唯一選手で、優勝も3回。

8月のG1レディースチャンピオンも制し、11月にめっぽう強いと言われている遠藤選手の2大会ぶり4回目の優勝に期待です。

チャレンジカップ注目選手

獲得賞金ランキングでは2位に約2000万円の差をつけ現在【1億3752万円】と1位独走中の峰竜太選手。

今節でも誰もが認める最有力優勝候補ですが、今年のSG戦線はチャレンジカップで7戦目になります。

更に凄いのはドリーム戦1号艇はすべて峰選手で、賞金・勝率・ファン投票などあらゆる面でボートレース界のトップを走ってきた証しですね。
そんな峰選手ですが、今年ここまでSGのドリーム戦は6走して4･1･1･1･4･1着。

若松オールスター・児島グラチャン・芦屋オーシャンカップ・平和島ダービーではイン逃げを決めましたが、福岡クラシックと蒲郡メモリアルではイン戦4着に敗れています。

そしてこの成績が最終結果にも直結しており、ドリーム戦を勝った4大会はすべて優出したのに対し、ドリーム戦で敗れた2大会はいずれも優出を逃しています。

チャレンジカップでもドリーム戦が優出への試金石となるか注目ですね。

モーター情報

多摩川でのモーターは2021年5月20日より使用され相場が固まり始めています。

まずはモーター2連対率ベスト10をご確認下さい。

集計期間：2021年5月20日～11月10日

多摩川の押さえておきたい注目モーターは？

多摩川で押さえておきたい注目モーターは【32・49・67】

摩川現行機の最高2連対率機でV数は0ながら、優出回数は5回とトップタイ。
初おろし節で中野次郎選手が行ったピストンリング整備が当たり、力感のあるレース足を維持し続けていいて、安定感No.1モーターです。
ただ、乗艇者各選手からは、パンチ力という部分で「いい機だけど、エース機という感じでは･･･」というコメントがつくことが多く、10月周年戦も毒島誠選手が1枠で優出を果たしましたが、機力コメントに対しては手放しで良しとはしなかった事が印象に残ります。
温水パイプが付いた後は目立っていませんが、出足系を中心にポテンシャルは高く優出5回の実績を持つ上位モーターです。

使用開始2節目の優勝戦で転覆し、ピストンを交換していますが、その後も4回優出しています。
10月の周年戦では茅原悠紀選手が乗艇し、ファイナルは強烈なストレートを駆使して4カドまくり、見事優勝を果たしたモーターです。
その直後のルーキー戦では、蒲原健太選手にデビュー初優出をもたらし、その蒲原選手からは「こんな直線がいいのは、今まで経験したことがない」というコメントも出ています。
直前節の高橋二朗が転覆を喫したがアシ落ちはせず、伸びが良い上位モーターです。

8月一般戦で優勝を果たした山田哲也選手が「この機がエース機です」予言したモーター。
山田の選手体感は確かで、優勝こそ1回のみですが、その後5人の乗艇者はいずれもトップ級の足に仕上がっています。
特に9月周年戦の船岡洋一郎選手、その直後の10月一般戦で広瀬聖仁選手(優勝戦1号艇5着)乗艇時の中間速のムードは強烈の印象を与え、やや直線系の印象が強かった機ですが、現在は最高の実戦型モーターとして仕上がっています。

コース別着順率

直近のボートレース多摩川のコース別着順率です。

データ：2021/08/01～2021/10/31単位：％

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続いて昨年同時期のコース別着順率もチェックしましょう。

集計期間：2020/09/01～2020/11/30単位：％

インコース1着率は年を追うごとに強くなっていますが、全国平均に比べるとやや低め。

その分2コース1着率が高く、全国平均よりも2.5%高めになっています。

今節では獲得賞金上位のトップ選手の戦いになるので、1枠優位になる事は間違いありませんが、差しやまくりが得意な選手が2・3枠にいた場合は狙ってみるのも◎。

かつては3コースが強かった印象がある多摩川ですが、最近の3~6コースの1着率は全国平均とほぼ同じなので、「センター・アウトが強い」と言う潜入観念があったら少し見直ししておきましょう！

ボートレース多摩川 情報

多摩川の土手の一部をレース場として使っている。が、使用される水は多摩川を流れる水ではなく井戸からの水を使っている。 風の影響が出ないように防風林が設置されているため、荒れることが少ない。そのため、日本一静かな水面と言われている。 1コースが弱めでマクリがきまりやすいことでも有名。関東では最も水面が広く走りやすい。

・モーター 　→　減音

・水質 　→　淡水

・干満差 　→　なし

・レコード 　→　1.42.7 今坂　勝広 2001/01/15