2021年G1北陸艇王決戦結果　優勝者・総売上

ボートレス三国で2021年3月11日～16日の6日間で開催された開設６７周年記念【北陸艇王決戦】の優勝者が決定しました。

そして今大会では初日から2回、二日目にも1回と、フライングによる返還が1億円以上ありましたが、6日間の総売上はいくらだったのか。

優勝者以外にも史上143人目となるデビュー通算2000勝を達成した選手もいました。

この記事では優勝者・優勝戦・総売上等を紹介していきます。

北陸艇王決戦　概要

G1浜名湖賞の初日に「非常識なフライング」で即日帰郷となり、以来のG1戦で優勝が期待されていた峰竜太ですが、今大会優勝戦へ進む事は出来ませんでした。

15日の準優勝戦11Rで全校枠の1号艇で出場したものの、3号艇の藤山雅弘のまくり攻めにのみ込まれる、まさかの展開に・・

その間隙をキッチリと捉えた吉田拡郎がまくり差しで突き抜けて１着を奪取。
さらに大外から柳沢一が2番手に続き、徳増秀樹が3着に入着で峰竜太は6着と言う結果に。
この3連単4-6-2は11万3710円という〝超〟大穴となりました。

優勝は田村隆信、15回目のG1制覇！

2020年は一般戦を含めても優勝なしと大苦戦した田村隆信でしたが、G1の舞台で長いトンネルからやっと抜け出し優勝を勝ち取りました。

予選6走を3勝、2、3着1回ずつの好結果でトップ通過を果たすと、準優12Ｒをきっちり逃げ切り。迎えた優勝戦もこん身の旋回を披露しました。

試合後「今年G1初V？いや、昨年がゼロだからね。だいぶ優勝から遠ざかっていたので手が震えたよ。去年のことは忘れ、年末（グランプリ）に向かって、しっかり走っていきたい」とコメントし周囲を笑わせる余裕も戻ってきて、輝きを取り戻すきっかけになる、大きな優勝だった事は間違いありません。

田村隆信の今後のG1以上の大会での出場予定は

となります。

今回のG1優勝を皮切りに、2021年は昨年の分まで好成績を残してくれる事を期待ですね。

優勝戦詳細

優勝戦のレース詳細を確認しましょう。

レースは展示同様に枠なり３対３の進入。1枠の田村はコンマ12の的確スタートを決めたが、６番手スタート。それでも落ち着いて１Ｍを先取りすると、差した２枠今垣、握った3枠吉田拡郎を封じて圧勝しました。

総売り上げは？

北陸艇王決戦6日間の目標は60億でしたが、総売上は

でした。

65億円は重さにして約65kg、積み重ねた高さにすると約65メートル(20階建マンションくらい)です。

今回目標を上回る売上でしたが、その中でもフライングが3度あり

初日5R
1枠　水摩敦
4枠　西野雄貴
初日6R
4枠　松山将吾
2日目7R
1枠　渡辺浩司

と人気の1枠の2度のフライングがあった事から返還額が

1億7198万600円

となっておりますが、それでも4億も目標を上回っていますね。

最近ではネットやアプリで舟券を買う事が出来るので、コロナに影響される事もなく全体的にボートレースの売上は上昇傾向にあるようです。

赤岩善生が史上143人目の2000勝を達成

北陸艇王決戦の最終日である3月16日7Rで赤岩善生がインから逃げて1着、そして史上143人目となる2000勝を達成しました。

赤岩善生は1998年5月デビューの82期で、約22年10カ月での大台到達となり、現在優勝回数も99回なので、100Vまでの残り一歩となっています。

レース後赤岩は「自分にとって2000勝は通過点。また１勝１勝、白星を積み上げていけるように頑張りたい」とコメントしています。

ボートレース三国　概要

水面はプールのため淡水。このコースは硬い感じがして走りづらいと選手間で言われいる。。スタートラインに対して追い風が吹く傾向がある。本州では日本海側唯一の競艇場。

・モーター 　→　減音

・水質 　→　淡水

・干満差 　→　なし

・レコード 　→　1.43.3 徳増　秀樹 2004/10/24

2021年3月三国競艇場【開設67周年記念　G1北陸艇王決戦】詳細・予想

SG開幕シリーズ「SGボートレースクラシック」の前哨戦と位置づけされる北陸艇王決定戦がボートレス三国で3月11日より開催されます。 ボートレース三国と言えば、先日行われた第64回近畿地区選手権競走で日本最速タイムを...

boat-race.biz

2021.02.26