広島支部の豊田泰洋選手。1年間の長期欠場から復活となります。
復活レースや例の事件についても触れていきたいと思います。
地元宮島で豊田 泰洋選手が復活
ちょうど1年前の2017年8月1日午前2時過ぎ。豊田 泰洋選手が逮捕され競艇業界には激震が走りました。
逮捕容疑は公務執行妨害。2017年7月31日、戸田競艇場(埼玉県)の一般戦「アサヒスーパードライカップ」を終えて地元広島の宮島に戻ってきました。
レースが終わり打ち上げをしていたのでしょうか。
泥酔状態でタクシーに乗り寝てしまい、タクシー運転手が困ったため警察に通報。かけつけた警官が職務質問をしようとしたところ、現金などを投げつけて逮捕されました。
報道を見るからに直接手を出したり(殴る・蹴る)などはしていないようでした。
詳細記事≫豊田 泰洋選手を逮捕
お酒に酔っていて覚えていないということだったのでかなりの量のアルコールを摂取したのだと予想がつきます。
酔っていたとはいえ、警官の公務を妨害する行為はよくありません。
宮島競艇2018年9月3日 豊田泰洋復活
あの事件から1年。
豊田選手が地元宮島競艇で完全復活を遂げます!
当時はB1階級でしたが復活明けからは長期欠場で出走回数の50回を超えることができずB2階級からのスタートとなります。
もちろん公務執行妨害は立派な犯罪なので援護する訳ではありませんが、酔っ払っていたということでしっかりと反省し、被害を受けた警官やタクシー運転手とも和解できている状態であればまたレースで活躍して信頼を取り戻してもらいたいです。
公務執行妨害の刑罰はどれくらい?
公務執行妨害とは公務員の業務を妨害する行為を指します。
公務執行妨害は3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金の刑です。
仮に起訴されても豊田選手は前科がないと思うので執行猶予で終えることでしょう。
公務執行妨害は観念的競合になりやすくなっています。これは1つの行為で2つ以上の犯罪を犯すことです。
この場合、罪が重いものを優先して捜査されます。
例えば警察官を殴って公務執行妨害を犯した場合、警官を殴る行為(傷害罪)の方が罪が重いので傷害事件として捜査されます。
豊田選手の件だと現金を投げつけた程度で警官に怪我を負わせたとは到底考えられません。
本人はお酒に酔って覚えていないと供述していましたがしっかりと反省をしていて証拠隠滅や逃亡の恐れがない場合は数日で身柄が解放されることになります。
今回のケースも逮捕されてから実際には1週間もせずに解放されていたのではないでしょうか。
豊田 泰洋選手は不起訴処分?
公務執行妨害での起訴・不起訴は半分半分らしいです。
豊田選手は前科もなく、間違いなく猛省しているはずです。
また、直接暴行を行ったわけでもなく現金を投げる行為以外はなかったので不起訴処分、もしくは起訴猶予処分の可能性が高いと思われます。
不起訴処分とは前科も付きませんし生活していく上で困ることはほとんどありません。
起訴猶予に関しても現在の日本においてはほぼ無罪となる処分で不起訴と同等の意味になっているかと思います。
すでに復活が決定しているので結局のところ処分は何もなかったと判断していいでしょう。
ボートレーサーを褒めたり罰したりする褒章懲戒委員会で審議にかけられた事は間違いありませんが解雇などの重い処分ではなくてファンの人は安心したことでしょう。
復帰レース概要
豊田泰洋選手の復帰レースは以下の通りです。
開催地:ボートレース宮島(広島県)
開催日程:2018年9月3日(月)~9月8日(土)
タイトル:第6回トータリゼータエンジニアリング杯競艇
一般戦ですがA1階級の選手も多く出場するレースです。
一般戦の斡旋レースなので一ヶ月前に斡旋会議にかけられ、出場が決まっていたことでしょう。
豊田泰洋選手の1年2ヶ月ぶりの復帰レース、大いなる活躍を願っています!今度はA階級も期待しています!
■豊田泰洋プロフィール
アサヒスーパードライカップ☆前検日!
4395下河雅史選手/4561藤山翔大選手/4327加藤翔選手/4429豊田泰洋選手 pic.twitter.com/IIR9SVt080— ボートレース戸田 (@boatracetoda) 2017年7月27日
登録番号 | 4429 |
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生年月日 | 1985/09/30 |
身長 | 168cm |
体重 | 59kg |
血液型 | A型 |
支部 | 広島 |
出身地 | 広島県 |
登録期 | 100期 |
級別 | B2級 |
まずはA階級を目指して頑張ってほしいですね。
結果を残してファンの声援に応えることを期待しています!
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