ありえない!2017年最も驚いたレース
365日休み無しで全国のどこかしらでレースが開催されている競艇。
何も起きないほうが珍しいです。
3連単で682,760円が出たり、競艇場に爆破予告をして逮捕されたり、選手が逮捕されたりと話が尽きません。
2017年も残すところ2ヶ月。今年一番驚いたレースは間違いなくあのレースです。
3億8,688万5,200円が飛んだレース
2017年4月9日 ボートレース大村で開催されたG1ダイヤモンドカップ
6日間の予選のち、勝ち進んだ6名。最後の最後、優勝戦で事件は起きました。
枠 | 選手 | 階級 |
1 | 湯川 浩司 | A1 |
2 | 原田 幸哉 | A1 |
3 | 樋口 亮 | A1 |
4 | 毒島 誠 | A1 |
5 | 峰 竜太 | A1 |
6 | 瓜生 正義 | A1 |
G1というだけあってこのレースだけの売上も3億9670万3200円と目標を上回るものとなりました。
大村競艇場はインが強いコースでも知られているため、1号艇の湯川選手の単勝または頭にした舟券が相当な数売れたはずです。
競艇では25%が控除率(テラ銭)として主催者に入ります。ダイヤモンドカップでいえば9917万5800円が主催者に入る予定だったことになります。
フライングや1秒以上の出遅れをした場合、選手は欠場扱いとなり該当する舟券はすべて返還されます。
仮に1ー6の2連単や2-6-1の3連単などで舟券を購入していて1号艇がフライングとなればそれに関わる舟券すべてが返還となります。
誰もが望まない結果に
なんと、6艇中ベテラン選手を含む1号艇・湯川浩司、3号艇・樋口亮、6号艇・瓜生正義の3艇がフライングに・・・
優勝した原田選手もスタートは0.1秒と危ない域でした。
払い戻しは3連単は240円に、2連単も240円と買った殆どの人が負けだろうと察する金額に。
一般戦ならまだ売上金額も少なかったはずですがG1の、しかも優勝戦ということで多大な売上金を失うこととなりました。
なお、瓜生選手はこのフライングが原因で年末のグランプリへは出場できなくなってしまいました。
これが2017年最大のビックリレースでしょう。
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